(2002/12/30)◆マイベストシネマ2002◆ 俺が劇場で見た映画のベストテンを今年もやってみよ〜(^o^)
1 :少林サッカー / もう文句なしにくだらなさナンバーワン。
2 :タイムマシン / 永遠の夢、俺が死ぬまでに実現できない夢を、垣間見させてくれた逸品。
3 :モンスターズ・インク / ほのぼのとしてかわいいオバケ漫画。
4 :エピソード2 クローンの攻撃 / 待ってたんだからしょうがないよなぁ。俊足ヨーダもよかったし。
5 :アイ・アム・サム / じんわりとやさしさ感じさせる親子の愛。
6 :マジェスティック / なんとなく不思議さを感じさせる不思議でもなんでもない映画。
7 :ジャスティス / 収容所の緊張感とどんでん返しの快感。
8 :ザ・リング / 貞子渡米する。俊足貞子はヨーダより素早かった。
9 :光の旅人 K-PAX / 静かに静かに謎のまま終わってしまう侘び寂び。
10 :スパイダーマン / コミックの英雄がビルの谷間をあちこち飛び回る心地よさ。
なんとなくこんな感じになった。去年は50本見たのに今年は26本である。来年はもっと減るはずだ。減ったから選びやすいかと思ったらそうでもなかった。なぜかと考えたら、見たい映画だけ見ているからだと判った・・・。ハーマイオニーに一票あげたかったけど漏れた。だから良いお年を(∵)/
んで今思い出したけど、「おかげさまで七周年」の雑記を書き忘れていた。12月1日だったのに(@_@;)。7年間のアクセス数は128900。1年前に86900だったので42000ほど増加しました。だから良いお年を(∵)/
(2002/12/22)◆ハリー・ポッターと秘密の部屋◆ 結局、見ちゃった。クモやらヘビやらは、ただでさえ悪そうな面構えなので、もっと得体の知れない怪物のほうがいい。だから一押しは人型根っこのマンドレイクということになる。トイレの花子さんは出てくるし、栄養失調のヨーダみたいなドビーも出てくるし、あんましかわいいとは思わないが。いまだに本は読んでない。
(2002/12/07)◆マイノリティ・リポート◆ トムクルーズ主演の未来ものSF。殺人を犯すことを事前に察知して、犯行前に犯人を捕獲するという画期的?なストーリーである。事前に察知するのが科学の最先端技術によるものだと思っていたら、いきなり預言者が出てきて、ちょっとひいた。おいおい、大丈夫かよ、と思ったらトムがパントマイムみたいに両手を宙に這わして予知映像を整理し始めたので、こりゃまずったかも・・・と思ってしまうのである。そのうちにトム自身が未来殺人容疑で逃げ回ることになるのだが、ここから後は渦巻く陰謀の謎とスリル溢れるチェイスで、騙されながら飽きることなく最後まで突っ走ることができる。50年後の町並みも興味深い。それにしてもトムクルーズは変な顔する役が好きだなあ。川崎チネチッタ新装オープン後、初めて映画を見た。予約制全入れ替え制というめんどくさいシステムになってしまって、上映2日前からネット予約ができるようになったが、安くはならず、日付時間指定で、急な用事が入ってしまったらパァになるので、困ったものである。いままでは前売り券を安く買い、早起きして行列に並びさえすれば間違いなく入れたのだが、これからは前売り派は半端者扱いをされてしまう。当日に入場券に引き換えなければ入れないし、予約でいっぱいならその日は諦めねばならない。貧乏人だからしかたないか。今日はたまたま初日でも前売りで入れたが、ハリポタでもあるまいに、14館のうちの3館もマイノリティ・リポートを上映してたからだろう。空いていた。
館内はいい感じだった。座席のヘッドレストが高く、ヘッドレストの先端が後ろの客のヘソの辺りになるくらい高低差が大きいので、真ん前にアンドレ・ザ・ジャイアント馬場でも座らない限り、スクリーンが見づらくなることはない。
(2002/12/04)◆au by A1101S◆ ケータイを買い換えた。NTTパーソナルPHS(3年4か月)→ DoCoMo(1年2か月)→ J-PHONE(1年)→ 今度はauである。
どこのキャリアだから良くて、とかいう理由はあまりない。一番の理由はJ-SH07の使い勝手がいやぁ〜だったから。インターフェースが直感的でなく、どこを押せば戻れるんだぁ!と何度も迷子になった。もちろん電源ボタンで待ち受けには戻れたけど、そーゆーこっちゃなくて。写メールに誘われて使ってみたけど飽きたし、確かにメモスナップには使えるけど、そんだけ。200万画素とかの時代になればまた欲しくなる鴨新米。
今度はカメラなし、アプリもなし、シンプルである。色は派手だけど。ソニーエリクソンの着せ替えケータイA1101S。込み込み5000円だった。
アンテナが邪魔なので、アンテナ内蔵モデルが欲しかった。FOMAは論外なので、DoCoMoのD211iかD251iにでもしようかと思っていたのだが、この機種を見たときは「おお!」と叫んだ。ほとんどDoCoMoにするつもりだったので、選択に迷ってしまったが、こっちのほうがなんかいい感じのデザインだった。
使い勝手は良好、迷子にならない。SH07からパソコンに取り込んでおいたアドレスは、まだソフトがないので、全部手入力した。しかしPOBoxとかいう予測変換機能がついていて、入力がラクダ。予測でいろんな単語が出てくるのも面白い。「いんた」などと打つと(インターネット)(インストール)(インターフェース)なども出てくる。「ティー」で(T.M.Revolution)が出てきた。便利で楽で面白い。
(2002/11/19)◆ヨーダ◆ 中華街の、流行に乗り遅れたような、なんたら飯店でランチを食っていた。千年くらい生きていそうなヨーダのような婆ちゃんが接客していた。
前のほうにいた客の爺ちゃんが「食べきれない」とか言いながら帰り始めた。ヨーダは話好きらしく、「あたしゃ50年、この店やってるよ、あたしゃ70だよ」などと爺ちゃんと喋っていた。70で元気なのがちょっと自慢らしい。「お客さんどこから来てるの」「おらぁ磯子から自転車で来た」「まあ、遠くから来てるねえ」「自転車がないとだめだねえ」「お客さんいくつだね」「いくつに見える」・・・もったいぶった爺ちゃんである。
ヨーダ婆ちゃんはすごく嬉しそうに「あんたぁまだ若いね、ろくじゅー・・・」と言い始めたのだが、爺ちゃんは「おらぁ90だ」と言い放った。
ヨーダ婆ちゃんの時が止まった。
「きゅ〜〜〜〜〜じゅ!」−−−−−−「きゅ〜〜〜〜〜じゅ!」
ヨーダ婆ちゃんは目を飛び出させたまま「きゅ〜〜〜〜〜じゅ!」と驚きつづけた。
「とても90にゃ見えないよ、若いねえ、しわひとつないよ、ねえ」・・・・・・俺に振ってきた。「そ、そうだね」と曖昧に答えたが、俺の所からでは爺ちゃんの顔は見えない、当然、しわひとつ見えない。そういう意味じゃなくて。
90の爺ちゃんはモーター付き自転車で颯爽と帰っていった。
ヨーダ婆ちゃんは20歳も老け込んだような顔をして煙草を吸っていた。20も年上の爺ちゃんを自分より若く見てしまった情けなさか、しわひとつない90の爺ちゃんを羨ましく思う気持ちか。
「とても90にゃ見えないよねえ」・・・・・・まだ言ってるぞ。
「あたしゃ昨日、自転車買っただよ」「一万七千円」・・・・・・聞いてないって。
「おとつい盗られたからね」・・・・・・そ、そうか、盗られたのか。
「あたしゃ、肉は食べない」「肉はきらいだから野菜ばっかり食べる」・・・・・・唐揚げランチを食ってる客の俺に言わんでもよい。
(2002/11/13)◆サーバ転居◆ 引越しに伴い、接続プロバが必要なくなってしまったので、サーバもBignetに集約することにした。もともとBignetは阿呆のために借りているサーバなので、こっちとの主従関係が逆転してしまってindex2になった。移転でちょいとリンクの修正があったが、TextSSという一括置換フリーソフトを使ってみたら、それほど労せずに変更できた。一元管理できるからすっきりした感じ。
(2002/11/10)◆転居◆ 引っ越しでこのところ忙しかった。横浜市内での移動とはいえ、引越しは疲れる。あれやこれやと荷造り、手続き、契約うんぬん。その合間に仕事はトラブるし←おいおい。引越し後のネット環境は専用線LAN100MBPS。ちょっと計ってみたら4〜7〜12MBPS程度だった。いままでのフレッツADSLの1MBPSに比べれば早いことになるが、体感速度はそれほど変わらない。別に不満もないが。料金が安くなったのがなにより満足。実際に100MBPSで受信できたらすごく早そうだが、ぱちょこんが付いていけない鴨新米。そうなると余った電波が解読できずにハイパーテキストのまま貞子みたいに画面から這い出して来そうだ。それはそれでコワい。部屋中にタグとかスクリプトが足の踏み場もないほど積もったら掃除も大変だし、いったいそういうゴミは生ゴミなのか再生資源なのか危険物なのか・・・
(2002/11/09)◆ザ・リング◆ あちら版リング。リメイクということで、まったく別の映画になっているわけでもなく、概ね日本版を再現していた。だからストーリーは既にわかっている。ただ、貞子(サマラ)の過去を表わすエピソードは変更されていた。日本版でいちばんコワかったのは、貞子がテレビから這い出してくるシーンだった。これも再現されていて、サマラがテレビから這い出してきた時には「おお、出た出た!」と半笑いで拍手したい気分だった。慣れというのもあるのだろうが、日本版のほうがコワかった。やっぱりあーゆーモンは六畳一間のような狭い部屋の中に這い出てきたほうがコワさも倍増するのだろう。日本版は、まとわりつくようなおどろおどろしさがダシになっていい味が出ているのだ。
(2002/10/01)◆ジャスティス◆ 捕虜収容所での殺人事件と脱走計画。ありふれた題材だが、終始緊張感と絶望感がつきまとう閉塞された空間での出来事が坦々と進んでいく。最後まで目が離せない。ジャスティス(正義)とは何か、それぞれの人にとっての正義とは何をすることなのか、何をしないことなのか、というテーマが全編に渡って描かれている。ドイツ軍人がみんなミハエル・シューマッハのそっくりさんに見えてしまうのはなぜだ?
(2002/09/14)◆サイン◆ 誰でも知ってるミステリーサークルを映画のネタにするのは、今となっては勇気のいることじゃないのかと思ってしまう。コンピュータを使って自分達が作ったと名乗り出て実証してしまう妙な集団も現れたりして、どこまでが謎だかあやふやになってきている。やっぱりあーゆーものは宇宙人が作らなくちゃいかん。その勇気ある行動をとったM.ナイト・シャラマン監督。『サイン』というキーワードを随所に散りばめてゾクゾクしながらもったいぶって進行していくスリルとサスペンス。ストーリー展開はいい感じ。『でも俺はシックスセンスのほうが好きだけど』
(2002/09/01)◆バイオハザード / リターナー◆ 『映画の日』 ゲームのことはよく知らないが、ギョギョギョなゾンビ映画。ミラ・ジョヴォヴィッチの露出度満点なエロ、じゃなくて、アクションムービー。戦闘服着てたら露出なんてしないはずなのに、露出度アップせざるおえない状況をうまくお膳立てしてくれている。閉所恐怖症だったら卒倒しそうな閉塞された場所で、どこから気色のわりいゾンビが出てくるかとゾクゾクさせるシーン、単純な爆弾と違い、得体の知れない怖さを秘めているバイオ兵器の寒々しい気分が、なんともイヤぁな雰囲気を醸し出していて作者の思う壺。こどもんちょならひきつけ起こしそうな映画。リターナーは金城武のコメディSF・・・なんて言ってもいいのか。宇宙人は出るわ、未来人は出るわ、きききりんは出るわ、まったくお笑いなしのバイオハザードの次はリラックスしてちょっとお笑い入ったアクションコメディってことで、パクリっぽいけどそれなりに面白い。岸谷五朗の徹底的な悪役ぶりが光ってるねぇ。
(2002/08/22)◆ポストペットVer.3のためのベンチマーク◆ OpenGLの3Dを使ったすごいポスペVer.3が出るらしいが、動作状況確認のベンチマークテストをやってみた。会社のDynaBookで試したら1500くらい出ていて「特に問題ない平均値」であった。とはいえ会社でポスペなんかやっとらん。それで自宅のVAIOでテストしてみて驚いた。お、お、お、おそい(¨; 山ほど遅い。ピンクモモの周りをポストマンが廻るんだけど、倒れそうなほどノロい。途中にある看板の文字が難なく読めるほどノロい。結果は237。これはCPUの問題ではなく、グラフィックカードやグラフィックドライバのせいらしい。だからといって、ポスペのためにドライバ変更などする気もない。つまり今のぱちょこんのままでは使えないということだ。ということで、吾輩の猫らしかんは、引き続きVer.2のまま生きて行くことにした。っつうても近頃じぇんじぇん配達してないし・・・
(2002/08/14)◆一蘭◆ 『一蘭』桜木町店に行った。味は博多替え玉系、好みに応じて辛くできるので、夏は辛いスープで汗をかくのもいい。スープもなかなかいい味だった。ラーメンそのものよりも目をひくのが一風変わった店内である。ひとりひとり壁で仕切られたカウンターに向かって食べることになる。ラーメンが出てきた後は厨房側の窓口も、のれんで閉められる。隣は何を食う人ぞ、で、人目を気にせず味に没頭できるように、との考えらしい。店の入り口には席の状態を表示するボードがあり、空いていると『空』ランプが点く。ほとんどイカガワシイお店並みのシステムである。連れと行っても並んで空く可能性が無ければ離れて食べることになる。どのみち仕切り板で隔離されるので、寂しい食事の好きな人にはうってつけなのだ。店の外観と麺の外観
(2002/08/08)◆ampm◆ ampmで買い物まがいの行為をしていたら、後ろからブツブツつぶやく人物が近づいてきた。なんだ? キ印か? ケータイか? 見たら店員さんだった。ハンズフリーのマイクで喋りながら何か入力している。あ、これがデリス便という電話注文システムか。便利な人には便利なんだろうな。都合で店に行けない人には手数料200円払っても配達してもらえるのだから。ネットで注文するサイバーデリス便なんてのもあるようだ。いろんな店で似たようなサービスが広まってきている。だんだん便利でものぐさな世の中になってきた。
(2002/08/01)◆住民基本台帳ネットワーク◆ これからは、パソコンなんて触ったこともない乳児からお爺ちゃんまで、生きてるだけでウイルス感染。変な郵便物、変な電話、変な人間がぞくぞくとやってくるぞ。20%の利便と80%の悪用。インターネットの現状を見れば、安全に運用されるわけがないのは明白。クラッカー大喜び。きっと来春には日本国民の全情報がCIAのコンピュータに取り込まれている。そのうちどうしようもなくなって『住民毀損台帳からの登録解除をご希望の方は下記より解除手続きを行って下さい』
(2002/07/28)◆川崎ブックオフ◆ リサイクル書店、安く古本が買えるから便利でよい。5年前に上下刊3000円で買ったまま積ん読していた本をつい最近ようやく読んだ。5年もの間、書店から我が家に置き場所を変えただけだった本がついに本としての機能を発揮した瞬間である。んで、ブックオフに行ったら同じ本が1冊100円でたくさん置いてあった。今買って今読むのなら上下で税込み210円で読めたものを、新刊で買ったばかりに3150円も払って、当時読んだのなら旬だから申し分ないのだが、今読むのなら5年前に買うなって今ごろ言っても後の夏祭りである。そーゆーわけでブックオフは便利でよいのだが、川崎店では忙しく立ち働いている店員さんが10秒ごとにいらっしゃいませこんにちわぁ〜 と繰り返し繰り返し叫んでいる。ひとりが叫ぶとつられたように別の店員さんも叫ぶ。広い店内のあちらこちらからいらっしゃいませこんにちわぁ〜 が飛び交っている。店に入った時にそれを言われるのは気持ちよいのだが、のべつ幕なしにいらっしゃいませこんにちわぁ〜 と言われるのも痛い。だいたい書店ってのは静かに本を探したりするのが似合う場所だと思うが、あそこまで執拗ないらっしゃいませこんにちわぁ〜 の攻撃はちょっとアレである。店の意図する心意気は充分わかるんだけどねえ。
(2002/07/20)◆タイムマシン◆ H・G・ウエルズ原作、SFの原点と言っても過言ではない、時間旅行の老舗である。今ではもう、タイムマシンといったら、SFなんて興味なしの人でも、それが何をするためのモノなのか常識の範疇として知っている。そして多分誰もが、もしできるのなら時間旅行をしてみたいと思うだろうし、まだ見ぬ未来を見てみたい、過去へ戻ってやり直したい、などの思いに耽ったことがあるだろう。反面、それは不可能だ、たわいもない絵空事だ、くだらない、という現実的な意見もまた多数を占めると思う。『時間』という概念も多種多様に論じられていながら、現在の科学ではどれが正論なのかという糸口も見つかっていないのだから、夢想家の戯れ言といってもいい。そんな戯れ言をでっちあげたのが100年前のウエルズであり、戯れ言でありながらも100年たった今でも、風化してしまわないのは、時間旅行という考え方が、大いに夢溢れるものだからだろう。このまま戯れ言で終わるのか、100年前には想像もつかなかったパソコンや携帯電話、スペースシャトルのように、将来的には常識に取って代わるのか、それは現代人にはわからない未来であり、多分、俺個人は、時間旅行の可能性も発見されぬうちにあの世逝きになるだろう。月旅行の可能性は見えてきたが、それとて金額的な壁の前に、経験できずにあの世逝きかもしれないのだからしかたない。時間旅行だって実現しても当初は金持ちでなければ体験できないだろう。科学の終焉などと言う前に、正式な『時間旅行不可能論』を発表してほしい。その時までは我々の見果てぬ夢は続く。時間旅行モノとしては、時をかける少女@筒井康隆、戦国自衛隊@半村良、バックトゥーザフューチャーなどが思い浮かぶ。先月見た『ニューヨークの恋人』もそうだった。それからよくあるシナリオとしては、『過去に戻って宿敵の親を殺せば奴も消える』ってパターン。ここから発生するのがタイムパラドックスとかパラレルワールドとか、これまた興味の尽きないテーマである。過去に戻り敵の親を殺したら自分もだんだん薄くなってきた、そして気づく、奴と俺は兄弟だったのだ・・・なんていう話なかったっけ? この映画にも出てくるが、過去にかけがえのないひとを失ったひとは、どうあっても過去に戻りたいのだ。
映画の設定は1899年なので、レトロで上品な風格のある映画だ。そしてタイムマシンのデザインがいい。どういいかと言うと、何に使うのかわけわからん珍妙な物体であるところがいい。いかにもイカモノという怪しげで大時代なカラクリ大道芸みたいなところがいい。このマシンのフィギュア欲しい。いくらかっこよくてもデローリアンでは出来すぎだし、じゅうたんだったらドラえもんである。どこからでも手軽にトリップできるペンタイプとか時計タイプとかはズルいし、映画的には夢がない。
トラベル中のVFXは見ごたえがある。時代の流れが走馬灯のように走り抜ける。夢もあるし怖さもある。しかしそんなにノホホンとした雰囲気が一変したりするので、チビッ子連れて見に行くのなら気をつけないと。80万年後に旅する映画だから、時代考証がどうのこうのという類のことは言う必要のない映画である。誰も証明できないことだしね。とはいえ、80万年後の世界で英語喋られるのもどうかと思うが・・・
B級映画と思われそうだが、俺の中ではA級映画である。確かに原作にはない『なんでやねん』的なキャラまで出てきてアブナイんだけど、それもひっくるめてタイムトラベルの視覚的、感覚的面白みが充分にあるので楽しみ甲斐のある映画である。
(2002/07/13)◆エピソード2 クローンの攻撃◆ 3年ぶりのスター・ウォーズ祭り。とにかく見る。エピソード1よりは感慨深い。というか、エピソード1の時はそれ自体が新入り映画の気分だったのが、エピソード2で1からの繋がりができたことで親近感が増すのでもあろうか。1の時は初期3部作からの思い入れと期待感が膨大だったから「期待した割には」と、スベった人も多かったのだろうが、今回の期待感は1のそれを踏まえたレベルだから「心配した割には」に変わっているのだろう。今回のヨーダはすごいぞ。これを見ればヨーダが単なる「皺くちゃなこびとじじい」じゃなかったんだとわかる。おおすごい!と感動したり、オーバーアクションに失笑したりしながらヨーダ晩年の大活躍を楽しもう。いちばんかっこいい名前の奴は「ルーク・スカイウォーカー」に勝るとも劣らない「デクスター・ジェットスター」、その風貌からは想像もできないような名前である。人力車に似た乗り物の名前がリクショー・スピーダー、さすが日本贔屓である。セリフもないジェダイナイトがたくさん活躍する戦闘シーンもあり、ライトセイバーも2〜3人ならすごくかっこいいのだが、十数人がいっぺんに振り回していると、かっこいいというよりも気恥ずかしい気分だった。後に繋げるためには絶対必要なアナキンとパドメのラブストーリー、一服の清涼剤みたいな景色が新鮮で、普通の映画みたいだ。そろそろルークやレイアに繋がる人物などもさりげなく登場してくる。若き日の応援おじさんとか。下品な生き物としか思えなかったジャー・ジャー・ビンクスも再登場、前回を反省してか、下品さがなくなってそれなりの異星人らしくなっている。いちばん驚いたのはボバ・フェットの顔だった。いや、普通の顔なんだけど。
さてエピソード3はまた3年後か? 大丈夫かなぁ? 俺。
(2002/07/08)◆あほらしか6周年◆ 6年間のアクセスは約321000。ダレ気味のまま1年過ぎてしまった。この1年で新らしくなったコンテンツは何もない。ほへぇぇぇぇ(¨; ネットはADSLになってスピードアップしたにもかかわらずHP更新の情熱はスピードダウンしてしまったようだ。この雑記でさえ縮小気味だしね。とか書きながらふと壁を見ると10センチくらいのムカデが這い上がっている。うぎゃぁぁぁ
(2002/07/07)◆MIB2◆ ウイル・スミス、トミー・リー・ジョーンズのアホタレコンビが宇宙人に立ち向かうアホタレ映画第2段。相変わらず人間業とは思えない奇抜なエイリアン満載、ミニ宇宙やらロッカーワールドは面白い。1作目を踏まえたギャグは単純に笑える。いちばんいい味出しているのは喋るパグ犬エージェント。バカ犬にアフレコで喋らせたり歌わせたりしているだけでこれだけ面白いってのも皮肉なものだ。某大物タレント、ジャイケル・マクソンが出ていたが、そっくりさんかと思ったらどうやら本物らしい。もともと顔が作り物っぽいからどうも信憑性に欠ける。というわけで面白い映画なんだけど相変わらず何か物足りない気分なのはなぜなのだろう?
(2002/07/04)◆模倣犯◆ 宮部みゆきの原作を読んでないので、原作と違う!なんて言わなくてすむ。途中でCM(らしき映像)が流れるという一風変わったスタイルで、陰鬱な殺人映画の合間に能天気なコマーシャルが挿入されることによって、テレビドラマを見ているような感覚の摩訶不思議な雰囲気を醸し出す映画だが、それがいいのか悪いのかは見る人の感性に任せる。数秒のCMだから便所行く暇はない・・・映画館だし。「何で爆発するんだお〜?」と不満がってみてもいいが、CMが入ってるくらいだから現実味がないとかリアルでないなどと言うこともない。SFXが不自然だなんてどうでもいいことで、事件をイメージとしてとらえた映画だと思っていればそれでOK。中居君は悪人がよく似合う。しかし犯人に憧れを抱かせるような映画だと、ホントに模倣犯が出てきそうで怖い。模倣犯の映画を模倣した犯罪も起こるかもしれないが、模倣犯の映像スタイルを模倣した映画が出てこないことを願う。マネっこはつまらない。
(2002/07/03)◆おまけ菓子◆ 某所で「おまけ付き菓子」や「ボトルキャップフィギュア」で勝手に盛り上がったが、アニメ「ワンピース」は見てないし、「スターウォーズ」「仮面ライダー」「ペプシマン」などのボトルキャップもキリがないので近頃は静観していた。チョコエッグにもいっさい手を出さなかった。今日たまたまコンビニ徘徊していたら、おまけ菓子のオンパレードで3歩も4歩もひいてしまった。んがしかし、ちょっとそそられる物件を見つけたので買ってしまったのである。手に入れた物件はこれである。タカラの戦車とコナミのサンダーバード。戦車は全長4センチくらいでかわいい。昔からタイガー1型が好きだったのだが、ゲットしたのはロシアのT34/85冬季迷彩であった。しかしこれもオーソドックスな戦車でかっこいいし色合いもいい。高射砲でなくてよかった。サンダーバードは2号が欲しかったが、磁力牽引車だった。これも戦車に負けず劣らず細密で、しかもでかい。8センチくらいある。ちょっとビビッた。これはもう菓子のおまけレベルから逸脱している。菓子と言っても、腹の足しにもならないくらいの子供騙し(←大人が買うな)だから、菓子じゃなくておもちゃを買ったというほうが正しい。そう思ったらなんか少し寂寥感がつのった。しかし2号は欲しいなぁ。
(2002/06/30)◆ブラジル優勝◆ ワールドカップアジア大会?横浜決戦がようやく終わった。一番印象に残った選手はドイツのゴリさんオリバー・カーンだった。決勝戦でゴリさんは2回殉職した。
(2002/06/22)◆マジェスティック◆ ジム・キャリー主演の謎の映画。ストーリー展開はオーソドックスで想像がつきやすいが、お望みどおりの筋書きで安心して映画に浸れる、実に真面目なオールドファッションラブストーリー、人間味溢れる温かい映画である。どんな雰囲気かは、フランク・ダラボン監督作品『ショーシャンクの空に』と『グリーンマイル』を想像してもらえばいい。ジム・キャリーは単なる阿呆俳優かと思っていたら、なかなかイケてる。見てよかった、と思える映画だった。粋だね。
(2002/06/19)◆ピカプった日◆ 一平ちゃん@夜店のやきそばにお湯を入れて3分後、スープを入れて、からしマヨネーズを入れて、スパイスを入れて、容器を持ち上げたら、お、お、重い。お湯が入ったままだった・・・・。既にスープで黒く色づいたお湯が・・・・。やっちまった。どうしようかと数秒考えた末、食った。ラーメンだと思えば食えないことはないが、からしマヨネーズの風味は消えうせていた。それからちょっと違和感。スープは飲まなかった。よい子はなるたけ真似をしないように気をつけよう。こういう『カップヤキソバ』に関する不手際を一般に『ピカプる』と言う。
(2002/06/18)◆ワールドカップ決勝敗退◆ いやはや残念、1対0で惜敗って感じ。しかしまあ今週まで夢を持ち越してくれた日本チーム、よくやってくれた。この経験をしっかり引き継げば次回はもっといけるだろう。しかたないから韓国−イタリア戦で少し盛り上がろうとしたら、流血戦、えらい盛り上がりようだった。延長戦までやってベスト8進出。共催国が勝ってくれて単純に喜ばしい。
(2002/06/08)◆ニューヨークの恋人◆ メグちゃんの新作ラブコメディ。現代のニューヨークへ時空を越えてやってきた100年以上前の貴族紳士とめぐり逢うという荒唐無稽のハードSF(うそ)。もはや現代には相応しい男がいなくなったメグちゃんは19世紀の男に触手を伸ばした。こうなったら次回作は宇宙人が相手のラブストーリーになるだろう。
(2002/06/14)◆ワールドカップ決勝進出◆ いやはや立派だが、興奮はいまひとつ。だって録画で見たし。会社行ってたから。見る前になんとなく情報が漏れてきてたし。おまけに不安が少ない試合ってのは、崖っぷち状況の試合ほどには感動も爆発しない。やっぱり心臓に良くないくらいの試合のほうが興奮するってもんだ。なによりも開催2か国が揃って決勝トーナメントに進出できたのはいいことだ。開催国がシラケてしまってはどうしようもない。そういうわけでこの後はどうなろうが、一発勝負で、どっかできっと消えちゃうだろうけど、そのステージに立てるだけで充分すごい。それに引き換え、和製フーリガンは最悪のみっともなさ。
(2002/06/09)◆ワールドカップ初勝利◆ いやはや感動した。積極的で安心できるハイレベルなチームプレイだった。とは言え一触即発のハラハラ感は最後まで絶える事はなかった。もちろんテレビで見たんだけど。1点リードは心臓に良くない。3点くらいリードしていてくれると落ち着ける。10点リードしていたら安心して寝てしまう鴨新米。今日の横浜は雲ひとつない青空。青が勝つ予兆かと思った。そんな中、俺のチャリンコが初パンクした。敗北の予兆かと思った。営業中の自転車屋を探して当てどもなく街中を押して歩く情けなさったらない。『BRIGESTONE』の看板を見つけていそいそと近づいて『8、9日は休業します』の張り紙を発見した時の落胆・・・
(2002/06/08)◆アイ・アム・サム◆ 知的障碍のために7歳くらいの知能しか持たない父親と、7歳になって父親の知能を超えてしまった娘の愛情を描いた目にしみる作品。障碍を持つ親に子育てはできないと、法律を盾に親子を引き離そうとするソーシャルワーカーとの愛を賭けた戦いが涙を誘う。しかしながら、知的障碍のために育児に大失敗するというような破滅的なシーンはなく、こまごましたエピソードが面白おかしく描かれていて、けっして暗く悲しいだけの映画ではない。まさに天然ボケの醍醐味である。子役のダコタ・ファニング、演技上手なだけでなくむっちゃかわいらしい。将来のハリウッド大女優を約束されたようなものだ。食べ過ぎなければね。全編に流れるビートルズミュージックが印象深い。オリジナルだったらもっといいんだけど。
(2002/06/01)◆少林サッカー◆ どわっはっはっは、ひぃ〜 ひぃ〜 ひぃ〜 くっ くっ くっ
くだらねぇ〜♪└|∵|┐♪└|∵;|┘♪┌|∵;;;|┘♪
なんちゅうあほうな映画じゃ!!
爽快なスピード感、驚愕のテクニック、珠玉のお笑い、濃すぎるキャラクター、無駄すぎるスペシャルエフェクト、天下御免の馬鹿馬鹿しさと、6拍子揃った『オタンチンサッカームービー』である。これは声をひそめて笑う映画ではない。我慢していても笑い声が出てしまう映画だ。この映画を見たらもうワールドカップなんてママゴト遊びである←どっちが。あまりにもくだらなすぎて終始顔面引きつり状態だった。映画の日だからハシゴするつもりでいたが、これだけでおなかいっぱいになってしまった。ワールドカップが終わるまでに見に行かないと大変なことになる映画だ←なんのこっちゃ。どーしよう、今年前半期ベスト2に勝手にランクインさせてしまいたいお薦め映画だ。まじでまじで・・・
(2002/05/31)◆ぶっかけうどん◆ ゆんた母さんが教えてくれた倉敷名物ぶっかけ亭本舗ふるいちからクール宅急便が届いた。プレゼントに応募してあったのだ。実は昨日、不在通知が来ていたが、やたら当たることも無いのでホントに当たったんじゃろかと半信半疑であった。『残念ながら今回ははずれました』というお知らせがクール宅急便で届くというのも金がかかるジョークでお洒落だが、俺のような常識人には考えられない。というわけで届いてみたらやっぱり当たっていた(^o^)。入っていたのは『ぶっかけ凍らし麺』4個、『凍らし麺だしタイプ』4個。『ぶっかけ凍らし麺』を冷やしで食うと、こりゃうまい。ほどよい味の黒だれと、舌に絡みつくような歯ごたえのあるイーカンジな麺がベストマッチ。だしタイプは麺は同じだけどだしの味がイマイチ好みに合わなかった(@_@;)。買うなら黒いパッケージの『ぶっかけ凍らし麺』がお薦めだ。というわけでワールドカップ開幕戦はぶっかけうどんを食いながら観戦したのであった。かむさはむにだ。HPで毎月10名にうどんが当たるので、みんながんばって応募しよう(∵)/
(2002/05/25)◆KT◆ 金大中事件の映画化。どこまで真実なのかは知らないが、じわじわと迫り来る『その日』に向かって粛々と綴られていく緊張感がある映画だ。子供の頃そんな事件があったなあ、という懐かしさを感じさせるのは、事件そのものより、スクリーンを彩る『レトログッズ』の数々である。今も同じ形で売っているカップヌードル。初めて食った頃のわくわくした気分を思い出す。妙に流線型の電気掃除機、存在感有りすぎの電気釜、オールドファッションなテレビに流れるジャイアント馬場の姿、ケンメリスカイライン、コロナ1500、クジラクラウン、パブリカ800、初代セリカ・・・かれこれ30年前の、ケータイもパソコンも出てこない頃の日本の映画だ。
(2002/05/21)◆パニック・ルーム◆ ジョディ・フォスター主演の無理やりパニック映画。パニックルーム(避難部屋)付きの家に引っ越した途端に強盗が来てさあたいへん。さっそくパニックルームの出番である。部屋を使わずに映画が終わったら、別な意味で面白かった鴨新米が、金返せ!って言われそうでもある。パニックルームの存在が特別であるが、あとはもうぶち壊し放題の普通のバイオレンス映画で、いかにこの窮地を切り抜けるかがスピーディに描かれていて、まあまあかな。
(2002/05/11)◆スパイダーマン◆ 怪奇蜘蛛男。むか〜しコミックで読んだ懐かしのヒーローである。スーパーマンみたいに空を飛んで地球を逆回転させるほど大規模ではないし、バットマンみたいに金持ちでゴージャスな雰囲気でもない。だからホントに身近な「市民の味方」という感じのスパイダーマン。もともと気弱でヘナッピーな、どこにでもいるような学生が、クモに刺されたために凄い力を手に入れてしまうという辺りが、共感を呼ぶところだろう。本来ならそんな奴が現れたら無敵のはずだが、それでは映画が面白くない、ってんで、グリーン・ゴブリンなる凶悪な超人が、まったく別な過程を経て登場する。さすが漫画である。NY摩天楼の谷間をクモの糸を自在に操り空中滑空するシーンはスリリングで楽しい。シリーズ化しようとしている魂胆は見え見えである。
(2002/04/22)◆Not Found◆ うちの美術館へのリンクを点検してみたら90%以上のURLが既に無くなっていた。まさに美術館屁のリンクである。誰も利用してないだろうからいいけど、自分で見たくても、Not Found じゃあしょうもない。富弘美術館なんかクリックしたとたん英語で「有効期限切れですなんとかかんとか」と出て外国のエロサイトが出てきた。すんばらしい。今は美術館の自サイトができている所が多いが、以前はあまりなくて、自治体や美術案内サイトなどの紹介ページしかない所が多かったからだけど、リンクを直していたら、既に閉館した美術館などもあり、不況の風がこんな所にも吹いていたのかと、しみじみ思う子供の日であった。
(2002/04/22)◆ナンバーズ1000回◆ 記念すべき第1000回ナンバーズ3が当たったぞ。8900円だけど。今は1本しか買ってないのでなかなか当たらないのだが、きり番ゲットした気分である。
(2002/04/20)◆コラテラル・ダメージ◆ 目的の為の犠牲。シュワちゃんが悲劇の主人公。テロ映画で、昨年のNYテロで公開延期になった。いきなりの爆破シーンから始まり、テロリストへの復讐に燃えるシュワちゃん。ターミネーターばりのシュワちゃんのアクションと壮絶なテロシーン、どんでん返しのストーリー、なかなか見ごたえはある。しかしながら、どんなに壮絶とはいえ、たまたま昨夜テレビでやっていたNYテロの実録映像のほうが心底ぞっとする。
(2002/04/16)◆光の旅人 K-PAX◆ ケビン・スペイシーのいぶし銀の演技が光る宇宙人映画・・・いや、ちがう? ちがわない? 彼は忽然と現れて、自分はK-PAX星から来たと言い張る。いったい彼は何者なのか。本当に異星人なのか、クルクルパアなのか。周囲の人の疑惑の目、知らぬ間に癒されてゆく人たち。彼は奇蹟を起こすのか。不思議で静かで寂しい映画である。
(2002/04/07)◆Minolta DiMAGE X◆ サクラの写真を追加。撮りようによっては、ぼかしもできる。悪くない。しかし電池の持ちはいまいちだ。CAMEDIA C-700UZ の電池は高いけど持ちはいい。CAMEDIA の場合、ファインダーも液晶で設定状況もファインダーで見えるので背面液晶はオフにして使っている。DiMAGE X のファインダーは視野が狭くてちょっと使いづらい感じである。
サクラ1 サクラ2 サクラ3
(2002/04/03)◆Minolta DiMAGE X◆ 毎年恒例化してしまったデジカメ病が再発した。ミノルタ DiMAGE X 211万画素3倍ズーム。既に400〜500万画素主流の時代なのに、まだここに停滞している。厚さ2センチ、タバコの箱より細いかわりに背丈は少し高い。なんでこれを買ったのかと言うと、つい気がフレて IXY DIGITAL を売ってしまったからだと専門医は診断を下している。ちょっと後悔してたりして。ステンレスの IXY に対して、アルミニウムの DiMAGE X。電池とSDカード込みで160グラムと軽量である。起動は早い。3秒後にはシャッターを切れる。3倍インナーズームという方式は画期的だが、レンズの挙動もカメラの魅力なので、それが無いだけにカメラっぽくないのが寂しいかも。小さな筐体に最小限のボタンを配置しているので、操作がリーズナブルとは言えないが、まあこんなもんだろうという程度。撮影中の露出補正は左右ボタンですぐできる。不満点は、電池・カードスロットの蓋にロックが無い、USB/AV出力端子カバーが出っ張っている。電源端子にカバーが無いなど、小さいだけに小さいところが気になる。まだたくさん撮ってないので画質については何とも言えないが。いくら持ち歩けるカメラと言っても、いまさら31万画素程度のカメラには戻れない。いつでも持ち歩ける事を目的に選んだカメラだから、是が非でも携行しなければ浮かばれない、ちゃう、買った意味が無い。
(2002/03/24)◆潮騒◆ 知り合いからラーメンが贈られてきた。ラーメン潮騒(鹿児島県日置郡市来町大里)言うまでもなくトンコツ。これが10食分送られてきたからたいへんだ。ポリパックが「本体」と「スープ」で20個、本体は冷蔵室に、スープは冷凍室に。それで冷蔵庫は完全に占拠されてしまい、蟻の這い出る隙間も無い。いや、蟻なんか入ってないけど。カバの這い出る隙間は絶対無い。んじゃカバは入っているのか。カバはともかく、これはうまい。スープの味もよい。以前、らめ札幌にもらった鹿児島こむらさきに匹敵するくらいうまいぞ。店で食べるとうまいのにおみやげで買ってくるとそうでもないラーメンも多いので、これはラッキーだ。だから今日は朝も晩もラーメンだった。今週はずっとラーメンになりそうだ。
(2002/03/02)◆ロード・オブ・ザ・リング / モンスターズ・インク◆ 指輪物語は2時間50分の長丁場、三部作だからしかたないが、あれで終わりかよ。原作読んでないから、特に思い入れはないがゲーム感覚で楽しめる。モンスターズ・インクはリラックスして楽しめるディズニーおばけ大会アニメ。吹き替え版で行列していたこどもんちょが字幕版ではパタリと途絶えておとなんちょが喜んで見ていた。二歳児ブーがかわいらしい。マネージャーのなめくじロズは見るたびに、テレビでおなじみの○○○○を思い出してしまう。どこでもドアチェイスが洒落ていて面白い。最後にジャッキーチェンばりのNG特集があって、超くだらなくてよい。子連れは行くべし。
(2002/02/16)◆マルホランド・ドライブ◆ デイヴィッド・リンチ監督の摩訶不思議なわけわからんちんな映画である。監督はクスリやってるとしか思えない。しかし見た人もラリった気分で帰って行く。
(2002/02/05)◆仮面ライダー龍騎◆ アギトが終わって始まった新ライダー、こ、こ、こんなの仮面ライダーじゃなぁ〜い。顔がばったじゃなぁ〜い。変身カードでモンスターと契約してパワーアップ? これじゃ子供番組じゃんか・・・もともとそうか。大人がつべこべ言うでない。知り合いに『龍輝』って子供がいる。これからはライダーって呼ばれることだろう。
(2002/02/03)◆模様替え◆ チョボット模様替えしてみた。んん〜、なんとなく。とうとう1月は2回しか雑記更新しなかった。これでは月次ファイルに分けるのも無駄ったらしいので、だらりだらりと下に伸ばしてしまおうということにした。世はまさに、ぶろうどばんどの時代なので、多少サイズが増えてもいいことにする。
(2002/02/02)◆オーシャンズ11 / WASABI◆ ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピットのオーシャンズ11は後味のいいスマートな泥棒映画、ジュリア・ロバーツは重要な役柄だが、活躍度は友情出演並み。ジャン・レノと広末涼子のWASABIはヤクザコメディって感じ。広末ファンには見逃せない映画だろう。ワサビってタイトル、映画のキーポイントでもなく重要でもなく、どうでもいいようなエピソードが挟んであるだけで、なんとなくジャパニーズな名前をとってつけたような雰囲気。
(2002/01/20)◆仄暗い水の底から◆ 鈴木光司『浮遊する水』の映画化。数十ページの短編をアレンジしてコワイ結末を作ってしまった。コワイと言っても、貞子のモンキーウォークほどコワクはないが、それなりに不気味感が出ている。すごく静か〜な、静か〜〜な映画で、その静けさが恐怖感を醸し出している。テーマが『水』だけあって、最初から最後まで水、水、水。しょっぱなから土砂降りの陰気な空、陰鬱な空気が、いやぁ〜な感じを抱かせて、そのままいやぁ〜な気分のストーリーが進んでいく。いやぁ〜な雰囲気の古びたマンション、ほとんど人の住まない暗いマンションの廊下はコワイ。そして染み出す水。黒木瞳・・・・・子供を守ろうとする母。黒木瞳じゃないと客が入らないかもしれないが、もっと、名も知らぬ普通の母親だったらコワさも倍増したかもしれない。でもコワイよ。だって、出てくるもん。
(2002/01/07)◆謹賀新年2002◆ 2002年になってしまった。2000年、21世紀と、お祭り騒ぎな年越しが続いただけに、2002年と言っても、たいしたモンじゃねえと思ってしまう。あえて言うなら後ろから読んでも2002年なんすって。華々しく幕開けした21世紀早々に大規模テロが起こり、そこから雪崩のように戦争状態に入ったままの重苦しい年明けである。不況は相変わらず去ることも無く、立ち直れない会社はいつまでもずるずるとドン底を虫の息でのた打ち回っている。それで俺は新聞を取るのをやめた。取らなくても困らない時代になってきたとも言える。なのにこういう時に限って、ビデオデッキが壊れたりして、えぇい買っちゃえ、と買いに行くと、ビデオデッキが一万円で買える時代になっていた。高級機はそれなりに高くなるが、ほとんどがメイドイン東南アジアで底辺がどんどん下がってきた。初めて買ったビデオデッキが148000円だったことを思えば屁のような値段である。DoCoMoからJ-PHONEに変えた。基本料金を安くしようと思ったので、PHSにすればいいのだが、いまいち、これはという機種が見つからず、せっかくだからカメラ付きにしようかとJ-PHONEにしたわけだ。メールが遅れたり、大抵のケータイサービスがiモード優先で始まったり、iモードしかなかったりと、いろいろ問題点もあるから、今後どうするかは判らないが、取りあえず写メールで年越し。上の写真は11万画素のケータイSH07で撮ってみた。そろそろ30万画素の新機種も出てくるので、旧機種はどんどん安くなってきている。当然ながら最近のデジカメに比べれば馬糞並みの解像度だが、気休めの遊び程度ならいいかも。
11月に買ったままだった年賀状をようやく作り終え大晦日に投函してほっと一息。今年は午年なので、題材は『カオナシ』と『ハム太郎』にした・・・なんでやねん。そしたら大阪あたりの大奥様から『カオナシ』年賀状が届いた。新年そうそう『カオナシ』交換をしてしまった。