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今年はSARS禍のため、香港をはじめとするアジア諸国への旅行はなかなか難しいか、と思っていたんだけど、とあるWebのBBSにて、「5月末までキャセイ航空でスペシャルプライスが出てる」との書き込みに反応。すぐさまチェックしたら、なんと33,500円で香港往復航空券+九龍ホテル3泊、というキャンペーンをやっていてビックリ。これもSARS禍の影響だろうね。ともかく、2人からの申し込み、となっていたので、一緒に行ってくれる人がいたら是非行きたいのだけどなぁ、と思っていた。
そしたらお馴染みRCCな人もりもりが名乗り出てきてくれて、一気に具体化。5月最終週の土日で行こうか、と検討していたのだけど、職場や友人からの猛反対を受け、流石に今回は抗しきれなかった。感染したら自分だけですまないからね。でも非常に悔しくて、その後もSARS禍に関して情報を収集していたのだけど…。 なんとキャセイのキャンペーンがいつの間にか6月末まで延期していた!ラッキー。あとはSARS禍が落ち着けば、と思っていたら、こちらも5月24日にWHOの渡航延期勧告が解除!解除が出て数時間後には、もりもりと連絡を取って6月末の旅行をfixしたのだった(笑) 今か今かと待っていたら、出発直前の6月24日、SARS感染指定地域のリストからもはずれることになり、ますます状況は好転。これで堂々と上司にも行き先を告げられる(笑)ということで、注意は必要だけど、周りの反対も特になく、久し振りの香港(といっても半年くらい)へ。 今回初めてキャセイ航空を使うのだけど、便は夕方便にしたので(キャンペーンでは午前便も予約できたけど、もりもりの仕事の都合で夕方に)昼まで仕事。しかし今回はホント待ちに待った、という感じなので仕事も手に付かず。気もそぞろなまま12時まできっちり仕事をして、昼も取らずに会社を出た。 このまま成田へ直行、ではなく、次の旅行とその次の旅行の手配(笑)最初に有楽町のJALカウンターへ行き、次の次の旅行、9月26日〜28日のソウル便を発券。これが思いの外時間がかかり、その後日比谷のUAにて今度は次の旅行である、8月1日〜4日までのソウル便を発券。なぜ2ヶ月連続でソウルなのか?ということは、その時の日記に書く予定(^^;。 ともかく、発券作業が予想外に時間がかかり、全て終わったら14時半過ぎだった。これでは成田到着が16時過ぎで、着いてからのんびりする暇もなさそう。しょうがない。日比谷線で東銀座に出て、そこから浅草線に乗り換え、青砥から京成線にて成田空港へ。 着いたら16時15分頃。待ち合わせは16時半にしていたので、遅刻ではなかった。良かった良かった。キャセイのチェックインカウンタ前に行ってからもりもりに電話。そしたら仕事中で、ノートPC開いているからすぐには動けないとのこと。とりあえず待ち状態になっちゃったので、こちらもノートPCを開いてメールチェック(笑) 5分ほどしてもりもり現る。さて、それではいざチェックイン。しかしカウンタ入り口は結構な列…。しかも広東語が飛び交い、既に気分は香港(笑)並んでいたら、係員が個人客だと分かってくれて先に通して貰えた。ラッキー。今回はWebで申込をしたけど、Eチケットのため旅程表などなし。一応確認メールを印刷して持ってきたので、それを見せて手続きをして貰う。 搭乗券も手に入ったので、すぐ移動。まずはJCBプラザにて、ウェットティッシュをゲット。それからパスポートコントロールへ。やっぱ空いてるわ。サクッと通って、ゲートへ向かう。普段UAか、せいぜいNWなので、パスポートコントロール後左へ向かうんだけど、今回初めてキャセイを使ったらゲートは右方面にあった。初めてこちらへ向かうなぁ。 ゲート前にはまだ余り人はいない。もりもりは仕事の続きが残っているとかで、ノートPC片手に電源求めて移動。僕は座ってまったり広東語のお勉強(^^;。少しは話せるようになりたいし。30分くらいしてもりもり戻ってくる。無事電源は見つかったらしい。仕事も終了、そして搭乗開始。その頃にはゲートの周りにはディズニーランド帰りの香港人の集団が。日本人旅行者は少なくても、香港から日本へ遊びに来て、帰るお客さんは多いみたい。機内も満席。 今回Webで申し込んだときに、座席をエコノミーで最前列に指定したら、ちゃんとリクエストが通って目の前が壁の最前列。すばらしい。足が広々。だけど荷物を置くスペースが…。結構最後の方で搭乗したので、上方の荷物入れもいっぱい。ちょっと後ろの方で空いてるスペースを探して荷物を置く。
機内食は、かなり不味かった。キャセイは初めてだったけど、こんなにマズイとは。キャセイ航空に関するアンケート用紙を受け取っていたので、食事の欄はマイナス評価にしておいた(^^;。 約4時間のフライトで香港到着。荷物を持って降りると、イミグレの直前にてサーモグラフィによる体温調査が。おおー、これがテレビで報道されていたヤツか。写真を撮ろうかと思ったけど、やめちゃった。難癖つけられても困るし。ここでもりもり、しっかり引っかかっていました…。一人呼ばれて耳に検温器を。問題なかったのですぐに解放されたけど。
バスはガタさん達と来たときに乗ったので、うろ覚えでバス乗り場へ。空港の外に出たらむわっと熱気が。これぞ熱帯、という感じだ。乗り場案内でバスを確認し、尖沙咀方面へ向かうバスに乗り込む。一応運転手にも「九龍ホテル近くに停まる?」と聞いたら停まると言ったので。ダブルデッガーだったので当然上の座席へ乗り込む。 バスだと終点のホンアム駅まで35分ほどとのこと。だったら電車とあまり変わらないかな。値段は33HK$なので半額以下。リーズナブル。降りるときは、ちゃんと前方の液晶TVに広東語・英語で出て、かつアナウンスも流れるようなので、大丈夫そう。さらに、市街へ入ってきたら大体道が分かったので、ホテルから一番近いバス停でちゃんと降りることが出来た。 降りたのはシェラトンの前。しかしネイザンロードは地下工事のため、遠回りしないと横断できない。ちと面倒。ホテル到着が23時半前。チェックインも問題なし。ここでもバウチャーは無かったけど、パスポートを見せたらOK。キーを受け取ってエレベータへ向かう途中、妙な機械を発見。なんと世界各国のその日の新聞を、その場で印刷してくれるという自販機。すごいなぁ。ちなみに日本語の新聞は毎日新聞と日刊スポーツのみ。これが5$。最初HK$かと思いきや、実はUS$だったので、結構高い…。 エレベータで14階へ。部屋は、噂通り狭かった。しかし機能的できれいなので、特に不満もない。セキュリティボックス・冷蔵庫も完備。さらには部屋のテレビを使ってWebやメールも利用可能。なかなか便利。早速ブラウザを見てみたら…、どうやらOSはWindows 3.x系、ブラウザはNetscape 4.xx系のようだ…。非常に懐かしいインターフェース。しかし言語をS-JISに設定すればちゃんと日本語のページも表示できたので、吉としよう。 電話の確認をしたら、回線が電話機からははずせないタイプだった。ちょっとがっかり。しかしもりもりが壁側を調べたら、そちらはRJ-11だった。すばらしい。これでつなげる、と思ったら、机の引き出しにFAX機も用意されており、そちらの線を引っこ抜けば使えそうだ。ともかく、メールチェックもこれでばっちり、のはず。それさえ分かれば今日は十分。 よくみたら、FAX機の横にはテレビなどをコントロールするコンソールがあるのだけど、そこに10BASE-Tのインターフェースが。これってLANケーブルを差せばそのままインターネットへ繋がっちゃったりするのかな…。是非試さないと。 そうそう、丁度今香港へ帰国している香港人の友達、エルガにも連絡を取っておこう。ということでホテルの電話からかけてみた。ちょっと遅い時間だったけど、連絡が取れた。明日の20時以降でもう一度電話して貰えれば、明後日の予定が立つ、ということだったので、明日電話することを約束して切る。どうやら彼女の帰国便は我々と同じだったらしい。すごい偶然。 さて、飲み物を買ってきて、部屋でのんびりしよう。ということで、外に出てコンビニを探す。ぐるっと周りを一周したけど、チェーンではなさそうな小さなコンビニをホテル徒歩1分で発見。そこでビールやおつまみ購入。ホテルに戻る。その途中、マッサージ屋を発見。値段も手頃そうなので、明日にでも来てみよう。 部屋に戻って飲み。といっても2缶だけなのでたいしたこと無いけど。で、早速FAXから線を抜いて、ノートPCでネット接続を試みるも、ことごとく失敗。うーん、APの電話番号が変わったのかな?そういえば最近全然アップデートしてなかったから…。30分くらい粘って、ダメだったのであきらめた。もりもりは既に就寝…。僕も寝るか。明日は8時起き。
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翌日へ…
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