サントラに使用した楽器達(オマケ)

EPS16
(サンプラー)

今まで紹介した以外にサンプラーのエンソニックEPS16を使っています。

絶大な自信がある自作のストリングスデータと、ソロの弦楽器に多用しました。

「御綾威」のソロヴァイオリンや「時の降る朝」のセロ等、オーケストラパートのクオリティを上げるのに非常に役立ってくれました。



<最後に>

意外に安い機材を使っているという感想を持たれる方もいるかと思います。

デモを送ってくる人で、私より3倍も4倍もお金掛けてる人、多いです。

私見ですが、スペック以外の部分で、ここ数年間、シンセサイザーは進歩を止めていると思います。

特にDTMという概念が出て、一つの音源で全てを・・・そういう方向になってから、発音数が増えたお仕着せのプリセットサンプラーになっているように思います。

音源の方式が変ろうと、それがプリセットサンプラー的な使い方をされているなら、方式の違いに意味はないですし。

結局、一音一音音質を確かめて、イコライジングして、定位を決めて奥行きを考えて・・・そういう意味で言えば、現在の大抵の楽器の性能は1980年代のプロ用の機材を越えていますし、楽器というモノサシで見る限り、自分の好きな音のでる楽器を、納得行くまで使うのが良いかな?そう考えています。

新製品のカタログを見ても、「明日からパッと使えるネタ内蔵」みたいな感じで、あまり萌えないんですよね。

これからも古い楽器とエフェクターの山に囲まれて生きていくのかなぁ。そんな風に思っています。

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