久遠の絆・サウンドトラック「技術」解説

『巡るいのち(散華・・・散り逝く花火U)』
[ Disk01 / Track15 / Time 3:04 ]
聴いて固まった人もいるかもしれません。が、今これを見ているアナタ。HPのプロフィールの「影響を受けた人」の項目を見直してみましょう。

フランシス・レイという映画音楽の作曲家が凄く好きなんです。「白い恋人達(北海道ミヤゲに非ず)」のBGMが一番有名だと思います。

アコーディオンは「ここ一発の装飾音」が「良く唄う」ので、凄く好きな楽器です。

街頭の楽士をイメージしたので、かなり極端な配置になっていますが、ヨーロッパの街角で楽士があなた(またはあなたと恋人)を取り囲むようにして「あなた(達)の為だけに演奏してくれる」ゴージャスなシーンをイメージしてもらえれば最高です。

2コーラス目から入るストリングスも、フランシス・レイのスタイルの影響が大です。

転生>輪廻>メリーゴーランド>ワルツ>巡回遊園地>ヨーロッパ>パリという発想が一瞬の内にアタマを駆け抜けて、出来あがったので、実は完成はピアノ版とほとんど同時でした。

夜中に一人で考える人生もあれば、街角でふと立ち止まって考える人生もある・・・と。

群集のなかでふっ・・と走る「孤独感」みたいな。

今回は技術的にはフツーです。終わり(爆)

ではなくって(笑)。

どんどん加わっていく楽器がそれぞれ、別の旋律を「唄って弾いている」のに、音がぶつからないことに着目して下さい。ここが最も苦労した部分です。

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