恐竜への過剰な愛情/または私は如何にしてはみだしを心配するのを止めマスクを使うようになったか
恐竜のメイキングです。ウロコを描くのに色々マスクを使ってみたので、まとめてみました。いつも、こういう描き方をしてるわけではありませんが、比較的速く描ける描き方ではあるようです。
まずは角龍をスケッチ、と言っても写生はできない(あたりまえだ(^^;)ので想像描きですね。道具は紙と鉛筆。最近はPainterでの直描きにも挑戦していますが、まだまだ未熟でPC内完結とはいきません。
この段階では図鑑・資料の類はできるだけ見ないことにしてます。記憶のまま気の向くままに描いた方が、形や線に勢いが出るように思っているのですが、はたしてどうですか。マンガっぽく楽しく描けるのはたしかですが。
結局、右の2頭を採用。
[1]を元に図鑑などを見ながら修正し、下絵を描く。
下絵というより全体レイアウトのための絵コンテに近い。
いつもは、このくらいでPCに取りこみます。
参考書
といっても角の方向とか肢の形とか、嘘くさいですが、そのへんは「絵」優先ということでご容赦(^^;
まあ、所詮絶滅動物、現在の復元図が絶対というわけではないですから(言い訳)
[50%]
[2]をもう少し丁寧に描いたもの。
今回はこの段階でPCにスキャナで取り込みます。(グレースケール72dpi)
[ファイル][入力用プラグ][TWAIN対応機器からの入力]
取りこんだ画像を自動レベル補正で鮮明にする。(+^L)
さらにレベル補正のレベルパラメータの右側を調整し(255→200〜230)余計な暗部を飛ばします。
[イメージ][色調補正][レベル補正](^L)
画像モードをRGBに変更。[イメージ][モード]
[レイヤー][レイヤー複製]で背景を複製し、背景はグレーで塗りつぶします。
背景は特にグレーとは限らず、完成予定または合成予定の明度色調に大体合わせておいた方が後で塗りやすい。
複製したレイヤーはこのまま塗っていくので、レイヤーの合成モードは通常のまま、周囲の空白を削除します。マジックワンドツールでおおまかに選択して削除し、細かい線の周囲は消しゴムツールで消します。
レイアウト用ラフとして扱う場合は、空白はそのままに合成モードを乗算にして、不透明度を40%程度にして保存しますが、最近はαチャンネルにコピーして必要に応じて表示させる方がなにかと便利なので、そうすることが多いです。
その場合、レイヤーは削除してしまうので若干軽くなります。