原作について



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作者
備考
冥王計画ゼオライマー 冥王計画ゼオライマー(全1巻) 久保書店 \ 850 1986/03/25
ちみもりを
『レモンピープル』(あまとりあ社刊)で連載(1983年10月号〜1984年11月号)。

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第1章 冥王覚醒

秋津マサト。人付き合いがやや苦手なごく普通の少年であった。ある日「ゼオライマー!」「氷室博士・・・」と叫びながら父は死に、身内は誰もいなくなってしまう。間もなく、彼の通う学校に氷室美久という少女が転校したことで、彼の運命は大きく変わることになる。

放課後、彼女の叔父である氷室博士の家に招待されたマサト。地下室は秘密基地となっており、そこで氷室博士と初めて対面する。そこへ、鉄神帝国(ネマトーダ)の重鉄神(Gクラス)が接近してくるとの警告が! 博士はマサトに、基地に格納してあったGクラスロボ・ゼオライマーに搭乗するよう言い渡すのだった。博士の話では、ゼオライマーはマサト以外の人間には操縦できないようにプログラムされており、彼以外にこの危機を救える者はいないのだ。仕方がなくゼオライマーのコックピットに座るマサト。一方美久は、子宮内に次元ジョイントを埋め込まれる。このシステムによりゼオライマーは次元連結システムを発動することができるのだ。

鉄神帝国の重鉄神デスパイザーと対峙するゼオライマー。しかし、いきなりコックピットに座ったマサトが満足に操縦できるはずもなく、一方的に攻められてしまう。その様子をモニターで見ていた鉄神帝国のゴルシード将軍は疑念を抱く。「『次元連結システム』がこの程度のモノであるはずは・・・」

ゼオライマーがまだ覚醒していないと判断したゴルシールドは、パイロットを引きずり出すよう命じる。「このままではやられる―――!!」マサトの中に恐怖の念が生じた、とその時マサトの中で何かが起こった。突然ゼオライマーは信じられない力を発揮し、デスパイザーを粉々に粉砕してしまう。その様子を見ていた氷室博士は呟く。「成功だ、一応はな・・・」 一方、マサトは自分が何をしたのか分からなかった・・・。

戦闘終了後、マサトは氷室より全ての事情を聞く。鉄神帝国に入った後、帝国を利用して世界征服の野望を抱いたこと。同じ野望を持っていた同僚の若槻博士と共謀し、世界征服実現のためにGクラス・ゼオライマーの開発に着手したこと。ゼオライマー覚醒寸前に目論みが発覚し、若槻と妻は殺されたこと。氷室は助手であるマサトの父・秋津とともに、マサトと美久の「胚芽」を持って脱出したこと・・・。マサトには衝撃的な事実ばかりであった。そして、最後に氷室は彼に告げる。「ゼオライマーは君しか操縦できん。だが、これだけは言っておこう。鉄神帝国はゼオライマーをほおってはおくまいよ。」

美久に寮へ送られる途中、マサトは尋ねる。「君もあれのパイロットなの?」「私はパイロットじゃないわ。部品(パーツ)なの。」 “部品”!? 美久の言葉に戸惑うマサト。基地内では、一人呟く氷室の姿があった。「若槻・・・これが私の復讐だ」 その時、突然吐血する。「まだ死ぬわけにはいかん・・・」 果たして、氷室の真意とは・・・!?

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第2章 バースト・シティ・インフェルノ

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第3章 前世浮上

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第4章 ローズ・セラヴィ

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第5章 ゼオライマー暁に出撃す

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