Team_Balloon 済州島マラソンツアー(10km) 二日目


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Agenda
 朝6時前に目が覚める。が、隣でふ〜じぃさんは既に準備万端という感じで寝そべっている。昨日仮眠取ってしまったために、2時くらいから目が覚めてしまったとか。早すぎだってば。

 軽く準備を済ませ、朝ご飯を取りにロビーに。そしてふ〜じぃさんはそのまま「朝のコーヒーが必要」と言い残して近所のコンビニにお買い物。なんか昔も香港で「牛乳が欲しい」と言ってコンビニに向かった気が。僕は一人部屋に戻って食事の準備。しばらくしたら戻ってきたので、一緒に食事。おにぎりと鮭の弁当だった。意外としっかりしてたのでビックリ。バナナもついてきた。

 食べ終わった時点で7時前。7時45分ロビー集合なので、まだたっぷり時間がある。ということでベッドでうとうと。15分ほど前に最後の準備。チャンピオンチップを靴に取り付け、ゼッケンをTシャツにつける。Tシャツは昨日もらった記念品のブルーのシャツ。ツアーパンフには皆さん同じTシャツ来て走っている写真があったので、このときも記念Tシャツを着て皆さん走っていたと思われる。なので、それに併せて、僕らも着てみたのだ。

 下に降りると、皆さんもう準備完了、という感じ。僕ら10kmチームは和気藹々とチャンピオンチップの写真を撮ったり。全員そろったところでバスで国際競技場へ移動。
チャンピオンチップ装着済

チャンピオンチップ装着済

 既に結構人が入っている。僕らは日本事務局前に集合して、集合写真を撮る。まだ開会式まで時間があったので、レース前の姿を撮りあったり。まだみんな余裕有り(笑)そんな中、いきなりthe Corrsの『Breathless』が大音量でかかり、観客席中央にてマイクを持ったお姉さんが準備運動をしようと呼びかける。そして2人のアシスタントを従え、なぜかこの曲に合わせて準備体操。そしてその後韓国ポップス、というかダンスミュージックに併せて2曲分準備体操。これだけでお腹いっぱい(^^;。なんでも韓国でも有名なエアロビのインストラクターさんだったらしい。

 準備体操ついでに1周走りましょう、とちささん提案。4人で走り出すも、半分くらい来たところで既にHappyHappyさんの姿が見えず。リタイアか?と思ったら、一周してきたところで、あたかもずっと一緒に走っていたかのようにショートカットして現れる(笑)10kmレースではずるしちゃだめですよ〜。

走る前は元気いっぱい!

走る前は元気いっぱい!
 日本人選手の皆さんも念入りにウォームアップしている。事務局前に全身ピンクの人がいてビックリ。よく見ると昨日表彰されていた、日本人として最多出場をしているおっちゃん。その姿を見たふ〜じぃさん、彼のことを「ピンクパンサー」と名付けていた…。確かに言い得て妙だけど、かわいそうだ。流石にピンクパンサーの写真は撮れず。そしてアヤシイ着ぐるみ発見。ミッキーマウス?と思いきや、眉があり、耳が前にたれている…。いいのか、こんなキャラクター使って。子供には人気だったけど。

 開会式開始。だが、日本のこの手の開会式のようにきちんと整列して静聴する、という態度は皆無。皆さん自分勝手におしゃべりをしたり、準備体操していたりして。でも話をしているお偉いさん方も一切気にしていない様子。これが普通なんだろうね。続いてまたthe Corrsの『Breathless』がかかり、先ほどのお姉さんたちが準備体操。しかもさっきと動きが違う(笑)その後2曲分、また韓国ダンスミュージックにて準備体操。うーむ。よく見たらお偉方もノリノリで体操していた。彼らは出ないだろうに(笑)

 これで開会式は終了。あとはスタートを待つだけ。9時スタートはフル・ハーフの選手約1,000名。僕らはその10分後よりスタート。スタート地点にて、フル・ハーフのスタートを見学。スタートの合図と共にカラフルな発煙筒が発射!おー、ハデだなぁ。10kmコースでもやってくれるんだろうか。またBGMはT-SQUAREの『TRUTH』。なるほど、この曲をスタートに持ってくるか。

 全てのフル・ハーフの選手が走り去った後、僕らの出番。スタート地点に並び、スタートを待つ。実際にスタート後も、スタート地点にて個々人のチャンピオンチップを読み込んでくれるため、ちゃんと個人タイムも出る。本物のランナーになった気分。RFIDなんだろうか?と思ってしまうのは職業病?

 スタートの合図と共にこちらも発煙筒が!一斉に出発。4人並んでいたけどあっという間にふ〜じぃさんとHappyHappyさんと離れ、ちささんと二人だけに。大体同じペースなので。フル・ハーフの選手と比べるとこちらはやはりファンレースの趣が強く、バリバリ走ってます的な服装の人は少なかった。僕としてはいつもより若干速いペースで走る。が、昨日バスで走ったときは気がつかなかったけど、海に向かう道は緩やかな下りが続いていた。これは帰りがかなりきついな。

 4月のレース時とは流石に違い、こちらのレースは1km毎に案内板が出ているとのこと。1km地点で5分経過。この調子なら55分は間違いない、ように思えるけど、下りで5分/kmだから、帰りの上りはもっと遅いペースになるはず。もうチョット早めないと厳しいぞ、と思いつつも、体力温存のためにそれほど飛ばさないように気をつける。

 2kmを過ぎたところで給水場。しかし飲むとペースが落ちると思ったので飲まず、ひたすら走る。その先には信号が。車を完全にシャットアウト出来ているわけではなく、選手の固まりの合間を見て数台ずつ通しているみたい。流石にココで選手側が止められるときついモノがあるけど、それは上手く通しているよう。さらに先に進み、4kmの辺りから海辺へ。しかしこの辺りの坂が一番きつい。帰りはかなーりしんどいな。

 海辺は汐風が結構強い。そして折り返し地点を過ぎた先行した選手たちがどんどんすれ違っていく。早い人はかなりのスピードで過ぎていく。あの域に達するには相当練習しないと無理。途中応援の民族楽器隊がいたり、テレビやメディアの撮影をしている人たちも多い。海辺はやっぱり見栄えが良いんだろう。なんか走っている選手を止めて(?)インタビューしているところもあった。選手はそれで良いの?

 ふ〜じぃさんともすれ違い。ちゃんとお互い分かって手を挙げあった。数百m進むと、ようやく折り返し地点。ここでもチャンピオンチップを認識するためのマットが敷いてある。ココを踏まないと、折り返し地点まで来たという証拠にならないからだろうね。途中で適当に休んでゴールする輩を排除するためなんだろう。まぁ当然か。ちなみにこのチップの不良品率はどうなんだろう??

 折り返し地点以降は強い向かい風で呼吸も結構大変。そろそろ海辺を抜ける、というところでHappyHappyさんを発見。かなり真剣な顔で走っていた。初めて真剣な顔を見た気がする(笑)さらに走り、海辺を抜けて、6km地点へ。ここからが長く続く上り坂。やっぱりスピードが落ちる。時計をしていたので、時間と途中の距離の案内板を見ながらタイムを計っていたのだけど、やっぱり明らかにタイムが落ちていて、このままでは55分はギリギリ。ペースを上げたいけど、ここから上げたら最後までとうてい持たない。なるべく今のペースを保ち、平地になったらスピードアップする作戦で。

 しかし平地の部分はやっぱり少なくて、7km過ぎた辺りの給水所の場所前後くらいか。ここでも飲むか迷ったけど、我慢。ここで水を含んだスポンジを配っていて、それくらいはもらっておけば良かった。腕や顔にスポンジで含んだ水をかけると気持ちよさそう。給水所の先はスポンジと補給用の紙コップだらけだった。このスポンジなどで転んだら間抜けだから、慎重に下を見て走る。そうそう、下見て走っているとどうしても気力が落ちる気がして、出来るだけ顔を上げて走っていたのだった。

 しかし給水所や車を停めてくれている警察官等、地元の人々がみんな「ファイティン!(ファイト!の韓国語)」と応援してくれるのは嬉しいね。そういえばThe Five Boro Bike Tourでも給水所等でボランティアの人たちが応援してくれていたなぁ。

 ようやく残り2kmを過ぎ、終わりが見えてきた。どこでスパートをかけるか悩みどころだけど、もう残りはずっと上り坂だから、ペース配分を考えないと。とりあえず競技場の手前の信号辺りから追い込むことにして、それまでは我慢。ちささんの背中が見えてきたけど、なかなか縮まらず。ふ〜じぃさんはそろそろゴールした頃かな?

 競技場前の交差点まできて、徐々にスピードアップ。しかしこの坂が意外にきつくてスピードが上がらない。ここでようやくちささんを抜けた。坂でスピードが落ちていた模様。でも前皇居走ったときも最後の最後で抜かれたから油断は禁物。そのまま坂を登り切り、競技場のゲートをくぐって、もうゴール、かと思いきや、競技場の入り口はまだ結構先にあるのだった。た、体力が…。

 ようやく競技場内へ。もう倒れても良いからもう一段ギアアップ。へろへろの状態で100m走している感じで全速力でゴールへ向かう。ゴールで表示している10kmのタイムを見るとなんと58分。や、やっぱり55分はダメだったか。そのままゴール。うーん、1時間は切れたけど、目標達成ならず。やっぱり皇居は5km無いんだろうなぁ。皇居と同じ距離なら55分切れるペースで走ったはずだから。
ゴールって、あれ?

ゴールって、あれ?

 ふ〜じぃさんの姿が見えなかったので、先にチャンピオンチップをフィニッシャーズデスクへ持って行こうとしたら、後ろからふ〜じぃさんに声をかけられた。そして芝生へ行くと、丁度ちささんもゴール。3人でお互いの健闘を讃え合い、暫く芝生の上で休憩。ふ〜じぃさんでも55分だったらしい。あれだけ飛ばしていたのに、やっぱり後半の坂でペースが落ちたとのこと。あれはペース配分が難しいよね。

 HappyHappyさんはまだまだ来ないだろう、ということで、僕ら3人でチャンピオンチップを渡しに行った。引き替えに完走記念メダルと昼食のうどん券、そして記念品を貰えたのだけど、青と黒が用意されているようで、ふ〜じぃさんが「青がほしい」と言って、係の人が青色を出してくるまでチャンピオンチップを渡さず…。さすが。僕はどっちでも良いので黒を貰う。これなんだろう、ポーチ?と思ったら、広げるとリュックになった。簡易リュックか、なかなか便利かも。ついでに水も配っていたのでもらっていく。ちささんが黒が欲しい、というので僕のと交換。マラソンの度にリュックが増えていく気がする…。

 日本事務局に戻って、タイムを報告。そして写真を一人1枚ずつパチリ。僕らもお互いにデジカメを出してきて撮る。いやぁ、ご苦労様でした…、じゃなくて。まだHappyHappyさんが残ってるってば。HappyHappyさんのゴールを見届けよう、ということで、デジカメ持ってゴール地点へ。

ミッキー似とふ〜じぃ氏

ミッキー似とふ〜じぃ氏
 ゴール地点でしばらく待っていると、朝見かけたミッキーマウスもどき発見(笑)ちささんが写真を撮りたいというのでデジカメを預かって撮ってあげる。そして次はふ〜じぃさんが。撮ろうとしたら、ふ〜じぃさん耳を持って立たせてるし(笑)絵的におもろい。次は僕が逆側に行って反対の耳を立ててあげる。これで本物っぽくなった(笑)

 そんなオイタをしていると、そろそろHappyHappyさんが来ても良い頃。既にハーフの選手も戻ってきている。すごい早さ。HappyHappyさんが帰ってきたのに最初に気がついたのはやっぱりつきあいが長いちささん。そして3人でシャッターを。なかなか上手く撮れた。HappyHappyさんかなりしんどそう。ゴール過ぎたところで声をかけて、芝生に連れて行って休んでもらう。リタイヤせず無事完走おめでとうございます。
こちらはホントにゴール直前

こちらはホントにゴール直前

 暫く休んでもらって、その間にちささんが優しくもお水を取りに行ってあげたり。さすがリーダー。そしてHappyHappyさんがチャンピオンチップを渡し終えてから、いったん事務局へ。HappyHappyさん、海岸沿いで強い汐風にふかれて片方のコンタクトレンズを落としてしまったとのこと。コンタクトの人はこういうハプニングがあるから大変だ。僕は眼鏡外して走っていたけど、サングラスしていた藤村さんも、パーツの一部を落としたと言っていた。

 さて、日本事務局のテントで僕が自分の荷物をがさごそしていると、後ろから風船でこづかれた。何かと思ったらちささんが超嬉しそうに風船を手にしている…。確かに隣のテントで子供用に風船配っていたけどね…。って、事務局のテントから出たら僕以外全員風船持ってるし(笑)ちささんの命令で僕も持つことに。しかし風船担当の人がいない。作り方は簡単そうなので、自分で風船取って空気を入れる…、がポンプから空気を入れすぎて明らかに大きすぎる風船。

 とりあえず全員風船持ってポーズ取って写真。まさか三十路になってこんな試練が待ちかまえていようとは…。とりあえず乗り遅れないようにがんばってポージング(笑)運悪く(?)通りかかった、ハーフを終えたばかりの参加者の方にも、ちささんが無理やり風船持たせて写真を撮る。さすがちさリーダー。すっかり風船がお気に入りで、このランナー集団のチーム名まで「Team_Balloon」と決めて、今後も走り続けていこうとノリノリ。

 HappyHappyさんがトイレに行っている間に僕らは芝生の上で寝っ転がる。気持ちいいなぁ、と思って風船を枕にしたら「パンッ」割れちゃった…。ちさリーダーに怒られる…。HappyHappyさんが戻ってきたところで、昼食のうどんを食べに行く。

 うどんはテントの下で立って食べるようだ。まぁそんなもんだろう。キムチは食べ放題の模様。嬉しいなぁ。うどんを作っているアジュマ(おばちゃん、の意味の韓国語)のトコロへ行くと、なぜか大笑いされる。ん?ここじゃないの?と思ってテントに戻るが、どうも違う。ちささんが係の人に聞いて、やはりアジュマのところでもらって食べるとのこと。再度行くと、今度は大丈夫。食券と引き替えに、キムチスープのうどんを渡される。

キムチうどん

キムチうどん
 うどんは微妙。スープはまぁまぁ。キムチ美味しい。まだ11時前だったので、これは途中でお腹が空くから、冷麺くらいは食べれそうだなと算段。とりあえずキムチは沢山食べておいた。食べ終わってまた事務局へ。僕らだけ先に戻ることも可能とのことなので、戻らせてもらうことに。HappyHappyさんがエステやサウナに行きたい、という提案があり、現地のガイドさんに聞いたら、12,000円程度でアカスリやハンジュマク、マッサージがセットになったコースがあるとのこと。ホテルから近いところというので、そこに案内してもらうことにした。結構高いが、僕がパックを自主的にすることはないから、たまには良いだろう。

 ホテルに戻る前にメダルをつけて4人で記念撮影。そして個別の撮影会も。メダルを噛んたアイドルポーズまでやらされた…。テンション高すぎです、マジで。
Team_Balloon結成式!?

Team_Balloon結成式!?

 いったんホテルに戻って軽く着替えて、すぐに再集合。そこで念のためにガイドさんにカード払いできるか確認したら、出来ないとのこと。やっぱり。日本円でも良い、というので、僕は日本円とウォンを混ぜて払うことにした。他の3人が後から降りてきたのでそのことを伝えると、一番乗り気だったHappyHappyさんが手持ちのキャッシュがないとのこと。

 別のお店でも良いからカード払いで無いか?とガイドさんに聞いたら、お店と交渉してくれた。その結果、お店では一応カード払い出来るらしいが、アカスリやマッサージの担当者にその場で現金で給料を払っているシステムなので出来るだけ現金が良いとのこと。カードで払えるならまぁお店を変えなくても良いでしょう。ガイドさんとしては、多分お店からキャッシュバックがあるから他のお店は紹介したくないんだろうね。

 お店は本当にホテルからすぐ。歩いても5分程度。そこのビルの7Fが受付。このビル全体がエステのビルらしいが、表にはハングルしかないため、ジモティしか入れないんじゃ無かろうか。ガイドさんについて7Fまで上がると、受付には日本語のパンフレットも。ツアー客の日本人がこうして連れてこられるんだろう。フリーの客を捕まえなくても大丈夫なんだろうね。受付の人も、男女別々になった後の担当者も日本語が出来るとのこと。

 受付にはちゃんとCATがある。HappyHappyさんがすぐに気がついた。だったら全然気にすること無し。カードで。と思ったらトラップが。400円程度手数料がかかるとのこと。まぁ、10,000円で400円なら仕方がない。加盟店として手数料を客に転嫁するのは規約違反なはずだけどね。男性はヨモギ蒸しがない分、2,000円安いのだった。女性は12,000円。ここでいったん分かれて、中でマッサージなど一通り受けたら、あとはサウナの部分で合流できるとのこと。ガイドさんもここでホテルに戻っていった。

 僕らは担当の人について男子風呂の方へ。まずは裸になって風呂に入れと。一通り洗って風呂に入ってのんびりしていたら、ブーメランパンツを履いた怪しげな男が2人入ってくる。。それぞれ赤と青のブーメランパンツだったが、何かを探しているかのよう。気がついたら僕の後ろにいて韓国語で話しかけられる。なぜ僕っ?と思っていたら、話の最後に「アカスリ」と聞こえる。なるほど、アカスリのおっちゃんか。じゃ、ということで隣の風呂に入っていたふ〜じぃさんに声をかけて、アカスリコーナーへ。

 ここで全身のアカスリ。2回目の経験だが、やっぱりおっさんに体中触られるのは結構気持ちが悪い。でもこれが女性のアカスリシャン(?)でも困るぞ。と、一人納得しつつ、アカスリが終わるとそのままボディーシャンプーとシャンプーを全身つけられ、終わりを告げられる。すぐにシャワーコーナーに行って体を洗い流し、外に出て体を拭いていると、最初の担当の人が現れて、Tシャツとハーフパンツをくれる。それを着て、階下へ。6Fにはサウナとマッサージ室があるようだ。まずはマッサージ。

 こちらは流石に女性。若くはなかったけどね(^^;。全身マッサージ、なんだけど、その前に顔にパックをしてくれた。パックをつけたままマッサージ。しかし走ってきたばかりだから足を重点的にして欲しかったのだけど、さらっと足は終わって結構強く肩をもまれる。ちょっと痛い。そしてなにやら足をM字に曲げてマッサージされているときに、聞き覚えのある女性の声が…。HappyHappyさんとちささんがマッサージ室に入ってきたらしい。が、僕らの姿を見て大笑いしてる。聞こえてるっちゅうに。ちささんにいたっては言うに事欠いて「すずこうオブジョイトイ」とか言っていた…。好きでこんな格好してるわけじゃないんですが。

 そんな辱め(?)を受け、マッサージ終了。パックもはがしてもらうが、確かにツヤツヤ。うーむ。女性が好んでする理由が分かる。また担当の人が来て、今度は一番暑いハンジュマクへ。こりゃ暑い。ふ〜じぃさんは1分と持たずに出て行った。僕は3,4分で出る。すると担当の人に、今度はアイスサウナへ連れて行かれた。初めて見たけど、冷蔵庫の中みたいで、火照った体をクールダウンさせ、またサウナに入れるようにするみたい。コレは面白い。

 十分に冷やして、外に出るとふ〜じぃさんが見つからず。暫くうろうろしていたら、担当の人が。あとはサウナを自由に入っていい、ということだったので、次々入ってみる。もっと低い温度(47℃ほど)のサウナは石が敷き詰めてあってそこで寝っ転がることが出来る。イマイチ汗の出が足りない、と思ってもうちょっと高い温度(75℃程度)へ。こちらは結構暑くて、むしろが敷いてあってやはり寝っ転がれる。なかなか良い感じ。それからアイスサウナへ。

 そんなことを繰り返しているときふ〜じぃさんに声をかけられる。既にサウナは飽きて、そのフロアの床で寝ていた。サウナ以外の部分には個人サイズの薄いマットが何枚も敷き詰めてあって、一人一人寝ることが出来るのだった。僕もヨコになっていると、女性陣登場。HappyHappyさんはいったん休憩、ということで僕らに加わり、ちささん一人でまた一番暑いサウナへ。

 3人になって、お腹が空いたという話になり、売店へ。食堂もあったのだけど、結構ボリュームがあってしっかりしたご飯が食べられるようで、今回は見送り。売店で2人はアイスと飲み物を、僕は飲み物だけ買う。買うには腕につけているロッカーの番号を控えてもらえば、後精算出来るとのこと。バーコードが付いていたから、ジムの売店みたく赤外線でぴっと読み取るのかと思いきや、手で番号を書き写していた。結構アナログ。

 またマットの上に戻ってきて、飲み物を飲みながらおしゃべり。暫くしてちささんが登場。僕らの飲み物を見て、買いに行ってくる。戻ってきたら大きなプラスチックのボトルを持ってきていた。同じようなボトルを持っている人が多くて、自宅から持ち込み?と思っていたけど、売店で売っていたんだね。もちろんボトルは後で返すのだろう。ちささんはまだまだ汗をかきたい様子なので、おつきあいして一番暑いハンジュマクへ。

 気持ち良い、けど、5分が限界。一人先に出て、アイスサウナへ。クールダウンして、また別のサウナへ。出て、最初に寝ていたトコロに戻るとHappyHappyさんが昼寝タイム。ふ〜じぃさんも動かないので僕はまたサウナへ。アイスサウナではケイタイを持っているジモティの子がいたけど、こんなトコロまでケイタイ持ってきてちゃんと動くのかいな?

 2人のトコロに戻ってくると、僕のトコロのマットが無くなってる…。別のトコロから1枚引っ張ってきてヨコになる。余り眠くないんだけどなぁ、と思っていたけど気がついたら寝ていた…。ふと目覚めればちささんが座っていて、「まだ寝るんですかぁ?」と非難の目。かなーり起きるのを待っていて、5Fのインターネットコーナーや酸素室などにも行ってきたらしい。お待たせしてごめんなさい。皆起きだして、帰ることにした。

すっかり肌つやつや?

すっかり肌つやつや?
 軽くシャワーを浴びて、受付で先ほどの飲み物の精算。そして待っていると、すぐにちささんが先に出てきたので、3人で写真を撮り合う。HappyHappyさんが来たところで外に出る。16時半近く。結構長居したなぁ。っていうか僕らが眠りすぎか。

 ホテルにまっすぐ戻るのではなく少し寄り道。僕の希望でまずはCD屋さんへ。イ・ジョンヒョンのCDが欲しかったから。HappyHappyさんがお店の人に声をかけられ、僕がイ・ジョンヒョンのCDが欲しいというと、教えてくれたんだけど、どうもイマイチ買う気がしない。Jewelryもあったんだけど、CDは今はあんまり聴かないからかなぁ、どうも買う気がしない。何も買わずに出ることに。

 それからまた僕のリクエストで、昨日セクシー客寄せがいた眼鏡屋さん、『DAVICH』へ。今日は客寄せいなかった(笑)お店に入ると日本語の出来る店員がつつつと寄ってくる。いろいろ話ながら選び始めたが、他の3人は待ち状態。申し訳ないなぁと、思いつつ、店員に言われるがまま検眼コーナーへ。すぐ終わるかと思ったらやたらとあれこれ見せて調べる。

 3人プリプリしてるだろうなぁ、と思って、検眼終わって値段交渉になるが、W100,000ではレンズが分厚いのでイマイチだからW140,000のを買いなさい、とくる。予算はW100,000だからそれ以上ならいらない、と言うと、悩んだあげくW100,000のレンズでなんとか薄く作ってみましょうという。そんなこと出来るのか?と思いつつ、もうこれ以上交渉事で皆さんを待たせるわけにはいかないので、それでOKした。

 椅子のあるコーナーへ行くとふ〜じぃさんだけ。ここでいったん解散にしてくれたらしい。早めに僕から切り出せば良かった。本当にごめんなさい。ふ〜じぃさんもコーヒー買ってホテルに戻るとのこと。僕も眼鏡でき次第戻ると話す。

 眼鏡を作っている間、先ほどの店員が「大学生ですか?」と言ってきた。さすがにそりゃお世辞だろう、と思って違いますよと応えると、「大学生のような眼鏡してるからそうだと思った」とのこと。そうか、若作りちっくな眼鏡だったか(^^;。眼鏡が出来上がってくると、店員が「今回は特別にW140,000用のレンズを使ってますが、W100,000で良いです。」とのこと。どうも学生だからまけてやろう、ということだったらしい。ラッキー。結果的に4,000円も値切っちゃった。

 さて、僕もコーヒーが飲みたいなと思い、ホテルに戻る前にコンビニへ向かって歩き出す。が、ファミマの近くにスターバックスもどきのコーヒーショップがあったので、そこでラテをテイクアウトで頼む。それを持ってホテルへ。

 ホテルで、ちょいと電話をしたくで、5年前に初韓国の時に買ったテレカを使ってみた。が、wrong cardというエラーが出る。おかしいなぁ、と思ってホテルのフロントにて聞いてみるが、これで使えるはず、といって僕の代わりに差し込んでくれたら、ちゃんと動いた。どうも逆に差していたみたい。

 電話後部屋に戻る。戻るエレベータで、昨晩同席したカップルと一緒に。今日もペアルックだよ…。一応マラソンの話を振ってみて、「普段皇居で練習してるんですけど1周5kmは無いみたいです」と言ってみたら、旦那の方がまた「皇居?ありゃ3km程度でしょ。練習になりませんよ」などとぬかす。またプチっと来たけど大人の対応で。

 部屋に戻ると、ふ〜じぃさん、買ってきたアイスコーヒーは薄くてとても飲めたモノじゃない、という。僕のは、というと、甘い!ラテ、最初から砂糖が入ってる。うーむ、ノンシュガーが良かったんだけど、そう言えば良かった。今晩のディナーはツアー参加者全員で打ち上げで、カルビ&ビビンパ。集合時間が18時15分なのでもうちょっと時間がある。僕は日記を書き書き。

 時間になったので下に降りることに。部屋を出たところで女性陣とばったり。眼鏡屋さんのことを謝っておく。ロビーには皆さん集まり始めている。全員そろったところでバスに乗ってレストランへ移動。ちょっと街から離れたトコロにあるレストラン。ここの個室で晩餐会。

 席は自由のようだったので僕らは固まって座る。そして添乗員さんから一言あって乾杯!ビールは乾杯程度と焼酎ミニボトル1本が込みの値段で、それ以上飲みたい人はキャッシュオンデリバリで。早速骨付きカルビが焼かれ始める。皆嬉しそう。やっぱり韓国来たらカルビは食べないとね。カルビが焼けるまでHappyHappyさんの簡単韓国語講座。「腹減った」というのは「ペゴッパ」というらしい。ペゴッパペゴッパ、パリパリ焼けろ〜。
ペゴッパ

ペゴッパ

 イイ感じで焼けたところでサンチュに包んで食べる。おいし〜。しかし一人2人前まで、というのはやや物足りない気もするが、食べ過ぎるよりはまぁイイか。足りなければ追加でチヂミでも、とちささんと話す。ビールが無くなり、僕は焼酎。昨日のよりも強いなぁ。HappyHappyさんはビール党ということで、ビールを追加オーダー。

目立ちたがり

目立ちたがり
 カルビを食べ終わると今度はビビンパ。結構ボリュームがある。唐辛子のソースやコチュジャンを好みでつけてかき混ぜる。これまた美味しい。量はこれで十分かも。食べている最中に、一人ずつ感想&ハズレ無しの抽選会。僕は3番目と早かった。さっさと話してちささんにタッチ。ふ〜じぃさんは言われてもないのに前に出てトークを。10kmなんだからあまり目立たないように(笑)

 そうして順々に進んでいくが、皆さんスゴイ経歴。200回以上フルマラソン走っている人や、今日の記録が3時間53分という72歳のおじいちゃん等。僕らなんて子供の遊びにしか見えないのかも。こりゃエライところにきたなぁ。とはいえ、記録や回数を求めてやってるわけじゃないから、僕らはマイペースでいいんじゃないかなと思ったり。ちなみに抽選では僕はリュックが当たった。が、これが4月のSPRING MIDNIGHT RUN 2005のヤツ。今回の旅にも持ってきてるんですけど…。2つ同じのがあってもなぁ…。

 飲んで食べてしゃべって、20時半頃お開き。ちささんはすっかり72歳のおじいちゃんランナーに敬服。バスに乗る前にも話していた。この人、昨日海岸で写真に入ってきた人だった。あの時は「何この人!」みたいな態度で見ていたちささん…。変わり身の早さはさすがリーダー。

 バスでホテルに戻る。いったん抽選でもらった景品などを部屋に置いてすぐにロビー集合。僕ら4人はまだ遊び足りないので、まずはHappyHappyさんの提案でカジノへ。昨日行った済州クラウンプラザホテルにカジノがあったので、そこに行くことにした。カジノの受付に行って中に入りたい旨伝えたら、泊まっているホテルを聞かれる。このホテルの客でないとダメなのかな?と思っていたら、紙を取り出して確認している。なんと、僕らのホテルの宿泊者リストがFAXで手配されている!日本だったら個人情報保護法違反だよ(笑)怖いなぁ。しかしそこで確認されたためか、あっさり中に入れて貰える。もちろんゲスト用の札をつけて。

 中でギャンブルしているのはルーレットの台のところだけ。あとは全然客がいない。思ったより狭いし。しかもルーレットの周りにいらっしゃるのはどう見ても堅気には見えない方々…。関わり合いのないようにしないと。

 HappyHappyさんがブラックジャックを少し楽しみたい、ということだったので、日本語の出来る案内のお兄ちゃんと話すが、最低W100,000分から換金する必要があると言う。それは流石に持ち合わせてない。そしたらカードでもOKとのこと。そこでHappyHappyさんはカードで引き出しに行く。その間ふ〜じぃさんがコーヒーを飲みたい、というので、バーカウンターへ。お客へはドリンクサービスだって。ラッキー。

 コーヒーを淹れてもらっている間にHappyHappyさんが戻ってくる。結果は×。日曜のその時間はカードでの引き出しはダメらしい。残念。せっかくブラックジャックのテーブル担当のディーラーも、カードを用意していたのに。ちなみに『オールイン』ではディーラー役をソン・ヘギョが演じていたけど、ここではそんなにきれいな人ではなかった。ドラマとは違いますな、やはり(^^;。

 ココまできて諦めきれないHappyHappyさんに、スロットを勧めてみる。こちらはウォンをそのまま使える。ということで早速W10,000からチャレンジ。しかし全然ダメ。あっという間にお金が減っていくため、入金した金額の残金がW5,000になった時点で止め。と言っていたのに、返金後ジャラジャラ出てきたW100コインを数枚使ってまだしぶとくチャレンジ(笑)でも残念でした。

 さて、まだまだ遊び足りない。ロビーに出て次案を考える。あ、コーヒー飲み忘れちゃった(^^;。さてカラオケか、ボーリング、どちらにしよう。ちさリーダーの言いつけで、一番若手の僕がリサーチ。ホテルのフロントにて、カラオケとボーリング場の場所と相場を聞いてみた。ボーリングが徒歩10分程度であり、カラオケはそこら中にあるらしい。カラオケは日本とシステムが違い、最初に部屋代でW60,000程払うと、ビールが4,5本ついてくる。あとは追加の飲み物代だけ請求され、時間は特に縛りはないとのこと。うーん、カラオケの方がお得な気が。

 戻ってきてみんなに報告。そこで多数決。「ボーリングがいい人?」と言ってる最中のちささんの視線、かなり怖かった。カラオケを選べよ!、と言わんばかりに…。でも結局ボーリングに行くことになった。

 ホテルを出て、現代自動車までまっすぐ進み、そこから左へ曲がっていくと、ボーリング場があるとのこと。途中あまりお店もなく、これで見つからなかったらちさリーダーからどんな罵声を浴びるかと思うと怖い…。が、しっかり発見。良かった〜。1Fがスーパーだが、ボーリング場の入り口が分からん。そこでスーパーのアジュマにふ〜じぃさんがボーリングのポーズ(笑)で入り口を訪ねる。スーパーの先に地下へ降りる階段があって、そこから入るようだ。

 入ってみたら、なんだか古めかしいボーリング場。流石に手計算ではないけど(^^;。お客はそこそこ、ジモティばかり入ってる。ジモティがつけているグローブがすごかった。肘までカバーするタイプで、超合金のロボットでありそうなゴテゴテの鉄板らしきモノが貼ってある。肘まであるのはフォームをただすためかもしれないけど、ロボットみたいな飾り付けはどうよ…。ともかく、僕らも早速受付で1ゲーム申し込み。靴も借りて、いざ勝負。

 最初の方でちさリーダー脱落。ガーター連発…。なるほど、だからカラオケを好んだのか…。嵐が吹き荒れそうな予感が(笑)他の3人は良い勝負。ふ〜じぃさんが優勝。もう1ゲーム、は流石に今夜は止めておくことに。靴代も含めて一人400円程度で楽しめた。安ーい。
華麗なフォーム

華麗なフォーム

 ボーリング場を出るとき、フロアの片隅に壊れかけたテトリスをちさリーダー発見。これで勝負!というので下っ端というだけで僕がお相手を。しかしコインを入れても戻ってきてしまう。ボーリング場の人に言うと、それは壊れてる、とのこと。かなーり悔しそうなちさリーダー。帰る途中にゲーセンあったから寄りましょう、ということになる。

 ボーリング場の周りは暗くて、女性だけだとちと怖い。4人でずんずん歩いて、大通りへ。そこから済州ロイヤルホテル近くで「Game Land」とある建物に向かってみた。しかし地下1Fはカラオケ、1Fはお水系のお店、2FがGame Landだったが、残念ながらスロットだけだった。ちさリーダー、頬をふくらませてお怒り。今日は諦めて帰りましょう。

 帰る前にファミマで買い物をし、ホテルで解散。明日は8時半に朝食を済ませた上で集合することに。朝食はちさリーダーだけ韓定食を食べたいとのこと。僕らはみな洋食で。「韓国まで来て韓定食を食べないなんて信じられない!」と仰るが、朝から韓定食はへビィなので辞退させていただきました(^^;。

 部屋に戻ってうだうだしつつも、ある程度荷物もまとめておく。23時半頃就寝。明日は7時前に起きよう。


翌日へ…