雑記林花或木
[2000/06]
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(2000/06/24)選挙の日

 「神の国の愚かな民は投票などせずに寝てるべし」と偉い( ̄^ ̄)森君が励ますもんだから、逆に起きてしまった。朝7時に投票しに行くぞ、と意気込んで寝たら11時に目が覚めた。まあ適当に投票して・・・それにしても裁判官の審査なんてわかんねえぞ。雨だし・・・

 んで夜ともなればどのチャンネルも同じことをやっててつまんない。結果だけわかればいいや、って人も、どあほうなおちゃらけ番組を楽しむこともできないじゃんか。

 ってんで、ビデオでも借りてこようかと思ったが、この前録画したままの洋画劇場でも見ようと思って借りなかった。さて洋画劇場を・・・とビデオを入れたら見た番組に上書きされていた(;´o`)

 買ったばかりの時計が調子わるくていきなり修理に出しちゃうし。踏んだり蹴ったりしゃぶったりとはこういう日の事か。

(2000/06/19)グラディエーター

 ラッセル・クロウ主演のスペクタクル映画、ローマ帝国の時代のエピソードである。信頼と強さを誇る将軍マキシマスが、皇帝の馬鹿息子の嫉妬、怒りを買い、どす黒い策略により奴隷にされて剣闘士グラディエーターとなる数奇な運命。ほとんど筋書きは判っているようなものだが、大迫力の映像とマキシマスの勇ましさにぐいぐい引き込まれていく。見ごたえのある映画だ。2時間30分の長さを感じさせない映画だ。垂れ目でいかにも誠実そうで、それでいてむっちゃ強いファイターを演じているラッセル・クロウはカッコええぞ。

(2000/06/12)YAHOOOOO

 ひょんなことから www.yaho.co.jp というURLが存在していることを知った。 www.yahoo.co.jp よりオーがひとつ足りない。ぜんぜんヤフーには関係無いサイトである。まさかと思ってオーをひとつ余計につけて www.yahooo.co.jp とやってみたらそういうページも存在した。さすがに www.yahoooo.co.jp は無かった。超有名な検索サイトの入力間違いをした人を取り込もうとしているのだろうけど、なんかあざといなあ(;^_^A

 それじゃあ www.yahoo.com のほうはどうだろうかと www.yahooo.com を入力したらしっかり www.yahoo.com に戻った。さすがだ。しかし敵も猿物、 www.yahoooo.com は別に存在した。 www.yaho.com も何も書いてないけど存在しているようだ。まったくなぁ(;´o`)

 有名な www.goo.ne.jp のライバル www.goo.co.jp はエロサイトで多分検索グーより先だったと思う。goo開店当初は勘違いして www.goo.co.jp に行ってしまったこともある。最初はそんなにエロなサイトじゃなくてコミュニケーションサイトだったような記憶があるんだけどなあ、いつのまにかバリバリエロサイトになってしまったなあ。ここを開くと頼みもしないのに次から次へとブラウザが開いていく典型的なエロサイト戦法にみまわれるからクリックに自身のない人は行かないように。gooも困ってCMで「ぐーねじぇーぴー」などと連呼しているね。 www.go.ne.jp と www.gooo.ne.jp はまだ無いようだから取るなら今だヽ(。_゚)ノ

(2000/06/11)千里眼

 クロスファイアの後にハシゴして見た。松岡圭祐原作の映画化である。原作は読んでないが催眠の続編だったのね。催眠はもうちょっとだったけど千里眼は、やたら話がでかくてそれなりに面白かった。千里眼って透視能力みたいなもので、これもまた超能力映画かと思っていたが・・・マインドコントロールとかサイコロジー系の映画だ。黒木瞳@千里眼先生のカウンセリングCD欲しいなあ、だって黒木瞳がやさしい声でカウンセリングしてくれるんだぜ、おまけに動画付きだぜ!!なんて言ってるとえらいことになっちまいそうだな。水野美紀のアクションシーンもなかなかの見物だ。テレビドラマでのキャンキャンしたイメージとは打って変わって凛々しいハードイメージだ。先に見たクロスファイアのケチな悪役と違ってこちらの悪役はとてつもない野望を持っている。それだけ罪も大きいのは確かだが、現実からトンデしまっている分だけ安心感というか「映画」として見ることができる。比べては申し訳無いが007映画を見ているような感覚だ。ミドリの猿が世界を制す。

 そういえば「千里眼」というサーチエンジンが昔あったなあ

(2000/06/10)クロスファイア

 宮部みゆき原作の映画化である。原作どおりとはいかないが、筋書きは踏襲されている。怪傑火付け人パイロキネシス青木淳子役の矢田亜希子に見とれているうちに終わってしまった。超能力映画は面白い。現実には有りえない、または、もしあったとしても目にする事が難しい超常現象をスクリーン上で目撃することができる。そして敵役も強大な超能力を持っていたりする。しかしこの映画の敵役はそうではない。少年法を楯にとって悪行三昧をする人非人、人を人とも思わない鬼畜。日本の法が裁かないのなら私が代わりに葬ってあげる。折りしも日本中が得体の知れない精神構造の未成年が引き起こす事件に振りまわされている最中だ。「犯人は17歳」というような文字が三面記事を飾らない日がないくらい、世の中が腐れきっている。敵役はあまりにも日常化してしまった感がある償わぬ犯罪者である。意味も無く無残に殺害された被害者の遺族は、大した罪にも問われず反省もせずにのうのうと生きている残酷な悪魔に、胃の腑が煮え繰り返る思いをして、成すすべも無く無念の日々をおくらねばならない。そんな世の中だからこそ、青木淳子のような執行人がいてくれたらと願わずにはいられない。そう思っても口には出せず、体裁を繕って立前論を振りかざし、被害者の心よりも加害者の人権を珍重している社会。今まさに青木淳子が必要な時なのだ。もちろんこれだって諸刃の剣で、ダイナマイトやスタンガンと同じように、有益な装置、防御の武器が悪魔の手に落ちればなおさら悪い状況になってしまうのだが。世界のどこかに聖なる青木淳子がいることを信じるとしよう。

(2000/06/05)エリン・ブロコビッチ

 サノバビッチなジュリア・ロバーツ主演の実話映画。ひょんなことから弁護士事務所で水質汚染の究明に乗り出したエリン・ブロコビッチという実在する女性の成功物語である。水質汚染などというと、なんとなく地味な映画に思えるが、そうでもない。ジュリア・ロバーツのせいで派手な映画になっている。弁護士の知識は無くても、持ち前のバイタリティとセックスアピールで専門家顔負けの大活躍をしてしまうエリン。これもアメリカン・ドリームかと、羨ましくもあり、清々しい気分にさせてくれる映画である。

(2000/06/04)ナインス・ゲート

 世界に3冊しか存在しない悪魔の本「ナインスゲート」を巡って、血にまみれた争奪戦が繰り広げられる。第9の扉を開くのは誰か。ロールプレイング・ゲームのような迷路を駆け回る感じの映画である。行く先々でアイテムをゲットしていかなければ扉は開かれない。しかし先回りした敵キャラに攻撃されてピンチ。そこに救世主も現れて一進一退の攻防戦。かくしてファンタージェンは大騒ぎ・・・ネバーエンディング・ストーリーのアダルト版みたいな映画であった。面白いんだけどなんとなく消化不良のまま映画館を追い出された気分で、牛丼を食べに行く私であった。

(2000/06/02)銀色のブレスレット

エルメスの時計買っちゃった     君はそう言いながら
呟くようにそう言いながら      ぼんやり時計を見つめていた
そんな君の瞳は寂しそうだった
銀色のブレスを指先に絡ませ     君は過去を見つめていた
君の心はそこにはなかった      どこか遠くをさまよっていた

傷ついた心の隙間を埋めるために   その時計を買ったんだね
時計が欲しかったわけじゃない    君は愛が欲しかった
飛び出してしまった愛の形を     埋め尽くせるものなどないと
君はわかっていたのにね
それでも冷たいすきま風を      何かで塞いでしまいたかった
小さな時計で大きな隙間を      塞げる筈もないのにね

できることなら僕がこの手で     隙間を埋めてあげたいけれど
両手いっぱいの大きな愛で      隙間を埋めてあげたいけれど
今の君には代わりの愛など      受け取れないとわかってる
そっと見守るだけの僕

せいいっぱいの気晴らしで      いろんなものを詰め込んで
いつか本当の愛で満ちるまで     静かに羽を休めてほしい
今はただ未来を見つめて

新しい愛が君に向かってくることを  信じていてほしい
君がここにいることを        確かにここにいることを
僕の前にいることを         君に信じていてほしい

君の時計はいつまでも        時を刻んでいてほしい
それは大事なことだから
君は大事なひとだから


CREATE:06/02/2000 by Kiyoharu Otake

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