前ページまでで角龍単体としてはほぼ完成なのですが、ちょっとどぎつい目の背景と組み合わせるつもりなので、もう少し色々と効果を試してみます。
[10]のレイヤーをコピーします。コピーしたレイヤー(元のレイヤーの一つ上に位置します)の合成モードを「差の絶対値」にします。表示は真っ黒になりますので不透明度を30%位に落とします。
トーンカーブ(^M)を呼び出し、RGBカーブを徐々に調整して一番いい効果をさがします。
まずはRGBカーブの角度を逆にします。これは階調反転(^I)したのと同じです。
これはこれでなかなかいいのですが、もう少しおとなしくしてみます。
最終的にこんなカーブでこんな調子に落ち着きました。レイヤーの不透明度も20%に落としてます。
OKと判断したら、レイヤーパレットのレイヤーコマンドから「下のレイヤー」と結合を選んで二つのレイヤーを結合します。
最後にもう少し加筆します。前述の「明マスク」「暗マスク」を適用しながら、眼や影の部分などを中心に、主としてエアブラシで描き込みます。
背景を描き込んだり、他の画像と合成したあとで、さらに「トーンカーブ」(^M)で調整して完成です。
→完成画像です
以上で「角龍」のメイキングは終わりです。
[7]の塗りの部分や背景などについては説明不足ですが、ファイル容量が大きくなりすぎるので、肌の質感描写の部分にしぼりました。他は機会をあらためて、とも思うのですが、メイキング作るのは、ただ絵描くよりずっとしんどいですね。たぶん二度とできません(笑)