記事No.154 へのコメントです。
>でも位相を反転するだけの機能って一体何に使うんでしょう?>反転して逆相にしただけだと何も変わらないんですが・・・。(汗)
昔、「マイクで録る音」が音楽の中心だった頃、「位相の問題」は非常に重要でした。
位相の変化=時間の変化と書きましたが、マイクから音源への距離を考えると
位相の変化=時間の変化=距離の変化
になります。
で、複数のマイクで録音している場合、他の楽器の音が混ざったり、ドラムスの様に複数本のマイクで1つ(1セット)の楽器を録音している場合、ほんの少しの位置の違いで、音が干渉して音色が変わってしまう事があります。
それを防ぐために位相のチェックを行ったのです。
で・・・・・。
今の場合ですが、もっと積極的な意図があると思います。
例えばバスドラムの音なりをシーケンサーの上で作ってしまう。
その時に、複数のネタを混ぜる場合。
一発めがY軸の+方向への振れで始まるサンプルとY軸の-方向へ触れるサンプルをミックスすると、音が消えていってしまう。
これを防ぐために、どちらかの波形を逆相でミックスする。
これが代表的な使い方でしょうね。 [ この記事にコメントを返信する ] [ 原文引用 ]