今日は会社を早めにあがらせてもらって、歯医者さんに行ってきました。
どこがいいとかわかんないので、日曜日にあたりをうろついたときに見つけた感じの良さそうなところに、朝のうちに電話して診療予約。
歯の調子は前ほど悪くないけど、ずきずき。やっぱ虫歯なんだろうなあ。
途中渋滞に巻き込まれて、予定時刻より少し遅れて到着。
区画整理で新築したてのその歯科医院は、落ち着いたたたずまいの雰囲気のいい建物です。そういえば、クリスマスには病院の前の大きな木にイルミネーションを飾っていたんだよなあ、ここ。
あまり大きくないけど綺麗な待合室で、問診票を書きながら待つ。どうやら地元タブロイド紙によく載っているようなのです。
順番が来て、診察室に入ってちょっとびっくり。
思ったよりも奥行きがある診察室。
パーティションで軽く区切られて隣は覗けないようになっている診療台は、ぴかぴかのメカメカで、いかにも最新型っ。なぜか台の上に液晶モニタのついたアームが伸びている。動いているのは、むー、XPベースの医療用データベースソフトみたい。
初診なので、最初は歯科衛生士さんがすべての歯の状態をカルテに記録。ちとぎこちない・・・というかとてもたどたどしく読み上げていく。うーん、C1がいくつかあるなあ。
次に先生がやってきて診察本番。詰め物が取れたことと歯痛を申告。
ここの病院の売りは、歯科医が勝手に治療するんでなく、患者と歯の状態を見て相談しながら一緒にプランニングしていくことであるらしい。
「高性能の方が今調子悪くって」と言いつつ撮影してもらったレントゲン写真は、先ほどの液晶モニタにタッチすると呼び出されて目の前に表示されていた。なるほど、そのための可動式モニタ。これで歯の状態を見ながら相談するのか。
前通ってた歯医者さんはともかく、その前のとこは極めつけのレトロで、男の先生がひとりでやってた。器具の消毒とか目の前でバーナーの炎であぶってたりしたんだが・・・それと比べると、なんつーハイテク。今ってどこもそうなんですか? まー患者の診察結果をリアルタイムでデータベース化して、映像もそこから引っ張りだして・・・っていうのは、発想としては至極当然なんだけど、やっぱ目の前で見せられるとその説得力と便利さにしびれる。やー、歯の治療をしてもらいに来たはずなんだけど、こういう機械を見るのが楽しくて楽しくてしかたなかった。・・・我ながらオタクっぽいなあ。
そういや、ここの歯医者さん、この辺の地主さんと同じ名字なんだよね。
歯痛の原因は、詰め物がとれた欠けた歯のところからできた虫歯だったようす。とりあえず今日のところはセメントで埋めて刺激を抑え、これからまたぼちぼちと治療していくことにします。