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昨年10月にUnited航空のマイルが60,000マイル溜まった時点で、次の旅行を考えた。カレンダーを見ていくと、来年のGWがかなり日の並びが良いことに気がつく。そこで、前々から虎視眈々と狙っていたBIKE NEW YORKのWebを確認すると、来年の開催日は5/1。ということはGW中。航空券さえ手に入れば参加できるかも、と思ってすぐにUnited航空のWebからマイルで成田−JFK間の直行便を探してみると…、まだ空いている!ということで、その場でゲット。4/29〜5/5で取ったので、有休は1日取ればOK。これぐらいなら、何とかなるだろう。来年のその頃自分が何をしているかさっぱり読めなかったのだが(^^;。 次にBIKE NEW YORKの申し込みと自転車の手配。BIKE NEW YORKというのは実はNew York Cityにて行われる一連の自転車競技の総称のようなもので、僕が今回参加するのはそのうちのThe 28th Five Boro Bike Tourというもの。これはNew York Cityの5つの地区(Manhattan, Bronx, Queens, Brooklyn, Staten Island)を駆け巡り、最後にStaten Islandでゴール。トータル42 miles(約70km)を走るレースなのだ。 Webで、2月下旬から受け付けスタート。4/15までに申し込めば早期割引料金のUS$36で申し込めるので、さっさと申し込む。カード決済にしたため手数料その他がかかり、ほぼUS$40。4月にはいると日本までゼッケンとガイドを送ってくれるらしい。素晴らしい。 自転車は、流石に家からママチャリを持って行くのは辛いので、現地調達。幸い、BIKE NEW YORKのWebにいくつかの自転車屋がリコメンドされているので、その中のいくつかにメールを送って、Metro Bicyclesという自転車屋にて、レンタルをメールで受け付けてくれるとの返事が返ってくる。泊まるホテルから近いところ店舗、Canal Street Bicyclesにてピックアップすることも出来るそうなので、それで手配。正式には、4/1に受付開始メールがくるので、速攻依頼メールを書く。2日経って返事が。今年は4倍ほどの申し込みがあって大変だったそうだ。でもちゃんと受け付けOKとなる。自転車はコレでOK。 最後にホテル。日本人の方のレース参加者のWebによると、朝レースに参加する人たちで地下鉄は埋め尽くされるとか。なので、出来るだけ出発地点のBattery Parkから近いところに泊まり、自転車でそのまま向かえる方がベター。となると、Lower Manhattanで探すことになる。いくつかあるんだけど、それなりのトコロを。The Five Boro Bike Tourでもプロモーション価格を出していた、Marriott Financial Centerに決めた。でもプロモーション価格はもう埋まっているらしくNG。仕方がないのでタビックス勤務の友人にお願いして取ってもらった。 ちなみに今回は一人で飛ぶ予定だった。このレースに参加希望のK'先生は、都合がつかず断念、だったので。でも相方がなんとか休みを取れるらしい、というのを3月中旬に教えてくれたので、上述の友人にお願いして、僕と同じ便を手配。しかしキャンセル待ち。じりじり待っているウチに4月になってしまった。4/15を過ぎても出てこないため、大阪のHISに行ったら、関空発着、Detroit経由のNWならまだ3席ある!とのこと。この時点でキャンセル待ちの返事がないと、もう厳しいだろうという判断で、NWに決め。しかし出発日が僕より1日早い。初日の宿だけなんとかしないと。 困ったときは友人頼み。ということで、ふれあい祭以来のつきあいで、現在NYC在住のさくらちゃんにメール。1泊くらいだったら泊めてくれる、とのこと。持つべきモノはホント友達です(笑)ということで、相方の予定も確定。これで仕込はOK。 GW直前には仕事も一段落し、余裕が出来た。とはいえ、連日飲み会が続き、荷物の準備が手つかず。いつものことではあるのだけど。前日の夜から始めて、朝3時半くらいでいったん仮眠。7時に起きてパッキング再開(^^;。なんとか出発前に全て用意が出来上がった。 夕方16時半出発、とはいえ、直前に、朝早い便でNYCへ発ったMakeITの友人川野氏からメールで「パスポートコントロールがメチャ混みだから早めに来た方が良い」とのメール有り。11時半には家を出ることにした。 成田空港第1ターミナルは本当に久しぶり。とりあえずすぐにチェックインだ。UAのカウンタ付近に行くと…、エコノミークラスはカウンタの柵の周りを半周してる…。早めに来て良かった。こんなに混むとは、さすがGW。最後尾に並びつつも、ちょっと焦れる。が、30分ほどで柵の中へは入れた。ここでしばらく待っていると、エコノミークラスのカウンタの反対側の一角、大きな荷物専用のカウンタらしいが、グランドホステスが話しているのを聞いたところ、預ける荷物が無い人もOKらしい。良いこと聞いた!そちらは2組ぐらいしか並んでいなかったのですぐに今の列を離れてそちらに。確かにOKだった。うほっ。 しかし座席指定時、既に非常口席は満席とのこと。残念。諦めて通路側の席で我慢。それからJCBカウンタに行ってみる。やはりウェットティッシュのサービスは昨年で終了したとのこと。残念。Mapなどを一応もらっておく。セキュリティチェックも混んでそうなので、そのまま向かうが、意外にささっと抜けられる。さらにパスポートコントロール。全然混んでいない…。時間帯や航空会社が違うからかな。まぁ良いんだけど。 お昼を食べずにココまで来ていたため、空腹感を我慢できず。ついついターミナル内のレストランにてカツカレーを。外れが無さそうだし。食べたらゲートへ。UAのゲート遠いんだよね。ノートPC出してメールでもチェックしよう、と思ったら、PHSが入らない…。今回は仕事用のmoperaだけ持ってきていたのに…。残念。搭乗時間までは本を読んで待つことに。 時間になったので搭乗。座ってすぐにおやすみ。起きたらドリンクのお時間だった。食事は2回、夜中にカップラーメンのサービス1回。結局全部食べてしまった。しっかり寝ておくつもりが、読み始めた本『龍の契り』が面白くて、一気に読んでしまった…。結局フライト中は4時間ほどしか寝られず。時差ボケ大丈夫かなぁ。 16時半にJFK到着。ほぼ定刻通り。飛行機から降りたらすぐに行列。??と思ったけど、多分イミグレ時に指紋と顔写真撮るのに時間がかかっているのだろう。とはいえ、ここからもう並ぶのか。 40分以上並んで、ようやく自分の番。両手の人差し指と顔写真を撮る。指紋って、インクで紙に取るのかと思いきや、スキャナなのね。ハイテクだわ。顔写真もWebカメラみたいなので取り込んでるし。全て電子化しないと確かに回らないな。ちなみに繋がっていたPCはDELL製。儲かってるんだろうなぁ。 この時点で17時半過ぎ。ホテルまで大体1時間ほどらしいので、相方との18時半待ち合わせが間に合わないかも。やばいなぁ。タクシーは高いので出来ればシャトルバス等で行きたい。そこでインフォメーションにて聞くことにしたが、ここでも10分ほど待ち。自分の番が来て聞いたら、バスだと待ち時間1時間がプラスされるから2時間はかかる、とのこと…。今日は時間優先だ。ということでタクシーに乗ることに。 しかしこちらも長蛇の列…。待ってばかりだよ。30分ほど待ってタクシーに乗り込む。US$45+Toll Fee(有料道路の料金)+チップで、US$55ほど。まぁ仕方がない。その間、ケイタイを取り出し、一緒にいるかもしれない、さくらちゃんに電話しようと試みるが、ケイタイの調子がおかしく、現地のローミング先を表示せず、電話も通じない。理由が分からないが現在使えない…。困った困った。 Marriottに着いたのがほぼ19時半。1時間遅れだ。申し訳無いなぁ、と思ってロビーに行ったけど、見あたらず。しばらく待っていたらトイレの方から出てきた。彼女も30分ほど遅れていたらしい。合流できて良かった。改めて周りを見渡してみると、Marriottと言えども、結構古い内装。9/11のテロの時もここは被害に遭わず、昔のままのようだ。チェックインを済ませ、部屋に行く。結構広くて、清潔にはなっていたので満足。帝國酒店とはエライ違いだ(笑)値段もエライ違いなんだけどね(T_T) さて、お腹も空いたし、何か食べに行こう。雑誌や本を見てレストラン選び。今から選ぶところに、お互い準備不足が伺える。僕はThe Five Boro Bike Tourしか考えが無かったしね。『FIGARO JAPON』のNYC特集に載っていた、Meat Packing Districtにあるタイ料理の『Highline』がこじゃれてて良さそう、ということになり、地下鉄で行くことにした。 ところで相方、普段使っているSaison UA Visaカードを家に忘れてきたとのこと。普通のSaison Visaカードでポイント貯めたくないので支払いは僕のUA Masterカードで払いたいとおっしゃる。それって買い物は常についてこい、ということ??うーむ。 最寄りの地下鉄の駅は1,9線のRector St.。ホテルのすぐ裏だった。この入り口で地下鉄の切符を買える自販機があった。長丁場なので7日間乗り放題切符を買うことにした。カードで払えるのだけど、これが便利。タッチパネルの画面で、見やすく理解しやすい手順になっている。外国人でも無問題だね。切符を買って地下鉄に乗り込む。14th St.まで。 降りた辺りはあまり人出も多くない。うーむ、合っているのだろうか?と思いながら歩き始めたら、正反対に歩いていて、6th Ave.に向かっていた(^^;。9th Ave.行かないといけないのに。失敗失敗。逆方面に歩き出し、9th Ave.を曲がる。暫く歩いて、地図を見たら、9th Ave.ではなく8th Ave.を曲がっていた…。Mapを元に9th Ave.へ行くと、元倉庫街だけあってちと怖い感じ。だけど、所々入り口があって黒服のアフリカ系アメリカ人が立っている。最近はクラブ街としても有名な場所なのだった。ちょっと、というかかなり行ってみたかったのだが、流石に相方と二人だと怖いかなぁ。 目的のお店発見。しかしかなり混んでいる模様。もう一軒、同じブロックの反対側にフレンチビストロ、『Pastis』があり、そちらも見てみようと話す。そしたらそちらも確かに混んでいるけど、食事が美味しそうな雰囲気。入り口で聞いてみたら、「中で食べるなら1時間待ち、外ならすぐに食べれるよ」とのこと。ここらの美味しい店なら1時間待ちは普通だろうから、外でもいいからココにしようと僕が主張。今日はここでお食事。
Pastis テラスに席を用意されたが、思いの外寒い。風がなければまだマシなんだけど、吹くとかなーり寒い。風邪ひきそう…。一応暖房が壁の上についていたけどね…。メニューはさすがフレンチビストロ、いろいろそろってる。が、量がアメリカサイズなのは間違いなさそうなので(笑)、3品ほどだけ頼む。オニオングラタンスープ、魚とサラダ、ローストビーフ。オニオングラタンスープはすぐに運ばれてきたが、やはりラージサイズだった…。でも美味しい!大きささえ普通なら良いんだけど(笑) その後のメニューが全然出てこない。ハーフワインを頼んでいたけどそちらは飲み干してしまった。うーむ、寒いしなぁ、と思っていたら、担当のウェイトレスやフードの担当者らしき男性から「遅れてごめん、もうちょっと待って」と言ってくれる。機嫌を直しつつ、もう少し待ってみると、サラダと肉が一緒に。というかサラダよりも魚がメインか?と言うほど大きかった白身のお魚…。サラダは添え物でした。ローストビーフもかなりでかい。しかしどちらも美味しい。量が多いのでやはり3品で十分だった。全部そろったところで、フードの担当者らしき人が「遅れたお詫びにサービスするよ」と言ってハーフワインをもう一本置いていってくれる。素晴らしい。しかし飲みきれず(^^;。食事はほぼ食べきって、満足満足。寒くなければ素晴らしいのだけどね。まぁ仕方がない。 このお店、ホテルに戻って調べ直して気がついたけど、『Sex And The City』でも2回使われていたオシャレなお店だった。図らずもSATCロケ地巡りをしてた(笑)さて、食事も終えたので帰るか。支払いを済ませ、外に出る。帰りは面倒なのでタクシーで帰ろうかと思っていたが、ホテルに戻る前に水が欲しいと相方。確かにホテルの周りではもう買えなさそう。14th St.へ向かって歩くと、9th Ave.の交差点にスーパー発見。ここで水を購入し、タクシーに乗ってホテルへ。流石に疲れたので、そのままベッドへ。おやすみなさい。
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翌日へ…
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