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■ やっぱ
投稿者:TOTORO さん  ( uid 26964, posts:132, since 2001/06/09 )
投稿日: 2002/09/04 (水) 21:32 No.1417 | 編集 | 削除

 現役会社員(?)のワタシが書くのかな?

 アメリカあたりでは昔から「会社は株主のもの」です。
 株主から集めたお金で会社を運営しているんだし。
 株主は何のために出資しているのかというと、その投資が利益を生むことを期待しているからです。
 そういう面では非常にドライです。

 ただ、それはあくまで会社の運営を任されている立場の人であって、一般従業員は違います。
 ある意味、日本以上に「家族のため」に働いていると言えます。
 その辺の割り切り方もある意味「ドライ」かと。
 特にアメリカは職業別に階層が分かれていますから。

 日本はつい最近までほとんどの会社で「会社は従業員のもの」でした。
 それは株式会社においても。
(まあ、「会社は社長(=一番の出資者)のもの」というところもあるみたいですが)

 なもんで、会社で出た利益はなるべく従業員に分配して、「会社が金持ち」になることは望まなかった。(もちろん、少しは利益を残しておかないといけませんが)
 特に、中小企業では社長自ら汗だくになって働く会社が評価されたり。
 日本の株主の多くは「社長自ら」だったり、「持ち合い」だったりしました。
 銀行もそう。
 まあ、ある意味「村社会の延長」というか。
「日本的社会主義」というか。

(アメリカでは、社長はいいスーツを着て高級な時計でもしていないと信用されないとか。
 日本の中小企業でそんな社長がいたら、逆にあやしまれてしまう・・・)

 そういう「部分調和」がグローバル化によって変わっていく。
 何がいいかということではなく、「そういうもん」なんですね。
 果たして我々の意識がついていけるかどうか。

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