こーじタイへ行く! 四日目


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Agenda
 今日は朝9時起き。で、このホテルは正午までにチェックアウトすればいいので、割と遅くまでのんびりしていられるんだけど、迷ったあげく、未だ行っていなかった「ワット・アルン」に行くことにした。せっかく「暁の寺」を読み終えたしね(笑)。

 ということで、食事を済ませ、10時半くらいにチェックアウト。やはり電話代が結構かかってる(^^;。ま、許容範囲だけど。ホテルの目の前がラマ4世通りなので、そこまで出てからタクシーを拾う。で、ワット・アルンへ向かってもらうが、途中で結構メーターが進み、どうも持ち金では足りなさそうだということが判明(^^;。途中でお金無いからココで降ろして、といってタクシーを降りる…。とほほ。

ワット・アルン

暁の寺
 で、炎天下&荷物を持ったまま、見知らぬ道をふらふらと歩きまくって、ATMを探す。30分くらい歩いてようやく発見…。死ぬかと思った。で、再度タクシーを拾って今度こそワット・アルンへ。無事に到着。で、そこから入ろうとしたら寄付してくれ、というおっちゃんがたっていたので、しょうがないので100Bも払っちゃった…。ホントはココは別に入場料とか取られないんだけど…。ま、いっか。

 ワット・アルンは、タイの高い空に対してそびえ立っていて、確かに圧迫感がった。三島由紀夫が小説に記しているとおり。しかも、仏塔の周りに中国陶器が大量に埋め込まれていて、それで全体を装飾しているという、すごい塔。どうやったらこんなモノをデザインできるんだろう。発想がすごいと思う。
塔

仏塔の周りは中国製陶器がびっしりと

 ここでだいたい12時くらい。14時からラチャダムノン・スタジアムでムエタイの試合が見れる、とガイドに書いてあったので、そちらに移動することにする。で、タクシーを拾って説明するが、どうもそのスタジアムのことを知らないらしい…。一応王立のムエタイらしいから有名だと思っていたのに…。でも、地図を見せてなんとかたどり着く。そこそこちかいのに30分以上かかってしまった…。で、着いたときに運転手が「キック・ボクシング?」と言った。そっか、ムエタイ、では通じなくて、キック・ボクシングなら通じたのね…。とほほ。

 で、入り口で、またタイ人に1000Bで良い席を用意してやる、なんて言ってきたので、そんな高い席いらんわ、と言ったら、1000Bは12試合を見るための正規料金だ、といって、スタジアムのチケット売り場に貼ってある料金表を示した。確かにそう書いてある。で、人っ子一人いないのはなんでだろう?と思っていたら、日曜は試合は18時からだという。ガイドには日曜は2回あって、14時からと18時からだ、とあったんだけど、どうも間違っているか、変更になったみたい…。とほほ。ムエタイは今回はあきらめることにした。

 ホントはムエタイ後にマッサージを受けて、それから空港へ行こうと思っていたんだけど、予定変更。パッポン通りに行って食事をとり、それからマッサージを受けることにした。で、タクシーでシーロム通りに行ってもらって、そこの付近の中華屋に行こうと思った。これもガイドに載っていた店。だけど、店の前まで行ってみると、結構高そうなお店だったのでやめた(^^;。もっと安い店を探してふらつくことに。

 せっかくパッポン通りまで来たので、ジム・トンプソンのお店でシルクを買うことにした。で、いろいろ物色したけど、結構いいお値段。日本で買うよりは全然安いけど、おみやげで友達にあげる金額ではないな(^^;。ということで、親に買って上げる分だけにしてみた。

 さて、すでに14時。おなかもかなり減ってきたので、そろそろお昼を食べたい。ということで、ふらついたあげく、日本語メニューのあった、タイ料理を出す喫茶店みたいなところに入ってみた。ここが鬼門だった(爆)。客は日本人ばかり。テレビは大相撲の中継。おいてある雑誌は日本の漫画雑誌及び新聞…。どうもタイ駐在もしくはタイ出張組のたまり場らしい。しかも集まっていたおっちゃんたちの話題がMP3とかだし(爆)。どーしようもないところに入ったみたい。で、メニュー見て、セットを選んでみたが、これがおいしいのだけど、どうもタイ料理というよりは、日本人向けに味付けしたタイ料理で、純粋なタイ料理とはちょっと違っていた…。食べやすいことは食べやすいんだけど、これって日本でも食べれる味だぞ、と思った(^^;。

 食べている途中で雨が降ってきたので、ついでにやむまで待ってみた。15時半くらいにようやくやんできたので、有馬温泉へ向かい、2時間のマッサージ。330B也。今度の子はおしゃべりで、いろいろ話しかけてきてくれた。19才で、まだ2年目だって。若いからやっぱりおしゃべりなのかな。日本人客は多いらしい。そうだろうなー。で、あっという間に2時間が過ぎ、ちょっと早いけど空港に向かうことにした。

スカイトレイン

スカイトレイン
 帰りも電車で帰るつもりだったので、ホアランポーン駅にまずは向かう。が、今日はタクシーで直接ではなく、新交通のスカイトレインを使って、シーロム通りからスタジアム前まで行ってみることにした。20B、結構高い。距離から考えれば確かにタクシーよりはずっと安いけど。電車の中は完全冷房でとってもきれい。快適だった。

 スタジアム前からタクシーで駅まで。そこで18:15発の電車のチケット購入。これでバンコクともお別れ。電車は出発時刻にようやく駅に入ってきて、10分遅れくらいで発車(^^;。相変わらずいい加減だ。で、この電車の中で、すばらしい夕焼けを見ることが出来たのだった。真っ赤な空ではなく、赤と紫の空。あまりの美しさに涙が出そうになったくらい。写真を撮りたかったのだけど、座っている席からでは他の人のじゃまになって撮れなかった…。残念だけど、自分の腕前だとたぶんうまく撮れなかったと思う、三脚無かったし。とにかく、この美しい夕焼けを見れただけでも、バンコクまで来た甲斐があったと思った。

 空港には、なぜか時刻表通りに到着(^^;。なんでだろう…。とにかく、無事に降りて、空港内へ。で、チェックインまでも時間があったので読書して時間をつぶす。チェックイン後は、インターネットカフェで時間をつぶす(笑)。きっかり1時間、いつも巡回しているページを見てまわり、それから出国カウンターへ。あっさり通り、免税店回り。お菓子をいくつか購入して、いざ飛行機へ。飛行機は、初めてボーイング777!。ということで、エコノミーの席にも全席液晶が付いていて、自分で好きな映画を好きなときに見たり、スーパーファミコンで遊べたりする。が、あまりに眠かったので、一回だけ「スーパーテニス」をやって寝た(笑)。ちょっともったいなかったかな。

 今回はとっても暑い国で、しかも苦手な(^^;辛いモノばかりで、食欲があまりでなかったのが残念だった。まだまだ見ていないところを「残して」来ているので、また近いウチに遊びに行こうと思う。


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