2004/03/13 (土)

ボディコンバットテック

日頃からBTSプログラムの前説時間である「テック」は、慣れた人間にとっても大事なものだよなあとは思っていたわけですが、うちのホームではここしばらく、テックはショートクラスとの組み合わせのみという編成が多く、なかなか出る機会がないのが現実でした。場所取りだけしてスタジオの外にいる常連さんも多いです。かくいう僕も、先月までは土曜お昼のBCテックは貴重な休憩時間にしてたしなあ。でもね、今は結婚退職されたボスことSコーチのBPテックは、バーベルの持ち上げ方から丁寧に説明してくれる時間だったし、重要さはよくわかってるつもりなのですよ。だから、単に「これからやるコリオの紹介」だけだったりすると、がっかりするんだよなあ。

で、今月から土曜日夜のボディコンバットがテック付きで復活したわけですが、さすがAコーチというか、なかなか奥深いテックをやってくれています。
前回は二人一組で相手に受けてもらい、セットポジションから連続してキックをする練習。フロントキックはまだしも、サイドキックを軸足一本で支えたまま20発連続とかかなりキツい。
で、今回はスタンディングではなく、床に体を横にした状態で、サイドキックやラウンドハウスキックの軌道を確認する練習。もちろんセットポジションからキックまで何度も何度も繰り返し。
研修でやる内容らしいですが、要するに筋トレ。でもなるほど、これが安定してできるようになれば、きれいなキックができるようになるだろうなあ。

BCと格闘技のフォームって、あちこちで繰り返し論争になってますが、僕にとってのBCは格闘技よりではなくフィットネスプログラムよりなもの。実戦的な動きではなくても、軸のぶれない見た目に美しいフォームでできるようになりたいなあ、と思うわけなのであります。現実にはほど遠いのだがね、美しさからは。