2005/05/07 (土)

潮干狩り - 22:54:08

都内から友達が遊びに来てくれました。
今回は春の海に潮干狩りに行くのだ!
普通GWは駐車場に車を入れるのも大変なくらい混むものらしいのだけど、今年は干潮が夜に当たってしまったため、チャンスがとても少なかったでした。で、7日の午前中が干潮なので、みんなにはちょっと早起きして電車に乗って来てもらいました。

・・・しかし、前の晩から雨が・・・。
GW中はずっといいお天気が続いていたというのに、なんでピンポイントで雨が!?誰か雨男&雨女でもいるのか?雨が降って潮干狩りどころじゃなくなったら・・・そうだなあ、目的地の傍に巨大な屋内立ち寄り温泉のあるホテルがあるから、そこで過ごすことにするか・・・。

7日の朝になると、幸運にも雨はやんでいました。人数が多いのでレンタカーを借りて2台で海岸を目指して出発!ちょっと肌寒いのが気になるけど、雨さえ振らなければなんとかなるでしょう!

実は潮干狩りなんて、もうかれこれ20年ぶりくらい。有明海で塩まいてマテ貝採ったっけー。場所とか道具とかあんまりよくわからないんだけど、漁業組合の事務所がカーナビに登録されていたから、とにかく近くまで行けば看板が出ているに違いない。果たして、海岸まであと数キロというところで捨て看板が現れました。
なんか予想してた場所(前に大きな看板を見たことがあった)とはちょっと違う方向に誘導されていくんだけど、まあいいか。田んぼの真ん中の細い道を走らされるのだけど、どうもこれは以前、くだんの巨大立ち寄り温泉付きのホテルに行く道と同じらしい。・・・まさか、だまされてホテルに誘導されてるんじゃないよな!?俺たち

そして看板に従って最後の角を曲がると・・・ホテルが。
ほんとにだまされた!!

よく見たら、ホテルに隣接した潮干狩り場だったのでした。駐車場もホテルと共用。うーん、やっぱりだまされたような気がする。とにかく海に入る準備をして、潮干狩り開始。サンダルはちょっと寒かったなあとか凍えながら泥の上を歩いていく。ちょうどホテルの温泉の正面くらいなのである。駐車場もガラガラだったけど、海の中も人はわりとまばら。掘り返されてないところなんていくらでもあるような状態。とりあえず、適当に熊手でそのへんを引っ掻き始めていると、いきなり雨が強くなり始めて来た。うおお!?これが逆境だ!

とにかく寒いし雨は降ってるしで、みんなほとんど無言で掘り続ける。ちなみにすでに2名は脱落して海にすら入っていない。しばらくしてコツをつかんできたかな?というころに雨がやんできました。そうなるともうこっちのもの。アサリは満潮のうちに撒かれているので、けっこう一塊にいることが多かったりする。1カ所金鉱を見つけるとそこにうじゃうじゃいる。タカシくん夫妻のコンビプレーはものすごく、奥さんが「ここ!」と言った場所をがしがし掘るダンナ。渡したばかりのレジ袋が5分でずっしりしてたのにはびっくりした。なんか妙にハイになって楽しくなってたのだけど、陸で待ってたふたりから催促の電話もかかってきたので、1時間ちょいで撤退。
想像以上にどっさりアサリが採れたのでした。

しかし、長時間冷たい海の中で雨に打たれていたため、なんだかんだ言って身体がすっかり冷えてる。陸でずっと待ってた方はなおさら。このままでは辛いので、結局ホテルの温泉に入ることに。入場料が高いので温泉だけですぐあがるにはもったいないんだけど、背に腹は代えられない。とにかく温泉で生き返りました。
いやなんか最初はだまされたとか思ったけど、結果的には温泉のそばでよかったような。

食事は近くにあった市場の中の食堂を使うことに。刺身定食はやっぱり貝がうまかったらしい。僕は名物とかいう穴子天丼定食。金目鯛の焼魚定食も美味そうだった。野菜がとにかく安かったので、夜の宴会の部の買い出しもここで済ませました。

イチゴ狩り&アサリパーティー - 23:25:28

さて続けて第2部は、イチゴ狩りに出発です。海に入らなかった人もいるので、こちらもメインイベントです。車で20分くらい、自宅に戻ったあたりにある高設栽培のイチゴ農園を見つけていたので、ナビに住所セットして出発。
途中まで来てはたと気がつきました。よく考えたらあまりしっかり場所を把握してないなあ。ナビまかせでほんとうに平気なのか??

ダメでした。

田舎の方なので、番地に相当する地域が広すぎるのだ〜!
ホントにこんなとこ通るの?というような道を抜けていくものの、いっこうに看板らしきものが見つからない。けっこう大きなハウスがあるらしいのに。
ナビの目的地をだいぶ通り過ぎたところで、農園に電話する。説明を聞きながら地図を見るとだいたいこのへんらしいのに。迷ってしまった。
すこし迷ったあげく、この先さらに進むと大きな道に出そうだったのでそこまで行ってみることにした。

スタートして100mほど進んだところで、イチゴ農園の看板が見えました。orz

時期的に少し遅いかなあと心配していましたが、イチゴ農園はすばらしい状態でした。今回は「紅ほっぺ」と「あきひめ」のハウス。高設栽培なので、腰を屈める必要はないのだけど、ちょっと座って棚の下から見上げてみると真っ赤なイチゴの実がたくさんぶら下がっている光景が!すばらしい!
みんな「昼飯直後なのがうらめしい〜〜!」などと言いながら、がつがつ喰いました。個人的には紅ほっぺの方が好きだったなあ。

イチゴが終わったら次は僕の自宅まで。
これから収穫したアサリでパーティーの始まりです。
うまく砂を吐かせるために、道具や容器を工夫したり料理の下ごしらえや買い出しをみんなで分担。今回のアサリメニューは、あさりとねぎのぬた/酒蒸し(日本酒)/ワイン蒸し/ボンゴレスパゲティー×2/アサリのみそ汁/ひじきとアサリの炊き込みご飯・・・だったかな。普通買ってくるのではありえない量で作るアサリ料理の数々。どれをとってもダシの具合がとんでもねー〜!
いやあ、ほんとうにタンノウいたしました。

当初は企画として成り立つのかさえ心配された今回の狩りものツアーですが、予想外に大成功に終わりました。来てくれたみんなにも楽しんでもらえたし、よかったなあ。また行きたいね。

・・・あ、体重増えてる。明日から節制しなきゃ。