四国漫遊記一日目


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Agenda
 海外出張から帰ってきて12時間だけ自宅で休んで、朝5時半過ぎに出発。今回向かうのは四国!。四国を制覇すれば残すは北海道のみ。ということで、1999年5月1日〜5日までの、GWは四国で過ごすことに。

 まずはお金の心配があるので朝一で銀座のCitibankに立ち寄り、ついでに有楽町の吉野屋で朝ご飯。7時ちょい前には東京駅東海道新幹線中央乗り口に(道でも良いけど長いな(^^;)。ここで八木さんと待ち合わせ。八木さんとは行きは一緒だけど、今晩予定があるということで新大阪でお別れの予定。

 着いて早速八木さんの携帯に電話。しかしつながらない。電源を切っているのかなぁと思ってとりあえず切符を買うために列に並んで待つ。しばらくすると八木さんが現れる。どうやらDoCoMoは全然つながらないらしい。やはりcdma-Oneでしょう(笑)。八木さんはすでに切符を買ってあるということで、時刻表で調べて一番妥当な電車の列に先に並んで待っていてもらうことに。

 切符を購入してホームへ。30分ほど待って、岡山止まりの新幹線に。もちろん座れた。すばらしい。ということで、道中MakeITという勉強会のお話とか、八木さんが持ってきていた関西ウォーカーの記事の話で盛り上がる。が、八木さんは前日ミスチルのコンサートに行って、そのまま寝ないで来ていると言うことで、名古屋を過ぎた頃にはおやすみモード。

 新大阪で八木さんは降りていった。僕は残り40分ほどを一人で。出張中にたまっていた新聞を全部持ってきていたので、それを読みまくる。そうこうしているウチに岡山到着。金木っちと連絡を取って無事合流。渡部さんと金木っちは昨日の夜行バスで、今朝8時くらいに岡山に着いたらしい。朝マックをヤンキーたちとともに食してから後楽園に行っていたそうな。岡山も駅で降りたことしかないんだよね、僕。今度は中国地方を旅行してみたいと思った。

 さて、レンタカー屋で車を借り、いざ四国へ。ナビがついているということで、金木っちが相変わらず説明書を読まずにマスターしようと悪戦苦闘。しばらくして目的地設定が出来たので、それに従って高速に乗って瀬戸大橋経由で四国入りをすることに。しかし、なぜかナビが指す方向に行くとフェリー乗り場に向かってしまうとのこと…。よくわからないけど、ここはナビを信じずに道路案内を見て高速に乗る。

 高速に乗っている間に、助手席の窓にひもが…。何だと思ってPAに車を止めると、なんとナビのアンテナのコード。ナビがオプションなため、コードがセロハンテープで車体にとめられていた…。ちょっとあんまりじゃない?と思いつつも、しょうがないのでひもがだらりとしないようにして、再出発。
瀬戸大橋をバックに

瀬戸大橋をバックに
 しばらくすると瀬戸大橋に!。とりあえずSAで停めて一休み。いやぁ、絶景ですな。ここで金木っち、仕事中の茂木に電話。かわいそうに…。彼はGW中も仕事とのこと。お疲れさまです。初めて四国を“見た”けど、思ったよりもずっと複雑な島の配置があって、とてもすばらしい!。最初は無茶な旅程をたてた、と思っていたのだけど、来て本当に良かったとこの時思いました(^^;。
 さて、ここでは昼食はとらず、間に合うようなら村川の実家、“さぬきや”で食べようということになり、出発。瀬戸大橋では前の車も景色を見ながら走っているようで、のんびり、のんびり(笑)。こちらものんびり。空いていたので出来た技ですね。
瀬戸大橋

瀬戸大橋
 橋をわたりきって、そのままナビの指示で高松駅方面へ。これまた仕事中のむらすけに電話してお店が開いているか確認。どうやら時間的にぎりぎりらしい。とにかく向かってみる。だめなら、渡部さんが持ってきていた(と思われる)ガイドに載っている、うどんと本格ケーキのお店に(笑)。なんでうどんとケーキを両方扱っているお店なんだかよくわからないが。

 市街地まで来たら金木っちはすでにさぬきやには行ったことがあるので、ナビの目的地を設定し直す。無事にさぬきや到着。早速中に入る。なぜか金木っちは緊張している(^^;。もちろんみなさんおうどんを注文。値段が安いことにびっくり!。物価が安いのだなぁ。うどんが300円。安い。しかも量は東京の立ち食いうどんと変わらない量。食べてみる。これがおいしい!。村川がゆでたのよりも当然おいしい(笑)。お母さんが金木っちに気が付いたらしく、ご挨拶を(笑)。食べ終わってお勘定をお願いしたら、お父さんが「あの人(=村川)につけておくから」と言ってくださった。感謝感謝。ところで、本当に村川が払ってくれたの??

 腹ごしらえも終わったところで、渡部さんのお言葉。「まだまだうどんが食べたりない。明日は3食目指すぞ!」…。とにかく、初日の宿をまだ取っていなかったため、駅近くの駐車場に車を停めて、ホテルを探す。お値段的には良い感じでも、3人は入れず。いくつか見て、結構外観がやばめのホテルがあったりして、観光案内所に行って探した方が良いということに。

 観光案内所で対応してくれたおじさんが、「5000円でどうです?」と聞いてきたら、渡部さんが「4000円台の方が…」とおっしゃる(笑)。おじさんは電話でホテルに「4500円にしといてよ、頼むわ」とのこと。いやぁ、言ってみるものです(^^;。

 で、ホテルに行ってみると、歩いて探していたときにやばめの外見といったホテル(爆)。いやぁ、こんなもんですね、世の中。とりあえずお部屋に。すばらしい配色の部屋(笑)。口で説明するより写真を見てくれた方が早いでしょう。しかし、驚き。窓を開けると断崖絶壁、という感じだし、ハトが飛び込んできそうだし(^^;。とにかく少し休んで、まだ4時くらいだったので外に出ようということに。この部屋にいても帰って疲れるだけだし…。
四国新聞社選定

四国新聞社選定とのこと。
 温泉に行こうという話になったのだけど、その前に屋島に行くことに。車で向かう。しかし、すでに5時近くのためか、駐車場にも車は少ない。とにかく歩いて散歩。途中お寺だか神社だかよくわからないモノ(神仏習合のためだと思われる)があって、妙に新しかったり、妙に一心寺っぽかったりするのがご愛敬(笑)。そこをすぎて、高松市街及び本州側がみれる方へ移動。
 ここがすばらしかった!。海の向こうには本州、瀬戸大橋が。高松市街も一望できて、すばらしい眺め。いやぁ、本当に来て良かった。ここでは“かわら投げ”という風習があって、かわらを海に向かって投げるとなにか良いことがあるらしい。金木っちがかわらの投げ損ないを拾って、みんなで投げることに。よく見ると崖の方にはフラフープみたいな大きな輪と小さな輪が。どうやらこの間を通すらしい。ということでやってみるがなかなかうまくいかず。しまいにゃ石を投げるが、僕は全然だめ(T_T)。金木っちは結構うまい。
かわら投げ

これはかわら投げをしているところ。
すばらしい夕焼け

すばらしい夕焼け。
 そうこうしているうちに夕焼けに。いやぁ、心洗われました。本当に綺麗。しかし、周りのカップルからしたら相変わらずはた迷惑でうるさい3人であったのだろうなぁ(^^;。夕焼けを見終えて、温泉に向かう。
 なんでも24時間やっているということで、金木っちは宿が取れなかったらここで一晩明かすつもりだったらしい。なんとここは常磐ハワイアンセンターのように怪しいアロハを着る温泉。結構良いお値段(1800円也)。とにかく老若男女みなアロハ。前日までU.S.にいたため、アメリカ人がこういうの見たら気味悪がるだろうな、と思ってしまったが、自分もしっかり後で着ることに(爆)。でも、やっぱりみんなアロハというのはかなり怖い…。

 温泉は結構数があるのだけど、どれも熱い。ということで、あまり長湯もせずに出てきてしまった。しかも旅行疲れが出たのか、温泉に入っている最中からかなりの眠気。休憩室で少し仮眠。渡部さんとの待ち合わせの時間に金木っちに起こされて、待ち合わせの場所に。この温泉センターの中には宴会場やスナックがあったのだけど、どちらもカラオケを歌っていた。しかもスナックは男性客一人で、その人が歌っている…。そんな雰囲気では誰も入ってこないぞ〜(^^;。

 やっぱり渡部さんもアロハ(^^;。ということで記念写真を撮っておく…、というかなんで渡部さん温泉にカメラ持ってきているんだ??。とにかく怪しい写真を撮って、ホテルに戻ることに。ホテルには門限があって、それが23時45分とのこと。それまでに夕食もすまさなければならなかったので、21時くらいにホテルに戻り、繁華街へ繰り出す。

 15分くらいで飲み屋が集まっている“ライオン通り”というところへ。いろいろ見て回った結果、安くて魚介類がおいしそうなお店へ。そのお店は店員さんがすべて女性。めずらしい。で、いろいろ注文するが、メニューの数は多いのだけど、結構「品切れですわ」が多し(^^;。でも、出てきたモノは結構おいしい。頼んだお酒もおいしい。というか飲み口が良すぎて酔っぱらいそう(^^;。3人でまったりとしていたらあっという間に23時半。ということであわてて精算してホテルへ。こりゃ歩いていては間に合わないと言うことで、3人走り出す。もちろんBGMは「Runner」(^^;。うそだけど。

 なんとか時間ぎりぎりにホテルに入る。いやぁ、焦った。で、僕も金木っちもかなりお疲れモードだったので、ほとんどそのままばたんきゅー。ということで翌日へ…。


翌日へ…