上海食い倒れツアー 一日目


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 今回の食い倒れ先は上海。2002年11月8日〜11日で行く予定で、9月頃から計画していたが、8日に部のミーティングが入り、一度は断念。しかし、急にミーティングは日程変更。そして旅行の2週間前にRCCな人もりもりから「まだANAのビジネスなら取れるぞ」とそそのかされ、10月28日にUAに電話してみると…、これがOK。ということで、急遽8日夕方便〜11日朝便にて、上海決定。

 とはいえ、この時点では当然ビザが取れてない。そこで今回一緒に旅行に行く下山さんより教わった、渋谷にある中国をメインにした旅行代理店にメールにて申し込み。当初は通常発行でお願いしていたが、取得するまでの日数を数えると、出発の前日まで届かないことになり、かなり危険。緊急発行に切り替えてもらって、追加料金を払って何とか11月初頭にビザもゲット。

 今回も例のごとく現地集合現地解散。旅程は以下の3パターン。

こーじ8日 NH890 18:50 NRT - 21:25 PDN11日 NH800 10:25 PUD - 14:15 NRT
下山夫妻8日 NW0011 17:50 NRT - 20:20 PDN12日 NW0012 09:30 PUD - 13:10 NRT
跡部・森永組8日 NH919 09:45 NRT - 12:05 PDN12日 NH920 13:15 PUD - 16:50 NRT

 今回は僕は最後に参加、という形だったので、跡部さんともりもりが泊まるHoliday Inn Shanhai DownTownに一緒にご厄介になることにした。トリプルの部屋にしてもらって。下山夫妻は浦東にあるInter-Continental Pudong Shanghai。奥様の強い希望のようだ(笑)

 前回のパリのような失敗の無いように、今回はしっかりガイドブックを用意し、ホテルまでの道程も計算。バスが動いていればそれで上海駅まで、終バス乗れなかったらタクシーにて。時間の都合があえば上海浦東国際空港にて、下山夫妻と合流してタクることも検討。しかし、当日までそこらへんについて全く話をせず…。待ち合わせについて詰めるのを忘れてた(^^;。

 この日もやはり忙しく、仕事を終えたのが13時半。お昼食べる間もなく働き続け、なんとか会社を出た。そのまま日暮里へ行き、駅構内のそば屋にて一杯の蕎麦を啜る。ちょっと哀しかった…。そこから京成の特急で成田まで。電車の中では睡眠…、で目が覚めたら成田空港駅。気が付かずにそのまま乗り続けそうになったけど、よく考えたら今回はUAじゃなくてANAだからここで降りないと!ヤバイヤバイ。

 16時頃チェックイン。今回はビジネス発券なので、エコノミーの列に並ばなくても済む。Club ANAに入るためのパスを貰い、すぐイミグレを通って一路Club ANAへ。今回はラウンジでのんびりするトコから旅行はスタート。

 ラウンジを利用すること自体久し振りの上、ANAのラウンジは初めて。まずはビールを一杯(笑)飲みながら読書。現地到着後についてはもう少ししてから下山さんに電話しよう、と思いつつ、気が付けば17時半すぎ。あ、もう下山夫妻は雲の上かも!と思って慌ててコートのポケットからケイタイを出したら、すでに下山さんから何度か電話をもらっていた。申し訳ない。

 すぐに折り返したら、まだ搭乗してなくて、NWはディレイで30分以上遅れそうだとか。僕の出発とは1時間ほど差があり、上海浦東国際空港にて1時間ほど待たせることになるかも、と思っていたけど、どうやら待ち時間は短くなりそう。とりあえず空港に着いたら電話する、ということだけ決めて(笑)、電話を切る。

 こちらの頃合いも良いので、ゲートに向かう。ビジネスはすでに搭乗開始。ということで早速乗り込む。ANAのビジネスは初めてだったので、それなりに期待して乗ったが…。UAとの違いなのか、アジア路線だからか、まずウェルカムドリンクはない。さらに歯ブラシや靴下などの日用雑貨類も無し。頼めば出てくる、といったモノらしい。うーむ。ちょっと期待はずれ。

 シートの大きさなどはまぁこんなもんか、といった感じ。とりあえずガイドを読みながら出発を待つ。NWが遅れていたので、当然こちらも滑走路が使えなくて遅くなるんだろう、と思ったら案の定30分ほど遅れて出発。フライト時間は3時間強。

 ガイドを見ていたら、上海の楽器屋さんが載っていた。1年ほど前から二胡の音色にはまっていた僕にとっては何よりの福音。こりゃ買うっきゃない。と思ってよく読むと…、二胡のボディにはヘビ皮が使われていて、これはワシントン条約に引っかかるとのこと。がーん。これじゃ持って帰れないよ。なんかウマイ方法はないものか、ヘビ皮以外の二胡はないものか、と考えてみる。そうしているといつの間にか夕食の時間。これまたちょっとがっかり。出てくる内容自体はエコノミーよりも上質だけど、出し方はエコノミーと同じ、トレイにまとめて持ってくるタイプ。まぁしょうがないか。

 味はなかなか。白ワインを飲みつつ、一通り平らげる。でも食べ終わればあと1時間で着陸。ということであっという間に上海に着いてしまう。香港よりもさらに近いなぁ。沖縄に行く感覚と同じだね。

 無事に上海浦東国際空港到着。時間は21時半頃。荷物は全て手荷物なので、イミグレさえ通ってしまえばこっちのもの。そのまま到着ロビーへ。そこですぐに下山さんへ電話。そしたらすぐ近くにいて、向こうが先にこちらに気が付いてくれた。さらに利用できるかわからなかったATMも、ばっちり使えると教えてくれた。ATMはロビーの外。ココでまずは300元ほど降ろしておく。香港と違ってカードはほとんど使えないだろうから、これでは足りないかもしれないけど、大金を持ち歩くのは不安だからね。

 下山夫妻は僕よりもほんの少し早く着いただけらしい。僕としてはタイミング良かった。彼らは待ちが長くて大変だったみたい。ご苦労様でした。そして一緒にタクシーに乗って、まずは下山夫妻が泊まるInter-Continentalへ。僕はそこから地下鉄にて上海駅に行き、駅からは徒歩でHoliday Innに行こうと考えた。

 タクシー乗り場にてタクシーに乗り込み、いざ上海市街へ。かなり大きな道がどーんとあり、そこを快適に飛ばしていく。韓国の運転手よりは丁寧な運転(笑)車内では明日以降の話を下山さんと打ち合わせ。1時間ほどで浦東地区へ到着。しかし運ちゃんはここらへんが不案内らしく、いったん車を停めて通行人に聞き込み開始(^^;。まぁしょうがないか。5分ほど聞き込みしている間に、下山さんは地図を見てホテルのだいたいの位置を把握(笑)運ちゃんが戻ってきてすぐにホテルへ。停まったところからすぐのトコロだった。

 まずはチェックイン。その間にロビーを見ていたら、ANAのCAさんたちがぞろぞろ。どうやら上海にはANA系列のホテルがないため、Inter-Continentalが専用の宿になっているらしい。下山夫人からは「ナンパのチャンスだよ!」とけしかけられるが当然そんなことは出来ず(笑)下山さんがチェックイン後、お別れ。とりあえず僕がホテルに着いてから、話し合ってこちらに電話することにした。0時近くかも、と言い残して外へ。Inter-Continentalのタクシー乗り場にて、係員に地下鉄を聞くと「この時間だと終電終わったよ」と…。なにー。まだ23時になったばかりだというのに…。早すぎだ。しょうがないのでタクシーにてHoliday Innへ。

 30分ほどかかって到着。意外に遠いのね。で、Holiday Innのロビーにて内線電話をつなげてもらって跡部さん・もりもりに電話。そしたらHoliday Innは2棟あって、僕が来ている方は違う方だって。こりゃ失敗。いったんロビーを出て、道を挟んで向かい側の棟へ。そこでとりあえずフロントでトリプルに泊まる手続きをした。跡部さん曰く、きちんと手続きしておかないと社会主義の国は怖いよ、とのことだったので。そして部屋に上がってすでに飲んでいる二人と合流(笑)

 まずはビールで乾杯。そして明日の話をして、10時にこちらからInter-Continentalへ迎えに行く、と決まる。すぐに下山さんへ電話して、連絡。これで今日のお仕事おしまい。ビールを飲みながらガイドなどをチェックして、明日の予定を立てたり、いろいろ語り合っていて、気が付けば2時近く…。明日は7時半起き。


翌日へ…