混む前に朝イチで整形外科行ってきた。先週見てもらって薬飲んだり湿布はったりしはじめてから具合がいい気がするので、もいっかいくらい行っておくかという感じ。
診察が終わり、次はリハビリ室でマイクロ波とか電気とか。
蛍光灯のお化けみたいな装置の前に座ってマイクロ波に当たっていると、隣にいたおばあさんが療養士さんに言った。
「○○さんは来てると思ったけど来てないねえ」
出た! それは病院の待合室でよく聞かれると言う伝説の台詞じゃないですか!
「あの人朝早いから、この時間ならいると思ったんだけど」
『昨日までここんとこ毎日来てたねえ』
「そういえば今日はお孫さんがくるとか言ってたね」
そんなのどかな会話がひとしきり続く途中で、療養士のおじさんがとつぜん力強く言った。
『だいじょうぶ、あなたも絶対よくなるから』
・・・あ、そっか。そういうことか。
病院に来てる人はみんな不安な気持ちを抱えてるわけで。何気ない会話の中でその気持ちを汲み取るのはすごいことだな、と感心して帰ってきました。