今朝も7時半起床。シャワーを浴びて、メールチェック。しかしここで八木さん、自分のプロバイダのAPがニースにない、とのことで僕のPCを貸してあげたら…、20分以上も独占してメールチェック…。朝食が待っているのだから早くしてくれないと…。
さて朝食、ここでも八木さん、懲りずにおかわりを…。またお昼食べられなくなるぞー。その後部屋に戻って準備。八木さんはニースが気に入ったらしく、今日もビーチでのんびりするとのこと。なので、僕一人でモナコ公国へ日帰り。往復列車にするつもりだったので、時刻表で時間を調べると、帰りはどうも21時近くになりそう。ま、こちらのレストランはオープンが遅いから、そのくらいが丁度良いかも、夕食には。そして駅の近くに安くて量を食べられるレストランがある、と八木さんのガイドに書いてあったので、そこで食べることも考慮。
さて出発。今日は僕の方が早かった。10時頃の列車で行くために、9時45分頃ホテルを出る。駅に隣接しているインフォメーションにて、一応バスの時刻表などももらってみて、列車でモナコに行く場合と比較してみた。そしたらバスは15分おきに出発していて、かつ安い。時間は倍くらいかかるけど、それでも45分ほど。だったらバスで行こう、と思って、マセナ広場北東のバス乗り場へ移動。
バスの窓から |
バスのチケットは、特に事前に買うのではなく、乗車するときに運転手から買うらしい。モナコ行きのバスを探して、乗り込む。3.75euroくらい。かなり安い。10時半頃出発。バスは断崖絶壁にある道を右に左にくねりながら進む。右側に座れば海が見えたのに、左側に座っちゃった。失敗。
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長距離バスで、停留所はモナコのアルム広場だけ、だと思っていたんだけど、実はただの路線バスで、沢山の停留所に停まるバスだった。しかもアナウンスがないから、ちょっとドキドキしてきた。ちゃんとアルム広場で降りられるんだろうか?外の風景も綺麗なんだけど、それだけじゃなく降りるべきトコロかもしっかり見極めないと。と思って、時間的に乗ってから45分ほどたったころから、しっかり停留所チェック。そしたらアルム広場、と書かれたバス停で停まったので、ここだっと思って降りる。正解だった。何とかモナコに到着。
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モナコ! |
大聖堂の前 |
さて、まずはガイドを確認。この場所からだと大公宮殿がすぐ近く。しかも11時55分から衛兵の交代があるらしい。丁度良いので、それを見てからお昼にしよう。アルム広場から坂を上っていくとそこが宮殿。結構観光客がいる。みな衛兵の交代を目当てらしく、すでに場所を取っている人もいた。僕はそれがメインでもないので、これから30分くらい同じ場所で居続けるのはしんどい。ということで、美しいと有名なモナコの切手を買いに、郵便局へ行くことにした。宮殿から徒歩3分ほど。
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無事切手をゲット。すぐに記入済みの絵はがきに貼って投函。この郵便局ではモナコeuroも置いてあったみたいだけど、稀少だったため既に売り切れ。ちょっと残念。それから路地をぶらぶらしながら宮殿方面へ戻る。不動産屋があって、値段を見たけど目が飛び出るくらいの値段。こりゃ本当の金持ちしか買えないわ…。
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モナコの不動産屋さん |
宮殿前の広場にはさっきの倍以上の人出。どっからわいてきたんだろう?とりあえず僕も衛兵を見れそうなところに移動して、10分ほど待ち。その間に携帯電話をちらっと見てみたら、なんかメッセージが届いているようなマークがついていた。なんだろう?と思って見てみたら…、なんとふれあい祭仲間の金木っちからメッセージ(当然英語)。彼は中国にいてGSMを使っているらしく、そこから送ってきていた。うーん、やっぱりWAPも使えるのか、この機種。早速返信、と思っていろいろ触ってみたが、どうも小文字が出ない…。説明書を持ってきてなかったから、とりあえず全て大文字で打った。英文タイプは難しいね、ケイタイでは。日本のケイタイは予測変換機能などが充実しているからなぁ。
ケイタイをいじっているウチにお時間。交代の衛兵がやってきた。人混みの頭越しにしか見えなかったけど、やっぱりロンドンの方が大仰だったなぁ。小さい国だからこのくらいの規模なんだろうけど。ちょっとがっかりしながら、途中で列を離れる。
このままお昼に行っても良いんだけど、もう少し宮殿の周りを見てみる。近くにグレース・ケリーも眠っているというモナコ大聖堂がある。そこに行ってみた。路地を南に歩いていくと突然現れる。なかなかステキな聖堂。他にもお土産物屋や美術館もあるのだけど、お腹も減ってきたのでこの辺でここは去ることにする。坂を下りて再度アルム広場へ。
お昼は、旅・テニス仲間の下山さんより、メールで「美味しいパスタ屋さんがあったよ」と聞いていたので、そこにする。「PULCINELLA」というお店で、モンテカルロ・グランドホテルの近くらしい。ということは必然的にカジノ街へ行くことになるので丁度良い。
カジノとフェラーリ |
アルム広場からバスのLine1にて、Place du Casinoまで。20分くらい。で、降りたのは良いけど、いまいち位置を把握し切れてない。ちょっとぶらぶら歩いてみると、目の前に有名なモンテカルロ・カジノが。そして周りは超高級品店街。ここだここだ。とりあえずモンテカルロ・カジノへ近づくと…、建物の入り口の前に、どーんとオープンのフェラーリ360モデナが!!か、かっこよすぎる。やはりフェラーリはこういうところがよく似合うなぁ。写真をパチリ(笑)。
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それから中にちらりと入ってみるが、どうも場違いな気がして、結局おトイレを借りただけ(^^;。もう少しオトナになったら来よう(笑)。お腹が減っている方も大事だし。ということで、モンテカルロ・グランドホテルを探して暫くさまよう。すると海へ出てしまった。どうも思っていたのと南北が逆だった。が、不幸中の幸いというか、海に出たおかげで方角がわかったので、モンテカルロ・グランドホテルの位置も把握できた。すぐ近くまできていたようだ。
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モンテカルロ・グランドホテル |
F1のコースで有名なトンネル |
モンテカルロ・グランドホテルの脇から海沿いの道路へ歩いていくと、そこはF1で有名なトンネルの入り口。おお、ここかーと思っていると、標識には「Avenue Princess Grace」とある。グレース王妃の名前がついていたのか、この道は。レンタカーを借りて走りたかった。それもオープンカーならなお良し。もちろん360モデナだったら…(笑)。
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ここまで来ておきながら、目当てのレストランが見つからず30分近くさまよった(^^;。番地を見ながら探していたんだけどなかなか見つからない。人に聞こうにも人気もない(^^;。しかもなぜか日本庭園が海沿いにあったり…。それでもなんとか発見。疲れた〜。13時過ぎだったけど、レストランは人が多かった。美味しい証拠だ。テラスに案内されて、パスタのコースとハーフボトルの白ワインをオーダー。サラダとパスタとデザート、コーヒーのセット。
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日本庭園 |
パスタはサーモンのパスタにしたんだけど、美味しい!先日食べたパスタとは大違いだ。そしてワインも美味しい。贅沢な事をしちゃってるな〜、日本では今頃同僚達はひーひー言ってるかなー、などと思いながらランチを楽しむ。一人なのがちと残念だけど。デザートはアイス。これが結構量が多くて甘くて大変だった。美味しいんだけど、日本人には量が多いかな。約3,500円くらい。
ほろ酔い気分で店を出る。なんかこれでもうモナコは満喫、という感じなので、ニースに戻ることにした。そこでバス停からLine5に乗ってアルム広場へ戻ることにする。バスはすぐ来たのだけど…。
乗っているウチにうとうと…。気がついたら、乗ったところから大して離れてないところ。でも時間は30分くらいたっている…ということは乗り過ごして一周したってこと!?なんてこったい。巡回バスみたいなモノだから、終点についたらそのまままた乗り続けていればいいか。ということでそのまま乗り続ける(笑)。終点にて、運転手に「チケット見せて」といわれたので見せたら、0 euroのチケットを再発行。一応こういう手続きが必要なのか。
フェラーリの工場 |
流石に今度眠るとマズイので、一応起きていた。それでも揺れが気持ちよくて落ちそうになったけど。アルム広場へ向かう途中、フェラーリの看板をいくつか見かけたので、アルム広場で降りて、そのお店に行ってみたら、なんと工場兼ディーラーだった。おおー、とよだれを垂らしながら眺め入る。こんなに余ってる(違)なら一台くれっ、と思いながら。
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16時半頃、バスにてニースへ。行きのバスよりも混んでいて、暫く立っていた。地元民の足みたいで、中高生たちも大量に乗ってきていた。17時20分頃、ニース到着。さてどうしよう。そうだ、八木さんが昨日行った、お城に登ってみよう。地図を片手にテクテク。すぐにお城への坂道を発見。登っていく。結構登るなぁ。
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お城から下界を臨む |
10分くらいかけて、頂上へ。見晴らしは最高!これは良いわ。でも今日はちょっと雲が多いのが残念。しばらくニースの街を眺めてぼーっ。
そこから今度は海側に向かって降りていく。そうすると丁度ビーチの目の前に降りれるようになっていた。そこからしばらくビーチ沿いのサイクリングコードを散歩。流石に今日はちょっと涼しいので海に入っている人は少なさそう。いったんホテルに戻って荷物をおいて、それから八木さんに連絡を取ろうと思う。そこでホテルに戻ったら、なんと八木さんがいた(^^;。電話をかける手間が省けたわ。1時間半後の20時にまた噴水前で待ち合わせ。僕はチョットお休みタイム。
メールをチェックしたりしているウチに、時間。噴水前へ向かう。今日の夕ご飯は何にしようか。昨日一杯ビールを引っかけたあたり、オープンテラスのお店が密集していたから、そこらへんで魚料理のお店を探しましょう、ということになる。しばらく見て回ると、魚介類を売りにしている(であろう)お店をいくつか見つけた。その中の一店に決めて、着席。
ウエイターは一応英語が出来たので、それでオーダーしていたのだけど、なんと肝心要のオイスターが通じない…。生牡蠣が美味しそうだったからこの店を選んだのに、とがっかりしていたら、そのウエイター、別のウエイターを連れてきて通訳。オイスター通じた(笑)。どうも英語は話せても単語がわからないらしい。まぁしょうがないか。しかし自分のところで扱っている食材くらいは覚えておいて欲しいよ。
まずはスープ。これがかなり美味しい。魚のごった煮、という感じなんだけど、濃厚で美味しい。それから僕はサーモン。これまた美味しい…、あれ、オイスターは?最初に来るモノだと思っていたけど、来てない。ウエイターを呼び止めてオイスターは?と聞くと、忘れていたらしい…。あんだけ苦労して頼んだのに。
オイスター、やっと出てきた。美味しい!そしてすぐに食べ尽くす(^^;。一人3つだからね。しょうがない。デザートもしっかり食べて、22時頃ホテルへ戻る。荷詰めは明日でいいや。と思ってさっさと寝ることにした。