塩地蔵、子育地蔵
しおじぞう、こそだてじぞう
路地を入ると2つの祠が並んでいる。右が子育て地蔵、左が塩地蔵と呼ばれている。
8月24日には地蔵尊祭が行われる。
塩地蔵には次のような話が伝わる。
浪人が二人の娘と旅をしており、大宮宿で病に倒れてしまった。ある晩娘の夢枕に地蔵が現れ、「塩断ち」をするように告げた。
娘が塩断ちをして地蔵堂に祈ると父の病が全快した。喜んだ親子はたくさんの塩を奉納し、その後人々も塩を供えるようになった。
この地蔵は以前は埼玉新都心付近の鉄道敷地内にあったが、大正十(1921)年に当地に移転された。
子育地蔵。
(99.8.19)
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