香港トラムツアー 2004

〜香港食い倒れツアーV 2日目〜


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Agenda
 すーへ電話番号や部屋番号を改めて伝えるために一応6時に起きて電話してみた。意外に真夜中のメールを一応見ていたらしい。伝えるだけ伝えて再度寝て、9時半起床。部屋でのんびり支度をしていたら10時半くらいになってしまった。朝ご飯にお粥を、と思っていたけど、ちょっと時間的に厳しいので、あきらめて直接Hongkong Tramways Limitedへ向かうことにした。

 ホテルから出て、まずは近所に出来ていた、「百佳 Park'n Shop」へ行ってみた。ケータリングに必要な、飲み物食べ物そして紙コップなどを確認。あったあった。紙皿もある。これであとは当日までに買っておくだけ。ホテルからも近いし、いいやね。  

 その足でスターフェリー乗り場へ向かう。しかし歩道が結構変わっていて、DFS前の大きな道路は地下道のみになってしまっていた。結構不便。確かに安全ではあるのだけどね。スターフェリーに乗ってのんびり中環へ。ここからトラムに乗ってTram Depotへ。最初に停まっていたのはKennedy St.行きだったので見送り、2台目に乗った。  

 2階の一番前に座って終点まで。20分くらい、と聞いていたが、実際には30分ほどかかった。27日当日の集合時間、ちょっと余裕を持って決めておいて良かった。11時半前にHongkong Tramways Limited到着。しかし、最初入り口がわからず。金網に囲まれた駐留所があるのだけど、どこから人は入って良いモノやら…。怖ず怖ずと入ってみると、一応守衛所みたいなところがあって、人がいた。そこで聞いてみると…、ちょうどプライベートパーティを担当している、マーケティングアシスタントの男性だった。ラッキー。名前を言ったらすぐにわかってくれ、中まで案内。駐留所は大量のトラムがあって、マニアにはたまらないだろうな、という感じだった。一応『友人』のために、中に入って写真撮影したい旨伝えると、危険だからダメ、と言われる。そりゃそうか。  

 敷地の奥の方に事務所棟がある。ここで契約内容を確認し、HK$1,800を現金にて支払い。これで僕はキャッシュがほとんど底をついた(^^;。認め印を契約書に押してもらい、契約成立。27日楽しみだ!

 入り口までまた見送ってもらい、僕はそこから再びトラムに乗り込む。今度は上環で降り、『羅富記』へ。ここのお粥を食べないと香港来た気がしないし。しかし朝粥の予定が、ちょうど12時…。まぁ良いか。結構混んでいて相席になったが気にしない。一人黙々と皮蛋と豚肉のお粥を食べ、お店を後に。HK$18だった。

 本日15時には跡部さん・すーとHoliday Innのロビーにて待ち合わせ予定。なのでちょっと時間がある。いろいろ考えつつ、トラムの中でかけるCDを探すため、旺角まで行くことにした。僕のWebを見てメールをくれた台湾明星迷の方に、安いお店を教えてもらっていたのだ。widesightというお店。チェーン店らしい。そこで中環まで歩き、そこからMTRで一気に旺角へ。

 到着し、外に出てみたら目の前にwidesightがあった。わかりやすい。入ってみると、確かにHMVより安い。クレジットカードを使いたい場合最低HK$100使う必要があるが、今回は現金で買う予定だったので、無問題。なぜなら、トラムツアー代などで土曜日に大量に現金が手に入る予定だから。出来るだけ使わないと、日本円で30,000円分くらいを香港ドルで持っていても流石にもったいないので。

 出発前日にTwins迷の香港人の知人とICQで久しぶりにチャットしたら、TwinsのライブDVD、新しいのが出てると教えてくれた。widesightで大量展示中だった。これは買わねば。ただし現金の手に入った後でね。とりあえず、トラム内でかけるCD候補をいくつか見つけるだけにしておいて、お店を出る。

 そろそろ14時。跡部さん・すーも到着するだろうな、と思いつつ、とりあえず尖沙咀へ帰る。MTRに乗っている最中、まさに跡部さんよりTEL。到着したとのこと。すーと合流でき次第また連絡くれるそうな。

 尖沙咀に着いて、ホテルに戻ってちょっと休もうかと思ったら、部屋が清掃中。仕方がないのでホテルの隣にあるスターバックスにてラテを飲みながらぼんやり。そこで見たことのある顔の白人を発見。なんで見たことがあるんだろう?と1分くらい悩んで、思いだした。昨日同じ京成電車に乗っていた外人だ!(笑)ニュージーランド、と書かれたバックパックを持っていたので、お国に帰ったのかと思ったのだが、まさか香港で出会うとは。別に言葉を交わしていた訳じゃないけど(^^;。

 再度TEL。無事合流できたそうで。良かった良かった。跡部さんはわざわざ名前を書いた札を持って待っていてくれたらしい。まぁ一度しか会ったことがないので顔を良く覚えてなかったから、という理由のようだけど。しかしその札には…「歡迎 寸〜のい樣 よろこそ香港へ・・・日商香港康士旅游有限公司」と書いてあったとか…。取り合えず昼間は渋滞の可能性があるからバスは止めて、機上快速にて尖沙咀へ向かうとのこと。

 15時になって、Holiday Innへ向かい、ロビーにてぼんやり。そしたら15分過ぎくらいにお二人様到着。跡部さんはでっかいスーツケースとでっかいリュックサックを持っていたが、部屋に戻る時間が惜しいということで、スーツケースはベルボーイにチップを渡して部屋に運ばせ、リュックはそのまま持ち歩くとのこと。めちゃ重そうだけど、いいのか??

 すーの荷物を置きに九龍ホテルへ。流石に清掃は終わっていた。部屋のLANポートを見るや、速攻PCを出す跡部さん…。もう好きにして(笑)メールチェックが終わるまで待って、ちょっと遅い昼ご飯代わりに、アフタヌーン・ティーを楽しみに行く。今回は最近出来たばかりという、ハーバーシティに入っている『Cova Caffe』というカフェ。

 先ほど歩いた地下道から直接ハーバーシティまで行けるようだ。矢印に従って歩いていくと、それらしき建物の中に直結。そして外に出てみると目の前にエスカレータが。これか?と思って乗ってみたら、2階までノンストップ…。こりゃ違う。再度降りて外に出て、しばらく広東ロードを歩いてみると…、ハーバーシティじゃなくてDFSが入っているビルに入っていた。ありゃりゃ。道向こうのビルなのに。道を渡って中にはいると、すぐ左手に目指すお店があった。

 ようやく一息ついた。早速メニューをもらってみると、取り放題のブッフェか、ケーキセットがある。すーはケーキセット、僕と跡部さんはブッフェを頼み、とりあえず取れるだけケーキやパンを取ってくる(笑)むしゃむしゃ食べながら四方山話。跡部さん、ホントにツアー客待ちのガイドさんみたいに、名前を書いた札を掲げていたそうな。ご苦労様です。そしてげんごろう・ざりがにペアから突然の電話。何かと思ったら、まだ成田で、出発が2時間遅れるとのこと。ということはホテルに着くのは早くて2時頃。それは待ってられないので、ホテルのフロントに明日の予定を伝言しておくことにした。

 のんびりしていたらあっという間に17時。さてどうする。ちょっと旺角のCD屋に行って、トラムでかける曲を調べてみよう、ということになり、僕の案内でMTRで旺角のCD屋へ。さっき行ったばかりだから今度は一発で到着。しばらく見て回って、やはり僕が目をつけたCDは良いね、という話になり、その場で購入。あと1枚欲しいところだけど、これは明日に後回しにしてもいいか。

 CD屋はそこらへんにいくつかあるので、他も覗いてみた。まぁ、値段はほぼ同じかな。それから跡部さんがスニーカーが欲しい、というので、すぐ近くのスニーカーストリートへ。片っ端からお店に入ってみて、好みのスニーカーを探す。しかし跡部さんはデザインよりもコストパフォーマンス重視のようで、1足HK$50という投げ売り的な靴の山の中から一生懸命サイズを探していた(^^;。しかし見つからなかったらしい。

 そうこうしているうちに雨脚が強まる。これは流石に傘が必要だなぁ、と話す。そしたら薬局にて傘発見。買おうかどうしようか話していたら、店員3人がよってたかって売りつける(笑)そして傘をよく見ると、なんと蛇腹状のハードカバーがついていて、傘をさすときには傘の先に折りたためるようになっている。これかっこいいなぁ。HK$39だったので、即買い。

 傘を使っていったんMTRに乗って尖沙咀へ。この時点で18時半くらい。いったんお互いホテルに戻って、一休みしてから20時に再度連絡取り合って、夕食に行くことに決定。すーは部屋に戻るなり、研修課題の提出期限が帰国3日後にさしせまっていて、やらなくちゃいかんというので、PCを貸してあげた。そして僕は夜ご飯のお店をいくつか候補を挙げて、それから一眠り…。

 20時ちょい前に跡部さんからの電話で起きた。そしたらなんと跡部さん、電話会議にでないと行けなくなったので夜は行けない、とのこと。跡部さんが仕事で忙しいなんて、初めて聞いたよ。しかも旅先で!びっくりしたが、仕方がない。僕らの方も、すーの課題ができるのを待ってると夕食にはたどりつけないので、とにかく連れ出し、夕ご飯は二人で食べに行くことに。ホテルの裏側、ハイアット・リージェンシー目の前に、海鮮料理屋があるので、そこに行くことにした。

 予約が必要、とはガイドにあったが、行ってみたらあっさり入れた。日本語で書かれたメニューも持ってきてくれたし。二人なのでアラカルトだと食べ切れまい。ということで「一人世界」を二人分頼むことにした。これは「一人用コース」という意味。2名様より、と書いてあったのでちょうど良い。オーダー後すぐに出てくる出てくる。エビを蒸したものやフカヒレスープなど。そしてJCBの割引券を持っていたので、それを見せたら紹興酒ボトル一本サービス。ということでグイグイ飲んで食べた。おいし〜。

 22時半前に跡部さんより再び電話。ようやく会議終了したということで、飲みに行きたい、だって。僕らもちょうど食べ終わりかけ、だったので、22時45分にHoliday Innロビーで待ち合わせにした。僕らはまずはお勘定。すーがとりあえずカード切ってくれたんだけど、その時出したのがMASTER CARD。しかし先ほどのボトルはJCBの割引券。その上10%引き…。いいのか?レシート見たらしっかり10%引きになってるし。でもJCB使ってないけど。まぁいいか(笑)

 ロビーにて5分ほど待っていたら跡部さんが降りてきた。僕がペニンシュラのバーに行ってみたい、と言ったら皆賛成。すぐに向かう。僕も初めてなので、最初バー『Felix』への上がり方がわからなかったけど、ボーイが教えてくれた。専用のエレベータが奥にあるのね。乗ってみたら、エレベータの壁や床がウネウネしていて、凝った作り。エレベータホールを抜けると、高い天井のグリル&バー。これは気持ちいいわ。ただし、飲みだけなら、ウェイティングバーみたいな、ちょっと立ち飲み風な場所だけしか行けない。まぁしょうがないか。

 ここはキャッシュオンデリバリー。なので最初の一杯は跡部さんが三人分買ってきてくれた。どうも。夜景を見ながらまったり飲み。跡部さんもこれでもう仕事は完全に終了〜、ということだけど、あまりグイグイは飲まず。じっくり飲みながらおしゃべり。明日の予定を決めながら。11時にウチのホテルのロビーに待ち合わせにして、げんごろう・ザリガニペアと共に『セレナーデ』で飲茶にしようと僕が提案。そして結局2杯飲んだだけで、バーを後にしたのだった。とはいえ0時を回っていたのだけど。

 ホテルに戻ってまずはフロントへ。げんごろう・ザリガニペアへ伝言を書いて、言付ける。そして部屋に戻ってそのまま就寝。おやすみなさい。


翌日へ…