1.恋愛能力指数テスト中途集計結果１
何だか私の著作でもない恋愛能力指数テストが私の手を離れて独り歩きしているような感があり、きっとオリジナルの本は売れに売れていると期待している（笑）この頃だが、せっかく恋愛ゲームユーザの皆様のLQを登録して頂いたのだから、集計を取ってみようということで今回登録して頂いたデータをまとめてみた。
正確な調査開始日は記録に残っていないが、1998/08/01頃と推定される。それから1999/08/08まで、つまりほぼ1年間のデータということである。データ総数は9459（！）であった。
まず、LQの各要素を全データで平均を取ってみたのが下の表である。
| LQ要素（標準:100） | |
| A:自己愛情認知力 | |
| B:恋愛感情制御力 | |
| C:恋愛前向き楽観力 | |
| D:恋人共感力 | |
| E:恋愛関係維持力 | |
| 平均LQ | |
恐らく重複登録など色々あってどこまで正確な結果と言えるのか分からないが、この結果を見る限り恋愛ゲームユーザは一般的に恋愛能力的にはほぼ問題がないようだ。ちなみに、ほとんど無意味だが、このLQバランスのタイプは「おかまいなしタイプ」で、恋愛関係でとっぴな行動をし「ひとり相撲」を取るタイプらしい。
また、D:恋人共感力が高いタイプは、本来男性よりも女性に多いらしい。恋愛ゲームユーザは恋愛に対して女性的な（ここでいう女性的というのは恐らく旧来の、ということだろうが）考え方を持っているということだろうか。いわゆる純愛指向というのもこういうところに関係しているのかもしれない。
C:恋愛前向き楽観力は個人的には標準(100)を越えるとは思っていなかったので（失礼な）少々意外だった。彼らはまだ恋愛を諦めている訳ではないようだ（当たり前か（笑））。もっとも、必ずしも楽観するばかりが良いとも思わないのだが。（笑）
次に、タイプ別に集計を行った。（※１）
| LQタイプ | |
| おかまいなし | |
| 感情爆発 | |
| うぬぼれ屋さん | |
| 何とかなるさ | |
| 不器用者 | |
| おっかなびっくり | |
| 宝の持ち腐れ | |
| 傷のなめあい | |
| 雨降って地固まる | |
| 自滅 | |
| 自己犠牲 | |
| 妥協 | |
| 打たれ弱い | |
| 頭でっかち | |
| 二人の世界 | |
| 献身的 | |
| 欲求不満 | |
| 恋愛コンプレックス | |
| 悲劇のヒロイン | |
| わがまま | |
| 極楽トンボ | |
| 人のいいなり | |
| 恋は盲目 | |
| 自分が必要 | |
| 老夫婦 | |
| あなたがよければ | |
| 良妻賢母 | |
| のぼせあがり | |
| 甘え上手 | |
| 白馬に乗った王子様 | |
上位を見ていくと、1位にやはり「おかまいなしタイプ」が入っている。それも飛び抜けて。恋愛ゲームユーザはよほど「ひとり相撲」が好きなのだろうか。（笑）
2位の「感情爆発タイプ」も基本的にBとEが低いタイプで、相手の気持ちが分かっている上で不満や欲求をぶつけてしまうタイプ。3位の「うぬぼれ屋さんタイプ」はAとBが低いタイプ。不満や欲求を相手に表しやすく、わがままでも許されるだろうと思ってしまうところがある。4位の「何とかなるさタイプ」もBとEが低く、「自分は自分」という考えの持ち主が多い。
5位の「不器用者タイプ」は恋愛に関する立ち回りが下手で裏目裏目に出るタイプ。6位の「おっかなびっくりタイプ」はCが極端に低く、マイナス思考。過去に恋愛で傷ついた経験にある人に多い。7位の「宝の持ち腐れタイプ」は能力的には恋愛下手ではないのだが、恋愛に前向きになれないために資質を生かせず不満がたまっているタイプ。
……と見てきたが、恋愛ゲームユーザの傾向が分かったような分からないような気がする。（笑）（※２）
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※１、お詫びをしておかなければならないことがある。長い間利用して頂いたversion 0.00では、パターンチェックが厳密であったため、「分類不能」というどのパターンにも当てはまらなかった場合が5%程発生してしまっていた。本来はその場合でもどれか近いパターンに当てはめるべきであるので、version 0.10にバージョンアップするにあたって、曖昧なパターン分析を導入して「分類不能」が発生しないようにした。この集計もその分析法に基づいている。ただし、当然厳密性は損なわれることになる。
※２、動作テストを兼ねて、久しぶりに自分でやってみた。（笑）145/100/111/68/122/109、知性に優れるものの感情が著しく乏しい「頭でっかちタイプ」。何というか…嫌ーん。（笑）
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