香港トラムツアー 2004

〜香港食い倒れツアーV 1日目〜


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Agenda
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 2004年最初の旅行は香港から。昨年のうちに夏休みが取れなかったので、年度末にまとめてお休みを取ろうと計画。行き先は半年以上ご無沙汰の香港にしようと決めていた。そこで、前々から暖めていたアイディアである、トラム貸し切りをやってみようと思い、1月からPR用Webサイト作成に着手。旅行の3ヶ月前から計画を立てること自体初めてなので、非常に新鮮な感じがした(笑)

 とりあえず彼女であるすーを連れて行かないと怒られるので、彼女の予定がほぼ確定する1月末まで広報できず。これが後日友人から、2ヶ月前に言われても調整できない、と言われてしまう原因ともなる。が、誘った友人全ての調整が上手くつくことはあり得ないので、こればかりはしょうがない。

 1月末から各種MLや友人宛にメールにて勧誘。しかし全然反応がなくって正直焦る(^^;。トラムツアーって魅力がないのか、はたまた2ヶ月前は声かけるの遅すぎたか。とりあえず最低10人集まったらトラムツアーを、ダメならその人数で食い倒れツアーにしよう、と割り切って計画を立てることに。最初にメールをして1週間くらいの時、RCCのオフ会があったため、その時に直接勧誘。そしたらその場で跡部さん、K'、げんごろうの3名が希望。さらにげんごろうはその場で友人2名に電話して、うち1名決定。これで6名が参加。さすがRCC。

 さて、そろそろ自分の旅程も考えなければ。ということで同僚に休みを取ることを宣言し、UAのキャンペーン価格37,000円で航空券をゲット。24日夜〜29日朝の日程にした。で、ホテルはすーの休みが確定してから、と考えてギリギリまで動かなかったら、予定していた価格帯は尖沙咀近辺のどのホテルでも埋まってしまってダメ。結局17,000円/日くらいで九龍ホテルに泊まることになった。まぁ仕方がない。

 さらに月イチテニスの会にて下山夫妻を口説き落とし、2名追加。それからRCCな人わたるさんが、JALマイルがあるということで参加希望。同じくRCCな人りえ公が、高校の友人池田さんを連れて関西から参加。すーの高校時代の友人梅谷さん&だんな様の2人も参加。ということで、総勢13名が27日香港に集結、トラムツアー決行となった。ということで、一覧表をば。

名前到着
こーじ24日夜
あとべさん・すー25日昼過ぎ
げんごろ・ざりがに君25日夜
りえ公・池田さん26日昼過ぎ
しもやま夫妻26日夜
わたるさん・K'・うめたに夫妻27日昼過ぎ

 勧誘活動と平行して、香港のHongkong Tramways Limitedのプライベートパーティ部門へメールにて予約申し込み。通常だと契約書にサインし、入金して初めて予約成立なのだが、日本からのvisitorということで、契約書はwordのファイルに名前を書き入れてメールで送り、入金は前日までにしてくれればOK、としてもらった。非常に親切丁寧な対応をして貰えて非常に助かった。

 今回借りたトラムはアンティークトラム(赤)で、通常のトラムより若干値段が高いが、2階部分が前半分オープンデッキになっている。せっかくなのでこのタイプの方が楽しめるだろう、ということでこちらを選ぶ。アンティークトラムは赤・緑の2車両しかないので、早めの予約が必要。さらにケータリングは自由、CDプレイヤー付(チェンジャータイプなので複数枚の連続再生可能)なので、飲み物食べ物、そしてCDの調達も現地で行うことにした。

 当日まではMLを立てて自己紹介や情報交換。携帯の話で盛り上がったのはさておき(笑)、ある程度トラムツアーの方向性はみんなでシェアできた。そしてあれこれ準備しているウチに出発日が近づく。修学旅行のように「旅のしおり」を作成していたが、ギリギリ出発2日前には脱稿。しかし一部予定が変更になったり、抜けがあったりで、修正加筆有り。当日は昼まで仕事をし、午後から京成にて成田へ。向かっている最中にりえ公から「旅のしおり」の修正依頼…。持ってきたノートPCにはPDF作成ソフトが入っておらず、どうしようか迷ったが、跡部さんに連絡して、修正した原本(Power Point 2003のファイル)をメールで送って、PDFにしてもらうことにした。

 京成の中で修正し、送るも途中でトンネルに入り切断。しょうがないので空港でやり直すハメに。空港ですぐにチェックイン。座席は指定していたが、一応非常口席希望を出したら通った。ので、行きは足が楽だ。それからラウンジへ。といっても、今はカード会社のラウンジしか使えるカード類を持ってないので、イミグレ外のラウンジへ。ここでメールを送信しようと思ったら、auの電波の入りが非常に悪く、全然ダメ。しょうがないのでラウンジを出て、普通のベンチにて座って送信。なんとか送り終えた。

 そんなことをしていたらもう17時半。もうゲートに向かっておこう。約半年ぶりにイミグレを通って出国。久し振りだし、初めて長時間かけて準備した旅行なので、なんだか初海外旅行のように気分は高揚。ゲートについて暫くしたら搭乗のアナウンス。搭乗して席に座って爆睡、と行きたかったが、一応非常口席なので飛び立つまでは我慢して起きて、飛行中の注意などを聞いていた。

 飛び立ってからはいつもの通り、寝て食べて飲んで寝て、という感じ。ほぼ定刻通り香港到着。思ったよりも暑くなくて拍子抜け。昨年6月に行ったとき同様、サーモグラフにて体温のチェックをやっていた。さくっと入国し、ちょっと周りを散策。というのも明日以降で12名が来るので、現地から最新情報を送っておこうと思ったから。ATMの場所やバス乗り場などをチェック。機上快速を使おうかとも思ったが、値段が安い方を選んでバスにした。尖沙咀までHK$33ほど。約40分ほどの旅になる。ATMをチェックしたときに八達通にHK$100チャージしておいたので、これを使ってバスに乗る。

 ホント久し振りに帰ってきた、という感覚。実際実家に帰るよりも香港来る回数の方が多いし(^^;。バスから夜景を眺めながらネイザンロードを下り、重慶マンション前にてバスを降りる。ちょっと霧雨状態だが、傘なしでも大丈夫。九龍ホテルまで歩き、すぐにチェックイン。英語で「Check in please」と言ったら「日本の方ですね」と日本語で返されて恥ずかしい思いを(^^;。対応してくれたのが日本人のフロントだった。しかも茅ヶ崎出身!いるもんだなぁ。ふと横を見ると、派手な民族衣装のようなものを着た女性の一群が。コスプレ?と思ったら、シンガポール航空のフライトアテンダントさん達だった。こちらによく泊まっているらしい。目の保養になった(笑)

 部屋の広さは相変わらず狭い。が、寝るだけならこれで十分。まずは荷物を置いて、水などを調達しに外に出る。ささっと近くのセブンイレブンに行き、水とSmartoneという携帯キャリアのSIMを購入。今まではイギリスのO2という会社のを使っていたが、今回5名が香港で使える携帯を持ってくるということだったので、電話料金や番号の便利さを考えて、現地キャリアの契約があった方が良いと思って新規でプリペイドタイプを購入することにしたのだ。買うのは至って簡単。SIMのNew Numberが欲しい、と言えば、すぐに出してくれる。HK$180だった。安い安い。

 ホテルに戻ってテレビを見ながらPCを立ち上げ。チャンネルを回していたらArirang TVが映り、「冬のソナタ」が日本で大ブレイク、というニュースをやっていた。これをみながらMLに到着メールを投げる。電話番号・部屋番号もついでに通知。これで今日のお仕事終了。気がつけば2時過ぎ。明日は9時半には起きて、お粥食べがてらトラム会社へ行ってお金を払ってこよう。


翌日へ…