坂本 芭蕉句碑

さかもと ばしょう くひ

「ひとつ脱[ぬい]て うしろにおひぬ 衣かへ 芭蕉翁」。
もとは碓氷峠山中の刎石坂にあったものを、明治の廃道の際に移転された。 碑の文字は春秋庵白雄で寛政二(1790)年秋とある。坂本宿の俳人連が依頼したもの。
書体は「ちくら様」、句は元禄年間の「曠野」にあり、内容は木曽路下りのもの。

(1998.9.23)


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