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Tokyo Motor Show 2004
東京モーターショー2004 〜商用車〜
近所の幕張メッセでやってるとなれば、当然、行ってみます。
(写真はクリックでフルサイズになります)
for people. as partner.
商用車、と言いますが、今回は福祉車両を前面に出した感じ。
でも商用車単独開催は今回でひとまず終わり
次回からは従来と同じ、全車種一体になります。
トヨタ IMTS
モーターショーに期待するのは近未来の車。
となると、こういうのが注目されるのは当然か。
でも実はこれ、完全に現代のクルマなんです。
運転席
客席からの展望を第一に考えた、
と言えば聞こえはいいかも知れませんが、
マルチモニターシステムはカーナビや鉄道で同じみのもの。
造作自体は、カッコイイ!とはあまり思えません。
まあ、ハンドルがいかにもバスっぽいからかな?
運転士の足下も特別な仕掛けはみあたらないし。
それよりも、椅子が硬そう...きっとマイ座ぶとん必携(笑)
室内は手すりが
中央に柱がたってます。
色合いのせいもあって、まるで森の中
どうせなら天井の照明も凝ってほしかったけど
規制とかいろいろあるのかもしれませんね。
シートはシンプル
変わった座席配置は後車輪のため。
でも他のバスよりも東京モノレールの中みたい。
一緒に入った男の子も「電車だ電車だ」と言ってました。
親御さんは「ちがうよバスだよ」と教えてましたけど
実は、子供のほうが正解。半分以上、電車なんです。
だってほら
出入り口の脇に縦の手すりが(笑)。
いかにも電車っぽい。
正確には電車じゃありませんけど
(ディーゼルエンジンで走るから気動車だ)
戸締装置
扉がどう開くか覚えていますか?
展示車は開きっぱなしだからわかりくいですが
扉上のモーターとボールネジで動くんです。
バスは普通空気シリンダ、ボールネジは最近の電車。
ほら、もうバスには思えなくなってきます(笑)
改めて外から
そうなれば、この赤いランプの意味も、もうわかります。
電車でドアが開いた時に灯くドアランプ。
たぶん実際にお客さんが載る時は。
電車のイメージで乗り込むんじゃないかな
バスらしい一面
実はこのクルマ、右側はバスの性格があります。
運転席も右ハンドル。そして右後ろにはこの切り欠き。
模様じゃなくて、バスならではの装備、非常口です。
助手席のスイッチ
自動車っぽいスイッチも有りますが、注目はまん中。
「マスコン切替」。
マスコンなんて言葉、鉄道では一般的ですが
自動車じゃ使わないでしょう。
要するに、IMTSは「トヨタが作った鉄道車両」です。
鉄道界にトヨタが進出してきたというよりも、
愛知万博でやろうとしたことを現行法で解釈すると
鉄道とバスの両方の基準を満たす必要があるそうで、
その結果の両性具有みたいですが...。
正式デビューは来年。来年末あたりが楽しみです。
はたして獲れるでしょうか、IMTSは。
日本カー・オブ・ザ・イヤーや、鉄道ブルーリボン賞を!
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