ゴーライブな日々
−−2回目−−
タイトル GoLiveではあまり関係ないことですが、WS_FTPを使ってる方は「アスキー転送」を忘れるか、「パーミッションの設定」が出来ない。という点で引っかかるようです。
さらに、運の悪い方は「.htaccessの設定」でどうして良いかわからなくなるようです。
どうしても解らないときはTeaCupなどが提供している無料レンタル掲示板、チャットを使う方が賢いと思います。
設置までの手順を下に書きます
*これはwillnetのFreeBsdのサーバーの場合の手順です、Hit-Webは同様、usenSite-Serveは.htaccessを設置すれば同様、bignetは権限777を755もしくは700とすればOKです。これ以外は各レンタルサーバーやプロバイダの説明文を熟読してください。
ホームページの開設 CGIがあってのページではなくホームページあってのGGIというのが筆者の発想です
2 用途を考える とりあえず置こうというのはしないです。ボットを動かしたい、CGIといふものに触れてみたい、ということも立派な動機です。このときに名前も考えるとなおよし。
3 レンタルサーバーの注意書を熟読する CGIの設置が可能かどうかが解りにくい所(笑)に書いてあるはずです
4 CGIのソースを探す 設置したいCGIも無いのに設置したいわけ?お気に入りを探しましょう
5 注意事項を読む 著作権に関する所だけでなく、パスワードを変えましょうとか、壁紙の付け方、設置の際の設定があります。
6 必要事項を書きかえる 5で得た情報が役に立ちます
7 アップロードする 転送のやり方に注意(CGIは一般的にアスキー転送です)
8 ファイルの実行権限を設定する(パーミッションの設定) CGIはサーバーに仕事をさせますので、これが必要になります。
9 動作確認をする しないなときは5に戻る、それでもしないなときは4に戻って違うものにしてみる。それでもしないなときはもう一回3の確認です。それでもしないだったらどうしようもありません。無事動いていたらリンクの確認をしましょう
10 自分のホームページからリンクを張る 2で考えたことが実際になるときです。
11 感謝のメールを出す CGIをつくった人に「ありがとう」を言いましょう
12 毎日アクセスする たとえ誰もこなくても絶対に確認をしてください。
13 ログの保存をする こまめにしとかないとせっかくの思い出やノウハウも残りません。
14 CGIの配布サイトを定期的にチェックする 新しい機能が加わったり、バグが改善されていたりします。そのときは新しいものに変えてみましょう。
ここで紹介することは7・8・9の項目です

とりあえず動かしてから難しいことは考えましょう。理解も大切ですが動く実感こそがうれしいものだと思います。

スクリーンショット1 WebFormはネットサーフレスキューWEB裏技で配布されているメールフォーム送信のperl-cgiです。

WEBFORMの必要ファイル一式をwww.naori.com/webformというホルダーに転送し終えた所です。
右側にインスペクタという所が出ていますが、ここでファイルに権限を付与します。
ちなみにこの状態は644という状態です。
スクリーンショット2
説明によると

webform.cgiは777
jcode.plは644
index.html(sample.html)はそのままにせよとのことでした。

webform.cgiを777に設定します。やり方は左図のようにチェックを入れるだけです。
いちおう下に実行権限とその意味を表で表しときます。
ゴーライブはアスキーやらバイナリやら考えないでいいので楽チンです。
777 読込み 書込み 実行
所有者 許可 許可 許可
グループ 許可 許可 許可
その他 許可 許可 許可
755 読込み 書込み 実行
所有者 許可 許可 許可
グループ 許可 しない しない
その他 許可 しない しない
700 読込み 書込み 実行
所有者 許可 許可 許可
グループ しない しない しない
その他 しない しない しない


666 読込み 書込み 実行
所有者 許可 許可 しない
グループ 許可 許可 しない
その他 許可 許可 しない
644 読込み 書込み 実行
所有者 許可 許可 しない
グループ 許可 しない しない
その他 許可 しない しない
600 読込み 書込み 実行
所有者 許可 許可 しない
グループ しない しない しない
その他 しない しない しない
ドリームウェバー、ホームページビルダーなどといったFTP転送機能を備えたホームページ作成ツールもこれに準じるはずです。
WS_FTPの場合 その1(FTPコマンドというのはこれのこと)
スクリーンショット3

私ははじめての時にやらかしましたがWS_FTPには画面下方中央に上図のような転送の設定があり、デフォルトで転送モードがバイナリ-(Binary)になっています。この種のCGIの転送はアスキー(Ascll)で転送しなければいけません。上図のようなボタンをAscllに合せてから転送してください。

そして、左図はファイルの転送を終えた所です。
設定の必要なファイルを(ここではwebform.cgi)を左クリックで選択し、次に右クリックをします。

すると左図のようなメニュが出ます。さらにSITEという所を選び、左クリックすると
スクリーンショット4
このような画面が出てきますので
「chmod 777 webform.cgi」と打ちこみOKを押します。これで設定は出来ました
WS_FTPの場合 その2(結果は同じですが別の方法です)
スクリーンショット5
その1の作業中に”chmod”というコマンドを使うのでピンとこられた方もいるかもしれません。

こちらのchmod(UNIX)をクリックすると下のようなものが出ます。
スクリーンショット6
ここでも実行の権限を設定することが出来ます。

左画面の状態は644と言われる状態です。
777 Read Write Excute
Owner 許可 許可 許可
Group 許可 許可 許可
Other 許可 許可 許可
755 Read Write Excute
Owner 許可 許可 許可
Group 許可 しない しない
Other 許可 しない しない
700 Read Write Excute
Owner 許可 許可 許可
Group しない しない しない
Other しない しない しない


666 Read Write Excute
Owner 許可 許可 しない
Group 許可 許可 しない
Other 許可 許可 しない
644 Read Write Excute
Owner 許可 許可 しない
Group 許可 しない しない
Other 許可 しない しない
600 Read Write Excute
Owner 許可 許可 しない
Group しない しない しない
Other しない しない しない
.htaccessの設定(設定の必要なサーバーのみ)
SSIを作動させるために設定したことがある方もいるかもしれませんが・・
これに関してはファイルの中身は各レンタルサーバー・プロバイダの説明を探してください。いつものことですがこういった説明文はなかなか見つけづらい所に書いてありますが(^^;;;
手順としてはhtaccess.txtというファイルを新規に作成し、中身を記述し、アスキーモードでCGIを設置したディレクトリに転送します。次にサーバーの上で.htaccessとファイル名を変更します。
WS_FTPの画面の右側にある画像7というボタンを押せばファイル名の変更が可能になります。
こういった記述が必要な場合もあります
Options Includes ExecCGI
AddHandler cgi-script sh
AddHandler cgi-script pl
を空のテキストファイルに記述し上記要領でアップロードし、名前を.haccessと変更します
筆者が関与したことのあるレンタルサーバー/プロバイダ
DreamNet CGI設置不可(96〜97年の頃の話)
某国立大学 できるようです。技官に教わってください、ボットを置くと言ったら怒られましたが(^^;;
ODN しない(現在)しかもHPスペースを借りるのに追加料金が要ります。
無料枠もありますが自由度の低い、初心者向け当てはめ式です。
ビッグネット 出来ます。微妙に設定が違います(777の設定不可、777の所を755として設置する)
InterLink 使っていません(^^;;
MTCI 出来ました(98〜99年頃の話)
WillNet 出来ます(現在)
HI-HO 500円/月のプランなんで怖いのであんまり使っていません。設置はできるようですが、微妙に勝手が違うようです
大阪有線サイトサーブ .htaccessの設定必要もしくは指定ディレクトリでの作動
光通信系列(クレイフィッシュ)HitWeb(HitMail) できるようです
Just Net できませんでした。但し、準備されているものは使うことは可能のようです。
Magma 特定のディレクトリの中のみ
無料レンタルサーバー(利用には広告表示義務があります)pdfファイルは・・・・
freeweb できるようです
Geocities しないのようですが、準備されているものは使える
Toripod できるようです。取得しただけで使ってないけど(^^;