Research
純愛時代の恋愛ゲーマーたち
―(3)それぞれの純愛。それぞれの恋愛。(中編)
恋愛ゲーム学補講 第29講
0.概要
2001/06/01〜2001/11/30に当サイトで実施した「恋愛ゲームに関するアンケートExtra2」を集計した。中編では「純愛」を選択された方のコメントを紹介する。
2003/03/10初版
1.「純愛」or「恋愛」による「純愛」観の違い
ずいぶんと間隔が空いてしまい申し訳ない。前回は、どんな「純愛」観を持っている人が、「純愛」をポジティヴに捉えているかを見たが、今度は、「純愛」or「恋愛」の選択による「純愛」観の違いを、クロス集計の軸を逆にして見てみよう。
これによると、大きく「純愛」観の比率が変わってくるのはその他を除くと「3.どちらでもいいからしたい」「4.どちらにも興味ない」であり、「1.純愛」と「2.恋愛」とではむしろ違いが少ないことが分かる。その中では、「1.純愛」を選んだ人に特徴的なのは「4.2人の関係性の形で、肉体的関係の有無とは無関係の精神的関係」を選んだ人が比較的多いということは言えるだろうか。
2.「純愛」を選んだ方のコメントより
それでは「『純愛』と『恋愛』、あなたはどちらを選びますか?」という質問に対して「純愛」を選ばれた方は具体的にどのように考えているのか。各「純愛」観ごとにコメントを掲載させて頂く。
1)対象への想いの形で、脇見をしないひとすじの想い
- 私は、純愛を望む。恋愛の、より深くなったものだと解釈している。恋愛は、男女が好意を抱き、焦がれることそのものを指すのだと思う。そこからお互いを認め、高めあっていく過程で深いつながりが生じて(肉体的関係含む)、精神的にも肉体的にもその相手だけを必要とする(自らの人生のパートナーとして、愛情を注ぐ対象として)ようになって初めて純愛と言えるのではないだろうか……。
- 「恋愛」とは、究極的には生殖を目的とした、いわば本能的に異性を求める感情(性欲)を根幹に持つものと考えます。その中で、特定の相手を持ち、その相手と望ましい関係(個人差はあるでしょうが)を築こうとするとき、それを恋愛と定義できると思います。対して「純愛」とは、「友愛」「隣人愛」「家族愛」「人間愛」勿論「恋愛」と言った、様々な愛を一途にかなえようとする意志の内、純粋に相手の事を思いやる気持ちを指すものと考えます。以上、独断と偏見でした。
- 純愛は相手に自分の気持ちを伝えてなかったり、相手が自分の気持ちに気付いてなかったりすることで、恋愛は相手が自分の気持ちを知ってるって感じがします。色にたとえると純愛が真紅で恋愛はピンクって感じ。赤に白が入るからピンクになるのと同じで、2人じゃないと恋愛はできないって感じがします。私は女なんですけど、男の人に愛されたことがないから純愛も恋愛も男の人にあるのかどうかわからないですけど。
- 純愛は恋愛に似ていると思いますどこで区別されるのかはその想いの中にあると思います。EX: この娘を彼女にしたい→純愛。この娘を彼女にして皆を驚かせたい→恋愛。要するに彼女に対する想いがいかに清らかかによって恋愛と純愛が区別されるのではないでしょうか?(説明不足ですいません)
- 純愛は愚かしいけど、あえて愚か者になった方が幸せなこともある。
- 純愛の純を純粋と連想すれば、純愛の方がピュアな感じがする。
- 「純愛」は、問1の回答1の様な"一方通行"のもの、「恋愛」は、主体・対象間の"双方向"のもの、と考えています。
- 例えば、遠く離れていても、何気なく夕日を見上げれば、相手も同じ夕日を見ていると信じられる事。例えば、仕事に切羽詰って、ようやく一息入れた時、相手が今、何をしているか考えれば、また元気が甦る、そんな事。2人が揃った時、やっと初めて魂が完全な形を補え合える、そんな関係。
- 純愛と恋愛の違いについて人それぞれ、価値観などにより、恋愛の内容、求める物も違うと思うが、その恋愛の中のひとつの求め方として、「純愛」があるのかなと思う。純愛以外の言葉もあると分かりやすいのだけど、「恋愛」とくくる中には、純愛であったり、他の相手を求める形が示されるのではないかなと思う。
- 純愛=邪心のない、ひたむきな愛。 恋愛=男女が恋い慕うこと。また、その感情。
- ☆純愛と恋愛との違い☆僕の考えとしてまず『純愛』の方ですが純愛とは一人の女性(または男性)だけを一途に思い他の人に告白されようが、周りからなんと言われようが決して自分の思ってる人以外の人にはなびかない。要するに「私にはこの人しかいない!この人以外好きになる事なんて考えられない!!」という強い思いが『純愛』というものだと考えています。逆に後者の『恋愛』の方ですが、これは純愛とは少し異なり人生の中で複数の人を好きになり、そして最終的にこの人だ!と決める純愛までの過程だと思います。人によってはイキナリ純愛から入る人はごく稀だと思いますが僕は21年間生きてきて今まで一人の女性しか好きになった事しかありません。しかし、その女性はもうこの世にはいません……でも僕は今でもその女性の事が好きです!!……っとちょっと喋りすぎましたね。ではではsee you♪
- たとえ実ることがなくても、相手が自分を愛してくれなくてもただひたすら愛を与えたい。そしてその想いを貫いても辛くなく、幸せだと感じられる。もちろん押し売りじゃなくて。ただ友達としてだけ傍にいられるだけで優しくなれる。そんな人に出会ってもう10年以上たつ。もう二十歳も超えてしまったけどこの愛は貫きたいと思う。相手に純粋に愛を与えたいって思ったらそれが純愛っていえるかも。俺は幸運にも初恋がその人だったけど、たとえ一人目じゃなくてもいいんじゃない?
- 純愛というとやはり1人の人に対してまっすぐな視線を感じます。恋愛というと相対的な恋愛関係。恋愛の中の1ジャンルとして純愛があるような…誘惑にも負けず、というよりむしろ、誘惑などにはわき目も振らず、ただ一人の相手のみを愛するのが純愛という感じですか。みんな憧れるでしょうけど、たいていはだいたいの相手で手を打って、あちらこちらに目移りしつつ、本命として愛してる、というのが恋愛の大方のパターンという気がします。ただ、純愛が継続されるためには2人が同じテンションでいないと難しいかなと。そういう意味では存続の危うさもあり、貴重な恋愛形態といえるのではないかと。
- 俺の純愛観は、欲望、妥協、理由等の説明できる感情を恋愛関係から差し引いたとしても二人の関係を保てることである。自分自身を成り立たせる必要条件として相手が存在していることである。
- 純愛は質! 恋愛は量!
- 純愛は、肉体的な関係より運命的な関係を望むものだと思います。恋愛では、お遊びの様な関係になったとしても、純愛だとお互いを気遣って将来の事を考えていける関係になるものだと思います。相手を純粋に愛して、相手が答えてくれなかったら悲しいかも知れないけどそれはそれでイイ事、いい経験になって、もっともっと純な恋が出来るもんだと思います。
- むずかしいですね。言葉通りに混じりっけのない純粋な愛が純愛。いろいろとからんでくるものが恋愛。というのはどうでしょうか。(^^;
- 純愛は素直に好きと言える、キレイな恋愛。ただの恋愛はお互い好き、なだけ。
- 想う人に対しての恋愛には時間的にも精神的にも余裕がある。想う人に対しての純愛には時間的にも精神的にも余裕はない。
- 純愛はときには自分の身をひく事を考え、純粋に相手の幸せを願うもの。恋愛は自分と相手の二人での幸せを願うものではないかなと思う。
- 「純愛」は一途! 「恋愛」は目移りしている!
- 純愛は好きという感情の中に「特定の人以外には考えられない」という強いものがあるように感じます。恋愛と聞くと別に特定という訳ではなく好きという感情だけあるという感じに聞こえます。
- 純愛は相手に尽くす愛情。恋愛はラブゲームであり、駆け引きを楽しむ遊戯かと思いますが…いかがですか?
- 純愛って言うのは、恋愛のカテゴリ分け(鬼畜だとかロリだとか、今はたくさんのものがありますが…)に含まれない、「その他」という類分けだと思います。実際に、一般ゲーム売り場には、「その他」というコーナーが存在するのに対し、18禁コーナーにはないでしょう? つまり、「どうにも特徴がない、普通の恋愛」というのが、その本質だと思います。…とかって、18歳になったばかりの奴が偉そうに書いてるわけですが…。
- 漠然としたものですが、『純愛』と聞くと、痛みを伴うものというイメージがあります。
- 純愛とは、童貞或いは処女の、異性に対する独占欲を言葉にしたものであると思います。
- 純愛は相手のことを真剣に想い、恋愛は遊び感覚。
- お互いに恥じらいをもって、互いに信用するのが純愛。対象は二次元の方が多い。もう、2人の中が親密になりまくってるのが恋愛。これは遊んでも良い物。(浮気OKってこと)
- 大好きな人といっしょにいることです。
- 純愛は、純粋な愛。恋愛は、様々な、優しさや、尊敬なんかが混じった愛。
- 純愛は相手の事を切に思い、見返りを期待しないモノだと思います。
「恋愛は量」には目からウロコ。
2)対象への想いの形で、決して実ることのない想い
- 純愛は実らなかった後もむその人だけを思いつづけて一人身で一生過ごすもの。恋愛は壊れた後は次の新しい安らぎを求めるために他の人物と出会っても良いもの。
- 見返りというか、何かを求める気持ちではなく、相手の幸せだけを願う純粋な気持ちが純愛だと僕は思います。
- 恋の至極は忍ぶ恋。
3)2人の関係性の形で、肉体的関係を伴わない精神的関係
- まだよくわからない。
- 純愛は相手に見返りを求めないけど、恋愛はgive&take。
4)2人の関係性の形で、肉体的関係の有無とは無関係の精神的関係
- 純愛とか恋愛とか言う以前に2人が愛し合っているという事実が何より重要なのだと思います。それだけ。
- 純愛、すなわち…その人と共にあるために共にあることを願い続けること、ではなかろうかとおもいますねぇ。恋愛、すなわち…共にあることを願うために共にあること、かな〜? 何にしてもビミョーなとこですね…。
- 恋愛 - 人間の性欲が伴い、概ね一方通行であることが多い。純愛 - 人間の性欲を概ね伴わず、互いに信頼しあえ、恐らく存在しない。
- 先日、「純愛Girl」の外装を見る機会がありました。その包装からは、「純愛」の語に「好きだから、何をされてもOK」といった、都合の好い意味合いを持たせている印象を持ち、かなりの違和感を憶えました。
- 恋愛は純愛の前段階。互いに相手の容姿や性格のイイ所に惹かれて恋愛がはじまる。けれど実際につき合ってみれば、相手の悪い面や欠点も見えてくる。それらを許容し、ときには指摘し、反発しあい、なじりあい、それでも互いの存在が身近にあることで心の充足が得られるような関係になれば、純愛。さらにいえば、恋愛は自己的なもの。純愛は他己的なもの。その人の幸せのためにみずから身を退くことも厭わない(そのために自分自身は不幸になってもかまわない)のが、純愛。恋愛は楽しいと思うが、純愛は苦しい。
- え? ちがうの?
- 純愛…ひとりの女性をだけを好きになること。アブノーマルなプレイはしないこと。恋愛…人を好きになること。
- 純愛は、相手かに求めるものがない。恋愛は、相手に常に何かを求めている。
- 純愛…それは、精神的関係。心の絆を大切にするもの。恋愛…それは、<友達>以外の特殊な関係憧れてるだけだったりする事があるもの。…だと思う。
- 私の考える純愛…自分の魂が出会いたいと思ってた(現在の心ではなく潜在意識が(ソウルメイトとの出会い))人と出会って落ちる恋。恋愛…現在の自分の心が好きになり始まる恋。
- 最近、自分の欲のため(自己満足)の恋愛あるいは純愛が増えていると思う。本当に、人を愛するというのは、その人の幸せのためならば自分の欲を捨て去れる(その人の本当の幸せの為なら自分を犠牲に出来る)ぐらいのものだと思う。
- 多分、純愛は恋愛に含まれるんじゃないかと思います。恋愛にも色々あって、遠距離だとか疑似恋愛だとか!? その中で、純愛って言うのは2人の気持ちの結びつきが強くって、たとえ別れてしまったとしてもどこかでお互いが思い続けてしまうような、強い結びつきかも??
- 純愛とは好きな人のいい点・悪い点その他すべてをきちんと理解して受け止められた上で好きという感情を持つことを純愛と呼ぶのではないか。とおもいます。
- 恋愛は多数。純愛は一人。
- 私が「恋愛」と「純愛」の違いを問われた時は、確かに、「恋愛」は常に男女と関係が一貫していない愛のように感じます。それに比べ、「純愛」は好きな人を一筋に愛を育んでいるそんな愛だと思っている。
- 私にとっての純愛とは恋愛と異なるものではないと思っています。ただ、恋愛というのはちょっとしたトキメキや「いいなぁ」とか「好きになっちゃった?」というような気持ちも「愛してる!」とか「この人なしでは生きていけない」なーんていうのも恋愛であって、さらにその延長線上に純愛があるのじゃないかなぁ…要するに、私的な純愛とは、いろーんな事を含めた精神的な関係、もっと簡単に言ってしまえば『信頼のある愛のカタチ』ではどうでしょうね。
- 愛さえあれば男同士でもかまわないというのが純愛。男同士でもHなコトがしたいというのは恋愛。(…譬えが悪かったデスか?)
- 男女間でくっついたり離れたり、好きになったりなど大体すべての事柄は「恋愛」と表現できると思う。その中で純愛は駆け引きや計算など人にばれたばあいに後ろめたい事柄を含まない恋愛のことだと思います。参考になれば幸いです。
- 恋愛はいつか壊れるもの。純愛は永遠。
- 純愛=目に見えない。恋愛=目に見える(誰々と誰々がつきあっている)。
- ともに愛情の一形態でしょうが、純と付くのと恋と付くのでは違いがあると考えています。恋愛の場合、一時的に、対象に恋慕の情を抱いていることが多く、移ろいやすい感情であると考えていますが、純愛の場合、基本的に揺らぐことの無い想いをさすと思います。どちらにせよ、双方向性を内包した言葉ではないので、必ずしも両想いとは言えず、場合によっては、AさんはBさんに恋愛感情を抱いており、BさんはAさんに純愛感情を抱いているということもありえます。こういう場合、たいていは振られるような結果になるのかな? と思いますが。これでよかったでしょうか? お役に立てれば、光栄です。
- 恋愛という大まかな枠組みのなかに、純愛というカテゴリがあるとおもう。精神世界の微妙な心理を分類するのは不可能に近いと思うので、純愛以外のカテゴリは、まだ発見されてないと思います。
- 恋愛は恋、純愛は愛。恋は始まり、愛は連続。恋の努力は自己中心的だが愛の努力は忍耐により育てていくもの。
- 純愛というのは、恋愛を行う上で、あるいは継続する上で、自分の恋愛の表現のために、そこにある方法、あるいは行動、あるいは行為を限りなく恋愛と結びつけていく行為に他ならない。それは精神的なもの、肉体的なものとは関係が無く、また、肉体関係を前提ともしておらず、かつ、肉体的関係を否定もせず、また用いることも否定しない。すべてのものがツールとなっている恋愛の状態を純愛と呼ぶのでは。
- 私の恋愛はそれこそ片想いしか経験がないので、対置される事柄(純愛)についてもまた多くを語ることができません。が、例えば幼な児を見てそのしぐさに微笑み、前途を思うて勇気づけられるそんな情動すらも純愛と位置付けることができるのではないか、そんな風に思っています。てゆーかですな。異性と斬った張ったするよりも、赤ちゃん抱っこしてたいんですよ。わたしゃ。
- よくえろげではあなたに一途に尽くしますみたいなのを純愛と呼んでいるように感じるのですが、なんだかそれは男性本位の(まあえろげ自体が男性本位ですが)女性→男性への想いのみという気がしてしまい、いつもなじめません。それは私が女性だからなのかもしれませんが、女性の書く純愛シナリオは結構純粋に『純愛』として受け止められます。(デアボリカbyアリスソフトなど)あと、学園ものは『恋愛』ものになることが多いと勝手な主観で思っています。学園ものだと登場人物達が学生と言うことで、青臭いイメージがあり、それが『恋愛』っぽさに繋がっているのだと思います。それから考えると、私の中の純愛像は、恋愛よりも、当事者達の精神年齢が高いものであるのかもしれません。(そりゃ学園ものにも精神年齢の高いキャラは出てきますが)以上、とっさに思いついた私の純愛観でした。
- 純愛と恋愛の違いは相手の意思の尊重の度合いの違いだと思います。純愛は相手にたとえ好きな人が居たとしても相手に迷惑になら無い様に影ながら相手を思いつづけるもの。要するに相手の立場を思いやれる心の余裕がある。それは相手に対して好きという気持ちが低いから冷静に見れるのではなく、好きだからこそ相手を分かりたいと言う気持ちが働くのだと思います。その結果相手の迷惑になら内容に思いつづけるということになります。恋愛は相手がどうのこうのよりもまず自分が相手をどのくらい好きなのかを相手に伝える事が重要です。その上で相手に対してその見返りを無意識のうちで求めます。この場合の好きという気持ちは大体において幻想である場合が多いです。あんなに格好良い人ならばこんな生活だろうとか、きっとこういう人のはずだという想いが強いために実際に付き合ってみると想像通りではない為に破局に陥りやすいです。恋愛とはお互いの幻想がピッタリ合わさった時に成就するものです。純愛と恋愛の違いを簡単に言うと、愛と恋の違いです。愛は相手を想う気持ち。恋は相手に恋焦がれ幻想を抱く。(初恋が実らないと言われるのはこの為だと思われます。)ただし愛と恋ははっきりと線引きできるものではなく、愛は恋の延長線上にあると思います。恋の幻想に嫌気がさした場合は破局を迎え、その幻想をリアルに受け止めてそれでもその人のことが好きでいられた場合、一歩愛に近づくのだと思います。それの積み重ねによって愛が深くなり何人にも侵される事の無い「純愛」へと昇華されるのでしょう。この場合の幻想を受け止める行為は単なる妥協とは違います。若い頃に多くの人が何回も失恋をするのは恋と愛の違いがわからずに恋の時期にアタックしてしまうからだと思います。歳をつれるにつれて自分の心を理解してこれは愛なんだなと分かってから告白して付き合う大人の方が成功率は高いのです。これが自分の考えです。さらにもう一つ漢字の意味から考えてみた事もあります。「純愛」は「純な愛」まさしく愛です。それに対して「恋愛」は「愛に恋する」誰々を好きというよりは誰かを愛する自分が好き。子供が大人(夫婦のような関係)に対して見るような憧れのようなものだと思います。そして「失恋」です。これは「恋を失う」。愛ではないのです。愛を失うという意味の言葉が自分の中に浮かばないのですがどうなのでしょうか? 愛というのは無くなるものではないと言う事を昔の人が考えていたからこそ、これに対応する言葉が作られなかったのではと考えています。愛はたとえ時間が立っても、相手に拒否されたとしても、他に好きな人が出来たとしても自分の中では消える事の無い感情なのだと思います。たとえ小さな灯火になっても無くならないものなのかもしれません。最後の方は(漢字から考えた事)今書きながらふと思ったことなので確信無いですが、以上の事がわたしが『純愛』と『恋愛』の違いだと思っている事です。
- 性的なものはあまり関係ないのだと思う。思いの問題か?
- 純愛というと、損得を考えず、駆け引きなんかもなく、ただひたすらに好き合うという感じがします。恋愛というと、少しゲームが入り混じったような、いろんなハプニングが起こるような、そんな感じがします。恋愛をしている人は皆、それは純愛だと信じていると思います。でもそれを客観的に見たときに、それはやはり恋愛だということの方が多いのではないでしょうか? 難しいですね。
- 思いが、相手に伝わって初めて純愛と言えるのではないかと。
5)2人の関係性の形で、肉体的・精神的両方の関係
- 純愛、恋愛の明確な定義は人それぞれだろうが、私の拙い経験と考えを元に述べさせて貰う。まず『恋』の方だが、人を好きになり、合体に至るまでが『恋』であると何かの辞書に書いてあった。もちろん笑って飛ばす所であるが、あながち間違いでも無いかもしれない。人を好きになる瞬間、『恋』は始まる(なんかの歌詞みたい)のだ。つまり相手にその気持ちが受け入れられようと無かろうと『恋』なのである。かといって、相手に自分の気持ちが受け入れられたのなら『純』になるわけでも無い。むしろ違うだろう。『愛とは信じる事である』。これは私の言葉だが、人の気持ちは決して解らない。例え口に出したとしても、それが真実である保証はどこにも無い。相手を信じることが、私にとっての『愛』である。だが『純愛』とは何であろう?心が繋がっていても、身体の関係が爛れていたら、それは『純愛』でなくなるのだろうか? 私の場合、『純』だろうと『恋』だろうと愛は愛である。あえていうなら、『恋』<『純』? (だんだん混乱してきた)ごめんなさい、やっぱり難し過ぎます。人生経験が足りないのかなぁ?
- 愛(=純愛)と恋(=恋愛)との区別というカタチでなら、違いはあると考えてます。前者は強いて言うなら「慕情」…つまり「愛し愛される」というプラスマイナス0の関係ですが、後者はただの「欲情」…「愛される」ことのみを求める一方的な関係、という感じです。如何でしょう?
- 純愛と言うのは二人とも信頼しあっててもうこの人と結婚すると言うとこまで考えていること。
- 純愛とは相手の幸せを優先出来る心の有りようだと思う。
- 純愛は、真剣。恋愛はその時の盛り上がり…かな?
- 純愛といえばイメージ的に結婚と結びつき、最終的には純愛にたどり着きたいと思ってる。恋愛はその点ではもうちょっと軽いイメージで、恋愛してる時にはその恋愛を充分に楽しみたいでも最終につながってほしくない。つながる場合は、それは恋愛から純愛にかわったと思える。又、純愛の方は、条件等全く無視で愛をする。恋愛の方は、条件や自分にあった都合の良い人と交際するかんじ。大人で経験豊富なんが恋愛で、経験がなくまっすぐで子供みたいなんが純愛。
- えっと、ここにきていきなりなんとなく、これやってます(笑)「純愛」と「恋愛」……。なんだか難しいですね〜私が思うのは、「恋愛」は、「純愛」の手前だと思っています。前に何かの雑誌で見たのですけど、「恋はキスでは終わらない」という言葉を見ました。キスって言うのは恋愛の代名詞みたいなものですよね(そうなのかな?)まあ、それはおいておくとして……気持ちだけつながって終わるのではなく、そこからもう一歩進んだのが、「純愛」だと私はおもいますよ♪ 長々とした文章、すみません〜
- 貫き通す想い。
- 恋愛は、相手のことをずっと想い続けること、片思い。純愛は、相手のことを大切に思う心。
- 自分は「純粋に愛し合う」略して「純愛」だと考えてますんで。お金とか立場とか。そういったのを抜きにした環境(ギャルゲーのハーレム環境はアウト(笑))ではない状況で愛し合ってるのが「純愛」って感じがします。(支離滅裂な分ですんません(^^;;;)
- 恋愛とは、お互いの一方的な精神的依存にはじまる人間の行動。純愛とは、お互いが認め、持ちつ持たれつの双方向の関係を構築し、はじまる人間の行動。問1の選択肢は、はっきり言ってこの場合は4と5どちらでも良い。簡潔に言うと、恋愛は一刹那であり、純愛は永遠であると私は考えている。
- 例えば、死んだ恋人を生き返らせるためにその人のウンコを食えるかと言われて食っちゃうのは純愛。食えないのが恋愛。あ、オレは食うのまっぴらゴメンですよ。食ってもらう相手が欲しいの。
- 純愛は本当に好きなだけ。恋愛は相手のことを考えつつ、損得を考えながら付き合っていくこと。
- 純愛は…純粋な愛。(笑)純粋に愛する気持ちだけを表現した言葉。恋愛は…恋や愛。コレも気持ちだけだが、恋という愛の前の段階も含めているので少し違いがある。
- 純愛は、お互いがお互いを求めている感じが…恋愛は、どちらか片一方がという感じが。
6)2人の関係性の形で、2人だけの純化された世界
- よくわからないな…違いっていうのは人それぞれだしね。
- 要は盲目になりうるほど『二人だけ世界』にずぶずぶ逝ってるかどうかではと。自分達以外の社会をも全部知った上で逝ってしまってる方が、戻ってこれない感じ。つか、戻る必然もないでしょうがね。ええ。
- 国語の答案的解答…? 「純愛」=「純粋に愛する」「恋愛」=「恋して愛する」さらに、「恋愛を楽しむ」とは言うけれど、「純愛を楽しむ」とは言わないですよね? もう一ついえば、それぞれの漢字の「心」の位置。恋は「下心」、愛は「真心」、と友人が言っていました。なるほど、真意かも、と思います。
- 純愛は愛一筋。恋愛は恋もある。
- 「純愛」はドラマなどの普通はありえないもの。「恋愛」は一般的なもの。
- どうも「純愛」「恋愛」について美化してみてしまうせいか、肉体よりも精神、気持ちのつながりであると思いたい傾向が自分の中であるようです。
- 純愛…そういう関係で、永遠に相手といられたらいいと思う。純愛は、いわば、最初っからハッピーエンド確定ルート、のようなものではないのかな、と思う。恋愛は、…ギャルゲー。(ぉ
- -------------------------じゅんあい 【純愛】 邪心のない、ひたむきな愛。 -------------------------れんあい 【恋愛】 (名)スル男女が恋い慕うこと。また、その感情。ラブ。〔love の訳語〕 ------------------------------恋愛とはいかなる形をとっても、片方がいかに邪でも成立する。互いに互いの事を思っている必要がない。故に恋に焦がれる=恋愛。というよくわからない事が成立する。一方的な感情も恋愛になりうる。まぁレイプしようがナニしようが恋愛という名の元なら合法。純愛は両者が邪心のない心で恋愛すること。純愛の極地にエロがあってもおかしくはないが例えるなら典型的な少女漫画のようなイメージだと言える。行為はとてつもなく美化され吐き気すら覚える。
- 純愛は恋愛の進化系か? 必ずしも全ての恋愛が純愛に昇華するとはおもってはいないが、色々な障害や熟成期間を経て恋愛は純愛に昇華するのではないか? すればいいな、と私は考えてます。もちろん『ロミオとジュリエット』のような純愛もあるでしょうが、例えば数々の浮気を繰り返した旦那と同じように不倫をしてきた妻が80を過ぎて二人して公園を散歩している時に御互いが『あぁ、この人が私の隣に居てくれてよかったな』と思えば、それも一つの純愛の形ではないでしょうか? 甚だ判りにくい例えになってしまいましたが、これが私の考える純愛の一つの形です。
- 純愛というのは純粋な愛情の略だと思います。だから、純愛も恋愛も基本的には変わらないものなのではないでしょうか?ただイメージ的には純愛はいつまでも続く愛で、恋愛は成就しないこともあるという印象を受けます。
- 純愛とは恋愛の中で純粋さに特化した状態であると思います。つまり、恋愛のバージョンアップした形ということです。
「純愛」を選んだ人では、「純愛」を「恋愛」の先に置くご意見が散見されるのが興味深い。その一方で、多分に観念的な回答も多いのが印象的である。今回のアンケートではできるだけ答えやすく、という考えから質問数を極力減らすようにしたが、仮に年齢や性別、恋愛経験といったコンテクストを含めていれば更に面白い結果が得られていたはずであり悔やまれる。