JLE の謎

-- 日本語環境を保ちながら JLE を外す --


JLE は、必須ではありません。JLE が無くても SunOS 上で日本語環境が構築できます。JLE マシン上でも、デーモンプロセス等、システム関係のコマンドのほとんどは non-JLE ライブラリである libc.so.1.9 とリンクしています。JLE マシン上で自分で普通にフリーウエア等を make すると、それらは(たとえ JLE の機能を使っていなくても)libc.so.101.9 とリンクされます。JLE マシン上では libc.so.101.9 が余分に open されることと、C 標準関数に JLE の拡張処理が組み込まれていることによるオーバーヘッドが加わります。 他にも、カーネルオブジェクトの一部は JLE によって置き換えられています。これらのことから、JLE を外しても日本語環境が構築できるのなら、JLE は外した方がより洗練されたシステムになると思います。 また、SunOS において JLE を外すことは、Linux, NetBSD 等において日本語環境を構築することにも通じるものがあると思います。

あと、Free Solaris 7(英語版) の日本語環境構築にも参考になると思います。

JLE によって何が変わっているか non-JLE のインストール









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