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朝は目覚ましを6時半にセットしていて、それで一回、目が醒めたが、ふ〜じぃさんがまだ寝ていたので、暫くベッドでうとうと。7時前に起きだしてシャワーを浴びる。着替えをして、7時半から1Fのカフェにて洋食の朝ご飯。僕ら以外は2人組が1組いるだけの寂しいカフェ。皆さん2Fにあるレストランで韓定食を食べているのかなぁ、やはり。しかもなぜかBGMがマライア・キャリーの『All I Want For Christmas Is You』…。もう夏なんですが。
そういえばHappyHappyさんはどうしているのだろう?ふ〜じぃさんが内線かけたら、ちささんは一人で既に韓定食を食べに行ったらしく、部屋で準備をしていた。僕らと食べましょう、と誘う。 HappyHappyさんが降りてきたが、朝食券はセキュリティボックスの中で、その鍵はちささんが持っているとのこと。うーん、困りましたね。とりあえずカフェの人に朝食券なしでも大丈夫?と聞いてみるが、ダメみたい。仕方なくHappyHappyさんは2Fへ上がってちささんから鍵をもらってきた。ちささんはおじいちゃんランナーと楽しくお食事していたそうだ。 3人で食事をしながら、諸々おしゃべり。もちろんその場にいなくてもしっかり話題に出てくるちさリーダー。人気者だ〜(笑)朝食後、部屋に戻って準備を完了させる。リュックやら記念品やらいろいろ想定外のモノをもらって、荷物が多くなってしまった。そうか、初日に他のツアー参加者が大きなスーツケース出来ていたのは、こういうのも想定していたのか!?うーむ。どうもまとまらないので、来たときの荷物+紙袋一つ、になってしまったよ。持ち運ぶの面倒だ。 1Fにて集合。チェックアウトして荷物を預ける。女性陣は昨日の風船もしっかり持ってきていた…。しかも昨日よりも小さいので、どうしたのか聞いたらわざわざ持ち帰り用に小さくしたのだと。さすがちさリーダー。しかし、HappyHappyさんが一生懸命腰を落として荷物を置いている姿を見てちさリーダー、「M字開脚…、インリンだ(笑)」。朝から何言い出すんだ、この人(笑)朝からテンション高くて面白すぎです! 今日は済州島の南側、済州郡にある中文観光団地に向かうのだ。と、そこまでは昨日決めていたけど、具体的にどこ見るかはノーアイディア。それをHappyHappyさんが「ちささんは(僕が)きっちり計画たてていると思ってるわよ〜。大丈夫?」と脅かす…。すみません、『シュリベンチ』くらいしか考えてません…。また風船で小突かれるのか? 朝は時間もあるのでバスで向かうことにした。バスは昨日の済州クラウンプラザホテルの前にバス停があり、ここから600番のバスに乗れば4,50分で到着する、ということを昨晩のウチに確認済。バスも15分に1本程度出ているそうなので、とりあえずバス停で待てば良いだろう。と思ったら、丁度済州クラウンプラザホテルの前の信号を待っているときに600番のバスが行ってしまった。まぁいいか。 バス停で待っていると、タクシーが次々に群がり、「タクシーの方が早くて得だからコッチ乗れ」と言ってくる。この手の輩は嫌いなのでムシ。しっかししつこい。まぁ向こうも生活がかかっているんだろうけど。しばらくすると去っていく。バス停のベンチに座って、今日の予定を立て始める。まぁ最初は『シュリベンチ』のある新羅ホテルへ行けば、とりあえず間違いは無さそうだ。ふと気がつくとバスの切符の売り子さんが登場。いつどこから来たんだ?ともかく、一人W3,900払う。タクシーだと一人W5,000、と言っていたが、現地についてぼられる可能性が無いとも言えないので、こちらで正解だろう。 バスに乗り込むと、そこそこ人は乗っているが、どうやらこの停留所の後はもう中文観光団地の辺りまでノンストップらしい。そして車内アナウンスは韓国語だけかと思いきや、英語・日本語・北京語と4カ国語。素晴らしすぎる。これは便利だ。島を南北に横断する道路まで来るとずーっとまっすぐ。とりとめもない会話をしつつ着くのを待つ。 最初ロッテホテルなどが密集しているところで停車。そこで降りようとしたが、運転手からどこ行くの?と聞かれたので新羅ホテル、と応えると、次だよ、と言われる。席に戻ってもうちょい待ち。すると新羅ホテルへ到着。ココは1999年製作の映画『シュリ』でロケに使われた場所の一つ。まずはココで写真を撮らねば。しかしロビーは天井が高くてキレイで立派〜。僕らの泊まっているホテルとは、言うまでもないが違いすぎる。やっぱりこういうホテルが良いよね(笑) コンシェルジュにてちささんが英語でシュリのロケ地を確認。『Shuri's bench』でちゃんと通じていた。観光名所なんだね。Mapを4人分もらって、いざ『シュリベンチ』へ。エレベータで1Fまで降りて、そこからお庭に出るのだ。
さて、次はロッテホテルへ向かいましょう。ロッテホテルはドラマ『オールイン』で多用されたロケ地らしい。せっかくなのでゴージャスなホテルも見ておきたいし。新羅ホテルを正面から出て、いったんバスで来た道を戻ってから、ロッテホテルへ。ここらのホテルでは一番新しい方らしく、キレイだし、とてもゴージャス。こんなトコロに泊まりたかった!とりあえず駐車場脇にあった池でアイドル写真を1枚パチリ。 正面から見たらますますスゴイ。確かにドラマでもこの入り口付近、使われていたなぁ。中にはいるとそこは8F。斜面に立っているようで、1Fまで降りることが出来る。ロビーから海を見ると、風車が3つ立っている。これもドラマで、ソン・ヘギョが提案したアトラクション、ということになっている。この風車の1つに、『オールイン』のロケ風景の写真が飾られているとのこと!行かなければ、是非とも。
ようやく海岸の近くまで来た。そこに一つ建物があり、レストランが入っている。が、僕らはお茶程度で良かったのでそこには入らず。缶ジュースを買ったり、屋台?でオレンジを買ったり。飲み食いしつつ海岸へ降りていくと、途中に踊り場があり、海女さんたちが椅子とテーブルを置いて、お客さんに振る舞っている。それを眺めていると、海女さんから大声でラブコール(笑)せっかくだから少しつまんでみましょうか。
2個までで良かったのが、3個目を割り出したので止めに入る(^^;。しかし分かってくれない。一人2個だと思っている様子。困っていたら、近くのテーブルから日本語の出来る韓国の男性が寄ってきて通訳しれくれた!コマスミダ〜(ありがとうの意)。とりあえずウニは4つにしてもらったが、それでもW3,000とのこと。しかもウニが小さく量が少ない。だから怪訝がっていたのか、海女さん。この人数ならもっと食べそうだものね。まぁ小腹が空いた程度だしお試しなので少しでいいのだ。
あっという間に2皿食べ終わる。長居しても悪いので、お金を払って海岸へ移動。海岸のそばにはトイレもあり、シャワーや手洗い場もついている。さすがリゾート。そこそこ人出があるので、周りに人がいないところまで歩いていく。そこで、僕以外のお三方はみな靴と靴下脱いで海へ。僕はフォトグラファーなんで海には入らず(^^;。
出発準備完了。そろそろ12時なので、お昼にしましょう。先ほど見かけたレストランは、ちょっとイマイチ感が。せっかくリゾート来たので、ロッテホテルではどう?という案が出たが、それでちさリーダーのOKも出たので(笑)、来た道を戻ってロッテホテルへ。 ロッテホテルで、テラスで食べられるお店を探す。ホテルの人に聞いたら、6Fにあるカフェを提案されたので、階段を下りて向かう。階段途中、さっきは気がつかなかったけど『オールイン』のロケ写真発見。チソンとソン・ヘギョがすれ違うシーンで確かに使われてた!ということで写真を撮っておく。カフェでは、やはり食事はないとのこと。もう一つ、実は8Fにあったみたいなので、エレベータで戻ることに。 丁度良く(?)、エレベータには他に客がいない。そこでふ〜じぃさんがバラを口にくわえて…。写真はややブレ気味(^^;。近すぎたか。しかしいい歳してアホやってるわ、Team_Balloon…。
Cafriはどうも韓国のビールらしい。味はやや軽いようだ。料理は思ったよりボリュームがあった。僕はプルコギライスだったのだけど、美味しい!キムチとみそ汁も付いてきた。キムチも美味しい。まったり食事をしながらおしゃべり。
バスは空いていたので皆バラバラに座る。暫くすると、ちささんと僕以外は皆夢の中へ…。そこでちささんから写真を撮れ、との指示が。仰せの通りにパチリパチリ。 また済州クラウンプラザホテルへ戻ってきた。大体行きも帰りも40分程度。道が空いていたためか、聞いていたより早かった。全然時間に余裕あるよ。すばらしい。15時前にはホテルに戻ってしまった。オプションツアー参加者の方々は既に帰ってきていて待ち状態。僕らも自分のカバンを取り出して、暫く待ち状態。 気がつけば全員そろった様子。出発の時間のようだ。この後は、ツアーならではのお土産物屋さん巡り。2軒も回るらしい。実はお土産物屋さん巡り付きのツアーって初体験。いやぁ、どんなんなんだろう?? 最初に着いたのが新羅ホテルのDFS。ブランド品ばかり。でも僕の好みのブランドはほとんど無い。かろうじて、BVLGARIの新作香水、『AQVA』があったので試しに嗅いでみたけど、ちょっときついかな。BLACKが一番だね。他には韓流ブームにあやかって、いろいろ韓流スターグッズ。ここで、久しぶりに『冬のソナタ』のポラリスネックレスを見たんだけど…、どうも似てるんだよね、今日ちささんがしていたネックレスに。まさか、ちささんに限ってそんなベタな…、とは思う。うーん。 結局何も買わずに外に出て、隣にあったファミマにて水を買っただけ(^^;。そして2軒目。こちらは食料品がメイン。入ってすぐのトコロにテーブルが並んでいて、ツアー参加者ほぼ全てがそこに座って試飲や試食…。スゴイ光景だ。一番最後に入ったため、特に呼び止められずにいたので、一人で勝手にフロア内を歩き回って品定め。画一的な集団行動は全く出来ない体なのだった。 今回はショートトリップだったので基本的にお土産は今のプロジェクトメンバーにだけ。迷ったあげく特産品であるオレンジを使ったチョコレートを購入。焼酎が非常に安かったので惹かれたのだけど、直近でお宅訪問する予定がなかったから買わずに我慢。自分では飲まないしね。ふ〜じぃさんとちささんは二人で同じ天然石のトルハルバンを購入。家の守り神として玄関に置くとか…。 これで買い物終了。いやぁ、貴重な経験だった。今回みたいに割り切った旅行なら良いけど、普段はやっぱりお土産物屋さん巡りは我慢できないなぁ。外に出る時にちささんと一緒になったので、思い切ってネックレスの事を聞いたら、「今頃気付いたんですか」。やっぱりポラリスネックレスだったのか!意外にこてこてな事好きな人だったのね(笑)気付いてあげられて良かった…のか?
出国審査では、ページ数を英語で伝えてみたが見事にムシされてしまった。悲しい。仕方がないか。そこを抜けたらもう待合いロビー。ちっさな免税店があり、僕以外は皆さん最後のお買い物。ふ〜じぃさんはちゃっかり女性の添乗員さんと名刺交換。さすがだ。どうやらこの旅行会社、3人で回してるらしい。今日まで2人が付きっきりだったんですけど…。すごいな。効率経営? ボーディングの時間が来たのでゲートへ向かう。ここでちさリーダーより、72歳のおじいちゃんランナーにお礼と握手をするように、とのお達し。関空から帰られるそうなので。本当にお疲れ様でした。 飛行機では2時間程度なので適当に過ごす。一応機内食も出るが、非常に物足りない。まぁ仕方がないか。そして20時過ぎに成田到着。気になったのは大韓航空、なぜか日本語や英語のアナウンスの後も「カムサハムニダ」をつける。なぜ? 入国審査ではちゃんとページ指定で。残り8ページ!まぁ間違いなくクリアだな、こりゃ。査証が必要な国には逆に行けないなぁ。税関ではふ〜じぃさんが、「何人で旅行されましたか?」と聞かれて「その質問にはどんな意味があるのですか?」と聞いたらしい。スゴイ人だ…。確かに言われてみれば謎かも。どんな意味がある質問だったんだろう?? さて、これにて旅行も終了。短い期間だったけど非常に濃い3日間だった。MBA友の会の人と旅行に出るのは初めてだったので、英語バリバリできて海外経験ある人との旅がどんな具合になるかと不安な面もあったけど、終わってみると腹がよじれるくらい笑い笑われた3日間だった。HappyHappyさんは丁度名古屋へ転勤直後でもあり、今までのように気軽に会える距離でなくなるから、良い思い出作りにもなった、と思う。僕的にはマラソン以上に済州島そのものに来てみたかった、というところから始まった旅行だけど、一緒に旅をしてくれた3人には本当に感謝感激カムサハムニダ。ありがとうございました。
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