記事No.1336 へのコメントです。
>仕事の関係で、本日、富田勲さんにお会いしてきました。それは凄いですね。
相変わらずスタジオはマンションだったでしょうか?
>さらに良かったのは、富田勲さんの
>未発表曲(サラウンドの実験を今から30年前に行ったもの。
>この間、いっさいの仕事を断って、この曲に没頭したのだそうです)を
>聴くことができたことです。
それも凄い経験だと思います。
ちょうどその頃、CD-4っていう4chステレオレコードの規格が出てそのために実験をされていた筈です。
オーディオ会社もハードを出してました。
氏の作品は一時期、作品はステレオとCD-4で出てたと思います。
ただCD-4は作品が少なくやがて規格としては絶滅します。
それ以降、氏はサラウンドやバイフォニックという擬似4chを前提にして作品を作りはじめます。
そういう経緯を知っているが故に、ワタシは5.1サラウンドに懐疑的なんですよね。
ぎょーさんスピーカーは要るは、コードが這い回るは、リスニングポイントを選ぶは・・・
そういう規格は普通の家庭に根づかないと思うんです。
CDステレオラジカセが一体日本中に何台あるか。
サラウンドモード付きのステレオテレビが何台あるか。
音の作り方、重ねかただけでは無く、そういう事をじっくり考える機会を与えてくれた人として、今も尊敬しています。
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