香港食い倒れツアーII 四日目


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Agenda
 今朝は9時に起床。流石に4時過ぎまで遊んでいたからね。目覚ましは9時半にしていたのだけど、目が覚めちゃったからしょうがない。まだガタさんは寝ていたので、先にシャワーを浴びる。

 シャワーを浴びてすっきりしたところに、狩野さん・はなちゃんコンビから電話。石井さんは無事に帰ったとのこと。で、みんなでブランチで飲茶を楽しむ予定だったけど、流石に連日食べ過ぎた、ということで、今回はパスしたいと。そりゃぁ、あんだけ食べまくればお腹の調子が悪くなっても不思議じゃないか(^^;。とりあえず彼女たちの部屋に11時に集まることにして、それからその後のことは考えることに。

 11時半に全員集合。が、調子が悪いと言っていた2人も、やっぱり飲茶に行くと言い出す(笑)。調子が良くなってきたのと、せっかく飲茶を食べるチャンスだから、ということらしい。今日は、初日に跡部さんとりょうこちゃんが行って、お気に召したお店。もちろんホテルから近い。昨晩北京ダックを食べたお店の近くらしい。

 早速跡部さんとりょうこちゃんに道案内してもらいながら出発。しかし、「鹿鳴春」近くに来て、目的のお店の場所がわからないと言い出す(^^;。跡部さんの数少ない弱点、それは方向音痴だということだったりする。お店が載っているガイドを見せてもらって、場所を把握。ここからは僕が道先案内人。といっても、3分ほどで到着。割とわかりやすいところにある。

 さて、待ちに待った点心。僕は香港に来たら必ずワゴンで点心を持ってきてくれるお店に行くことにしているのだ。おばちゃんが来るたびにワゴンの中身を見せてもらう。次々においしそうな点心がテーブルに並び始める。ううーん、これがたまらないのよね(笑)。点心だけじゃなく、お粥もオーダー。お粥の場合は別の記入カードがあって、そいつに書いて店員さんに渡せばOK。

 点心の中でも特に好きなのがエビ蒸し餃子に、「鮮蝦腸粉」という、エビ入りクレープ。特製のタレをつけて食べるのがおいしいのだ。鮮蝦腸粉はなかなか回ってこなかったので、狩野さんにメモ帳に名前を書きだしてもらって、テーブル近くでワゴンを押してたおばちゃんにオーダー。おばちゃん了解するも、なかなか持ってきてくれない。どうやら忘れられてしまったようなので、別の店員にオーダー。ようやくゲット。熱々ではなかったのがちょい残念だけど、味はグッド。
モスラ??

モスラ??いえいえ、食べ物ですよ。

ココで一句

ココで一句
 お腹が一杯になったところで、これからどうしようかと話し合い。またもやはなちゃんがガイドで見つけた、新開にある甘味処に行きたい、と主張。デザートのためにそこまで行くのは、と最初考えていたけど、新開は行ったことがないので、良い機会かなと思い直す。地下鉄で彩虹に出て、そこからバスで30分ほどらしい。

 地下鉄では少しうとうと。15分ほどで彩虹に着く。そこからバスに乗り換え。すぐに新開行きのバス発見。乗り込む。結構混んでいるが、途中で空くでしょう。バスは山を登っていき、また下る。一山越えたら、そこは海が広がっていて、とても尖沙咀と同じ香港だとは思えないくらい。とても素敵な光景が待っていたのだった。
うとうと狩野さん

うとうと狩野さん

みんなでうとうと

みんなでうとうと
 バスを降りて、とりあえず海の方に向かう。まだお腹はいっぱいだからね(^^;。海ではなぜかカブトガニが売られていた…、ってこれは天然記念物じゃないのか??それとも別の生き物??とりあえず写真は撮ってみたが…。でも、汐風がとても気持ちいい。ベンチに座ってゆっくり惰眠を貪りたーい!。しばし海辺でのんびり。

 さて、そろそろデザートを食しに行こう。ガタさんがガイドを見ながら案内。途中ネコグッヅのお店に入ってみたり、郵便局を発見して切手を買ったり。その場で絵はがきを9枚投函。そうこうしているウチに、お店は割と簡単に見つかる。「満記甜品」というお店。早速メニューを見るが、しっかり日本語メニューが!。こんなところまで日本人食べに来るのねー、って自分らもか(^^;。
カブトガニ!?

カブトガニ!?

マンゴーケーキとマンゴープリン

マンゴーケーキとマンゴープリン
 オーダーしたのは、マンゴーケーキとマンゴープリンを、それぞれ3人分ずつ。これをみんなでシェアすると。あとは飲み物をおのおの好きなモノ。僕は深海タピオカジュース、とかいうヤツ。チャレンジしてみました(笑)。普通のタピオカジュースに、妙な、こんにゃくみたいなモノが入っていた。なんなのかはよくわからず。特に強い味もなく、でもおいしくもないので、ジュースだけ飲んだ。

 マンゴーケーキとマンゴープリンはおいしかった。特にケーキは、イチオシ。しかーし。さすがの僕でも、ちょっとお腹がきつくなってきた…。ということで、余り手をつけず。みんなからは不思議がられたけど、一応限界はあります、僕にも(笑)。少し残してしまったけど、みんな満足。

 さて、あとはおみやげを買いたいということで、まずはそのお店の近くにあったスーパーに入ってみる。ホント地元民のためのお店、ということで、特に買いたいものも無し。跡部さんはしっかり歯ブラシなどを買っていましたが(笑)。その後バス停に戻ったら、ちょうど旺角行きのバス発見。このバスには乗れなかったのだけど、12HK$ほどで旺角に直行できるのなら、こっちで帰った方がいい、ということになり、次のバスを待つ。5分ほどでバス到着。早速乗り込む。大きさはマイクロバス。小さいけど、全員座れたので問題なし。山間を登っている間にいつの間にかおやすみタイム…。

 気がついたら旧国際空港の近く。見覚えがあると思った。そこで回りを見渡すと、跡部さんもガタさんも、そして狩野さんもおやすみ中。はなちゃんだけはしっかり起きてました(笑)。とりあえず写真を一枚撮ってみた。ここから旺角までなら10分程度だろう。街並みを眺めながら地図と照らし合わせて、どこら辺で降りるのが一番か考える。
一人だけ寝てないゾ

一人だけ寝てないゾ

 ちょうど電脳街近くを通ったので、そこで急遽降りることに。なにせ電脳街で怪しいモノを買い込もう、と話していたら狩野さんの目が爛々と輝きだしたからね(笑)。興味がないのははなちゃんとりょうこちゃんくらいで、残り4名は獲物を狙うハンターのごとし…。ということで、早速旺角電脳中心へ。

 狩野さんは会社の同僚からとあるブツを頼まれていたらしい。僕はMakeITな人、川野から宮崎アニメのDVDを頼まれていた。そこでソフト関係のお店をざーっと見てみたけど、どうも無いようだ。やはりアニメ系のブツは「信和中心」だろうなぁ、と思い、ここでいったん解散して、19時半にホテルで待ち合わせることを提案。全員賛同。ということで、約2時間の自由行動開始。

 とりあえず旺角電脳中心は見終わったので、近くにある、SimCityという名前の電脳街に向かうことにする。ガタさん、狩野さん、はなちゃんも一緒。SimCityでもおみやげは見つからず。どうも本当に怪しいモノ、というのはこの手の場所では売らなくなったのかも。流石に摘発が厳しくなっているからね。香港人の友達を作らなきゃだね〜、とは狩野さんの弁。

 狩野さん的にはどうしてもその手のお土産がほしいらしい。ということで、シャムスイポにも電脳街があるので、行ってみようかと提案。狩野さんはもちろんOK。ということで、二人で行ってみることにして、とりあえず地下鉄の駅まで4人で向かうことに。しかーし、途中で狩野さん寝返る(笑)。怪しいモノもほしいけど、おいしい中国茶もほしい、ということを言いだし、ガタさんとおいしいお茶を買いに行くことになってしまった。それじゃ僕は、と「信和中心」の前で3人とお別れ。一人でビルの中に入っていった。

 エスカレータを上がって目の前にあるアニメ系のビデオ屋に入ると、すぐに目当てのモノ発見(笑)。やはりココにあったか。しかもかなりお買い得。宮崎アニメ全10本を、DVD5枚組で160HK$!。これはかなり惹かれた。自分の分も買おうかと真剣に悩んで、結局現在の持ち金が200HK$しか無かったため、断念。わざわざ銀行で降ろしてきても、画質が悪かったら後で悲しいので。とりあえず1つ買って、川野に許可を得て試聴してから、改めて買いに来ることにする。

 念のために他のお店も回って値段を調べたけど、どこも同じ値段。最初に入ったお店で買うことに。他のお店では、「悪女の条件」「ビーチボーイズ」「神様、もう少しだけ」などのドラマがDVD化されていて、160-200HK$程度で売られてたため、これまたかなり心揺さぶられる(笑)。結局我慢したけど。お金持って無くて良かった。持っていたら絶対買い込んでるよ(笑)。

 結局、解散してから1時間もたたないウチに目的達成。少し疲れたし、荷物を置きたかったので、早めにホテルに戻ることにした。油麻地の駅から地下鉄で2駅。ホテルに着いたのが18時45分頃。昼寝をするには短いので、少し日記を書いてみたりした。

 すると、19時頃いきなりドアが開く!。ガタさん帰着。カギって2つあったのね。なんでもフロントで聞いたら、カギは先に持っていった人がいる、と言われたので無理やりもう一個出させたとか(^^;。僕が先に帰っているとは思わなかったらしい。そりゃそうだ、自由行動の時間を多めに主張したのは僕だしね(^^;。コーヒー飲んで一休みして、30分にロビーへ。

 まだ誰も来てなかったけど、すぐに狩野さんとはなちゃんが。10分ほどして跡部さんとりょうこちゃんが。みんなチョット早めに帰ってきてホテルでのんびりしていたらしい。さて、今晩の夕食は昨日のリベンジ!。北京ダックに再挑戦だ。今度は別のお店、ネイザンロードを北上して、ミラマーホテルを右手に曲がり、キンバリーロードを5分ほど行ったところ。地図を見ながら道先案内人はまたもや僕。とはいえ、今回はチョット道を間違えた。ミラマーホテルを過ぎた道を曲がるのだけど、ミラマーホテルのすぐ道向かいにミラマーショッピングセンターがあって、その先だと勘違い。ちょっと北上しすぎてしまった。

オーダー中

オーダー中
 間違いに気がついて、すぐにミラマーホテルの方に戻る。ここからはばっちり。お店は、地元民がよく来るような大衆料理屋、といった感じ。気楽に食べに来れる雰囲気だし、お値段もかなりお安い。飲み物は青島ビール。食べ物はエビチリ、餃子に北京ダック!。それ以外にも何皿かオーダー。

新洪長興飯店
Sun Hung Cheng Hing Restaurant
1F Kimberley Plaza, 45-47 Kimberley Rd.
Tel 2367-7933
11:30〜23:00 無休
MTR尖沙咀駅徒歩5分

 餃子が思いの外おいしかった。エビチリも程良くピリ辛でグッド。そして、待望の北京ダック。目の前で丸焼きの鳥さんがやってきて、その場で取り分けてくれる。すばらしい。なんとガタさんは北京ダックは初めて食す、ということで、食べた後の第一声が、「タダの鶏肉じゃない…」。そらそうだ、鶏肉だもん(笑)。日本で食べる北京ダックは、ホント皮だけ、という感じだったけど、こちらではしっかり肉の部分も付いていて、確かに「鶏肉」という感じが強いのかも。これは単にとりわけ方の問題で、別に香港だから肉もしっかりるける、というわけではないみたい。でも、結構おいしくて、みんなあっという間にパクついてた。
北京ダックの山!

北京ダックの山!

夜景をバックにしたのだけど…

夜景をバックにしたのだけど…
 全部平らげて、一人190HK$。約3000円也。安いわ〜。この時点で21時半過ぎくらいだったかな。香港最後の夜は、どこかで飲んでもう少し楽しもう、ということになった。が、ガタさんの提案で、まだライトアップがついているウチに香港島の夜景を見ることに。ネイザンロードを南下、海までそのまま向かう。流石に土曜の夜、しかも22時くらいなので、たくさん人がいる。そんな中三脚を出して写真を撮りまくる僕ら。通行人には結構おじゃまをしてしまった(^^;。しかし、ライトアップがまだついているこの光景、やはり綺麗だなぁ。30分ほど、夜景を眺めたり写真を撮ったりして、ホテルに戻ることに。今晩はホテルのバーで飲むことに決定。

 ホテルのバーは生演奏があるので、結構うるさくて話がしづらかった。それでも、結構真面目な話をしたり、機内食の話をしながら跡部さんが壊れたり(笑)、最後の夜をしっかり堪能。しかし、最後に頼んだ「アイリッシュコーヒー」、僕の発音が悪かったせいで「アイスコーヒー」が出てきてしまった…。もうちょっと発音綺麗にしないと(T_T)。0時半頃お店を出て、解散。明日は7時10分にロビーにて。跡部さんとりょうこちゃんはホテルを変えてあと1泊。くれぐれも襲われないよーにね(笑)。ということで、エレベーターでバイバイ。


翌日へ…