1D | 2D | |
---|---|---|
1961/10〜 | おおぞら(函館〜旭川) | おおぞら(旭川〜函館) |
1967/3〜 | おおぞら(函館〜釧路) | おおぞら(釧路〜函館) |
1970/10〜 | おおぞら1号(函館〜釧路) | おおぞら2号(釧路〜函館) |
1972/3〜 | おおぞら1号(函館〜釧路) | おおぞら3号(釧路〜函館) |
1978/10〜 | おおぞら1号(函館〜釧路) | おおぞら6号(釧路〜函館) |
1981年10月に石勝線が開通し、「おおぞら」が石勝線経由になった際、札幌〜釧路間は5000+号数の列車番号となりました。また、「おおぞら1号」が札幌〜釧路間の運転となったため、「1D」の列車が消えることになりました。
さらに、1984年2月には、北海道の特急の列車番号体系が変更になり、これまでの「おおぞら」に代わり、「北斗」が号数=列車番号を名乗るようになりました。
1D | 2D | |
---|---|---|
1981/10〜 | なし(おおぞら1号は5001D) | おおぞら2号(札幌〜函館)(釧路〜札幌間は5002D) |
1984/2〜 | 北斗1号(函館〜札幌) | 北斗2号(札幌〜函館) |
ただ、この状態も長くは続かず、1988年3月に青函トンネルが開通し「北斗星」の運行が開始すると、北斗星が定期運行が終了する2015年3月まで「1」を名乗ります。「1」と「1D」は混在しても問題ないのですが、この時から「北斗」の列車番号は5000台となります。
1 | 2 | |
---|---|---|
1988/3〜 | 北斗星1号(上野〜札幌) | 北斗星2号(札幌〜上野) |
2008/3〜 | 北斗星(上野〜札幌) | 北斗星(札幌〜上野) |
2015/3〜 | なし | なし |
一時期北海道から「1」「2」列車が消えた状態になりましたが、2017年3月に北海道新幹線が開通すると、改めて「北斗」が1Dを名乗るようになり、現在に至ります。
1D | 2D | |
---|---|---|
2017/3〜 | スーパー北斗1号(函館〜札幌) | スーパー北斗2号(札幌〜函館) |
2020/3〜 | 北斗1号(函館〜札幌) | 北斗2号(札幌〜函館) |
(2)東北方面
東北方面についても、(1)に記載の通り、青函連絡船の夜行便を挟んだ乗り継ぎ列車が末尾「1」「2」を名乗るのが通例となっており、「はつかり」の運用開始後、東北新幹線開通まで「1」→「1D」→「1M」を引き継ぎました。
「はつかり」以外では、1962年6月に運転開始した上野発の最初の電車特急である「とき」が「1M」を名乗りましたが、1965年10月に「ひばり」が電車化されると、こちらが「1M」を名乗るようになります。
1968年10月に「はつかり」が電車化されると、「1M」は「はつかり」に使われるようになりますが、今度は空いた「1D」を「つばさ」が使うようになり、電車化される1975年11月までこの状態が続きました。
1 | 2 | 1D | 2D | 1M | 2M | |
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1958/10〜 | はつかり(上野〜青森) | はつかり(青森〜上野) | ||||
1960/12〜 | はつかり(上野〜青森) | はつかり(青森〜上野) | ||||
1962/6〜 | はつかり(上野〜青森) | はつかり(青森〜上野) | とき(上野〜新潟) | とき(新潟〜上野) | ||
1965/3〜 | はつかり(上野〜青森) | はつかり(青森〜上野) | 第1とき(上野〜新潟) | 第1とき(新潟〜上野) | ||
1965/10〜 | はつかり(上野〜青森) | はつかり(青森〜上野) | 第1ひばり(上野〜仙台) | 第2ひばり(仙台〜上野) | ||
1968/10〜 | つばさ1号(東京〜秋田) | つばさ1号(秋田〜上野) | はつかり2号(上野〜青森) | はつかり1号(青森〜上野) | ||
1970/10〜 | つばさ1号(東京〜秋田) | つばさ1号(秋田〜上野) | はつかり3号(上野〜青森) | はつかり1号(青森〜上野) | ||
1973/4〜 | つばさ1号(上野〜秋田) | つばさ1号(秋田〜上野) | はつかり4号(上野〜青森) | はつかり1号(青森〜上野) | ||
1973/10〜 | つばさ1号(上野〜秋田) | つばさ1号(秋田〜上野) | はつかり5号(上野〜青森) | はつかり1号(青森〜上野) | ||
1975/11〜 | はつかり5号(上野〜青森) | はつかり1号(青森〜上野) | ||||
1978/10〜 | はつかり11号(上野〜青森) | はつかり2号(青森〜上野) |
1982年11月に東北・上越新幹線が本格開業すると、列車体系が大きく変わり、「はつかり」は盛岡〜青森間の連絡列車となります。この時から「ゆうづる」が「1」を名乗るようになりますが、電車列車と客車列車が混在した状態であり、「1M」と「2」が存在する形になります。1986年11月には「ゆうづる2号」が季節列車化されたため、「2」は存在しなくなりました。
1 | 2 | 1M | 2M | |
---|---|---|---|---|
1982/11〜 | ゆうづる2(青森〜上野) | ゆうづる1(上野〜青森) | ||
1986/11〜 | なし(ゆうづる2号は6002) | ゆうづる1(上野〜青森) |
1988年3月に青函トンネルが開通すると、「ゆうづる」は廃止となり、(1)で記載したように「北斗星」が「1」を名乗ります。
長らく「1M」が存在しない状態が続きましたが、1997年10月からは「スーパーひたち」が「1M」を名乗ります。ただし、対になる「さわやかひたち」や「フレッシュひたち」は3000台、1000台の列車番号であり、「2M」は存在せず、スーパーひたち1号もいわき始発のため、上野駅に「1M」が来ない状態は続きました。2011年3月の東日本大震災でスーパーひたち1号は運休となり、2012年3月からは「スーパーひたち」は上野〜いわき間の列車になりましたが、1号は欠番のままでした。
一方、東北線では新幹線八戸間業後の接続列車のうち、「つがる」が号数=列車番号となりました。1号は「白鳥」で1000番台の列車番号であったため、「2M」のみが存在する形になりました。
1 | 2 | 1M | 2M | |
---|---|---|---|---|
1988/3〜 | 北斗星1号(上野〜札幌) | 北斗星2号(札幌〜上野) | ||
1997/10〜 | 北斗星1号(上野〜札幌) | 北斗星2号(札幌〜上野) | スーパーひたち1号(いわき〜仙台) | なし(さわやかひたちは3002M) |
2002/12〜 | 北斗星1号(上野〜札幌) | 北斗星2号(札幌〜上野) | スーパーひたち1号(いわき〜仙台) (スーパー白鳥1号は1001M) | (さわやかひたちは3002M) つがる2号(青森〜八戸) |
2005/12〜 | 北斗星1号(上野〜札幌) | 北斗星2号(札幌〜上野) | スーパーひたち1号(いわき〜仙台) (スーパー白鳥1号は4001M) | (さわやかひたちは3002M) つがる2号(青森〜八戸) |
2008/3〜 | 北斗星(上野〜札幌) | 北斗星(札幌〜上野) | スーパーひたち1号(いわき〜仙台) (スーパー白鳥1号は4001M) | (フレッシュひたち2号は1002M) つがる2号(青森〜八戸) |
2010/12〜 | 北斗星(上野〜札幌) | 北斗星(札幌〜上野) | スーパーひたち1号(いわき〜仙台) | なし(フレッシュひたち2号は1002M) |
2012/3〜 | 北斗星(上野〜札幌) | 北斗星(札幌〜上野) | ||
2015/3〜 | なし | なし |
2015年3月の上野東京ライン開業時に「ひたち」の番号体系が改められ、ひたち1号、ひたち2号が復活しましたが、東京駅発着の「さざなみ」が「1M」を使っているためか、「ひたち」は1000台の列車番号になりました。「北斗星」も臨時化されたため、この時点で東北方面から1列車が消滅しました。しかし、2017年3月からは「さざなみ」を1000台、「ひたち」を1〜に改めたため、「1M」が5年ぶりに復活し、現在に至ります。
1M | 2M | |
---|---|---|
2017/3〜 | ひたち1号(品川〜いわき) | ひたち2号(いわき〜品川) |
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