やっと今日帰れる、予定(笑)。昨日空港まで行って、キャンセルになったので、全員人間不信。飛行機に乗るまで帰れるかわからないねぇ、と話す。何はともあれ、朝食を取る。僕は見た目にもグロッキーだったらしい。みんなに心配してもらう。で、朝は地下鉄近くにあるレストランでホットドック。バゲットにソーセージが挟まっていたのだけど、バゲットが思ったより柔らかくて、食べやすくて美味しかった。
Hotelに戻ってチェックアウト。JTBの人がやってきて、タクシーで空港まで送ってもらう。このJTBの人の言うことがやたらと詩的(^^;。こんな繊細そうな感じで仕事が出来るのかなぁ、と思っていたら、本人も日本では仕事が出来ないと認めていた(笑)。
空港について、JTBの人を帰す。というのも、僕らは観光という気分ではなかったので、20:40の飛行機に乗るまで13:00頃から空港で待つことにしていたから。約8時間…。長い長い。ということで、まずはANAカウンター近くのいすで座る。
ここで3人でいろいろしゃべっていて、その後写真を撮ろうと思い立つ。そこで近くに座っていた日本人のあんちゃんが、「撮ってあげるよ」といって話しかけてくる。撮ってくれるのは良いのだけど、その後ずっとこっちに向かって話しかけてくる。どうやら話の内容がほぼ筒抜けだったらしい(^^;。聞かれて困るわけではないけど、どうやら話しかけるタイミングを窺っていたようで、あまりいい気がしない。しかも、話し方が非常に子供っぽい…。話し方で知性がわかるよね、と後でみんなで話したんだけど(爆)。さらに彼は、荷物が多すぎるのでかわりに日本まで預かってもらえないか、と言ってくる。むげにも断れないな、と思って僕が良いですよ、などと言ってしまう…。後で非常に後悔する。
あまりにもしつこいので、途中で地下に降りてしまうことにする。彼には「ちょっと食事してきます〜」などと調子のいいことを行っておいた(笑)。
下に降りて、コーヒーいっぱいで3時間くらい粘る(笑)。働き者のウエイターさんを横目に、だらだらと過ごす。こんなに手持ちぶさたな時間を作ったのは本当に数年ぶり!。とにかくやることがないのだから…。とりとめもない話をして時間を過ごす。が、この間にフライト情報を時々見るが、これが不安いっぱい。どんどん昼間の便がキャンセルになっていく…。どうやらストの影響はまだ出ているらしい。スト自体は終わったらしいけど。うーん、今日もまたどこかにHotelを手配することになるのかなぁ、とみんなで自嘲気味に話す。
ようやくチェックインできる時間になる。で、ANAカウンターに行く。その時、例の彼が寄ってくる(^^;。そこで磯村がお断りを入れる。納得してもらったらしい。良かった。で、チェックインが無事にすむ。ホッとして、夕食をバーガーキングで取る。ちなみにここのハンバーガーはロンドン市内のよりも小さかった(笑)。
食べ終わって、出国審査をして、免税ショップでお買い物。これで1時間はつぶせる(笑)。それからとうとうゲートに向かう。が、ここでやはり離陸が遅れる、というアナウンスが入る。他の団体さん達はブーブー言っているが、僕らは「飛べるのなら2時間程度なんてことない」と笑いあう。ここでシャルル・ド・ゴール空港での最後の写真。またこの空港に来ることはあるんだろうか、などと思いながらシャッターを押す。
ようやく搭乗。座ってからも約1時間半ほど動かず。ま、これくらいは予想済み。機長さんのアナウンスが、非常にまた詩的で楽しかった(笑)。「直感でもうしますと、あと20分は離陸できないと思われます」とか「遅れていることを、非常に心苦しく感じております」とか(笑)。今までにない機長のアナウンスで、非常に楽しい。
ようやく離陸。さすがに離陸するときは非常に感傷的になってしまった。長かった海外旅行。初めて長いなんて感じてしまった。しかも初めて体調を崩した旅行…。悪いことも多かったけど、非常に思い出に残る旅行だった。