反面PM6の高域がPM3に比べると不満が有るので、300BのRgを100KΩに取りかえ、低中域はPM3よりは、ふところの深 い鳴り方をする。
 一段と高域のヌケが良くなるがPM3の魅力には追 い着かない。
 共に良し悪るしが長所であり欠点でもある。
 もしPM 2、PM4が加わる事があれば、PM3、PM6では味わえない逸 品のスピーカーだと思う。PM4が欲しいな。

 追記

 後日製作の単管PT-15/VT104三結シングルでのPM6の 昔出しの結果はPM3に比べても何ら不満のない素直な高域のヌケと 低域広がりで末知なるローサーを知る。
 PM3の接続では余り良くな い。300Bが良い。この辺りが自作の面自みである。
 本稿校正中に山本氏から電話あり。先日、佐久間氏から貫った東芝 最後の送信管4B85別名“ブタ球”が五結動作で試作ながらもド追 力の快音が出たとの嬉しい連絡。
 直ちに4B85同等管4B38をサン・オーディオに住文する
。 もうひとつのお話は予期していた通りにPM2が切れた事。宝塚ヒ アリング会から一カ月あまりで5本のローサーがブチ切れた悲しい連 絡。
 怪奇である。

 分わけ入りても 分わけ人りても 青い山

 山頭火

6/6