●科学
中内 光昭 著 「DNAがわかる本」 (1997年8月初版)
遺伝子やクローンなどという言葉と共に ちかごろ耳にすることの多くなってきたDNA。 しかし、その正体について、専門家でない私たちの 理解しているところは、実はごく僅かです。 誰もが体の中に持っているDNA。 地球上の生物すべての中に存在するDNA。 この本は、生命の根本にかかわるDNAについて、 基本的な理解を深めるための扉を、 やさしく開いてくれます。
中内 光昭 著 「クローンの世界」 (1999年2月初版)
今やクローンに関する研究は、遺伝子操作と並ぶ バイオテクノロジーの先端技術として日進月歩に発展しており、 その技術応用の可能性や倫理的側面について問題は、 誰もが理解し熟慮すべき身近な課題となりました。 そもそもクローンとはどういうものかということを、 本書では自然界での有性生殖・無性生殖という基礎に まで立ち返って、著者がわかりやすく解説。 生物にとって「性」の持つ意味、「死」の持つ意味、そして 次世代に「生」を伝える意味を学びながら、 明日の地球のために科学技術としてのクローンのあり方について 考えます。