GoGoきっぷでGo!〜第三日目(その4)〜
GoGoきっぷでGo!

到・着・編


福島〜小山〜高崎〜大宮
つばさ編 もくじ 駅弁編

福島に着きました。

例によってドアを開ける前に、先に到着しているやまびこに ドッキングです。その瞬間のショックも、こまちと似ています(あたりまえか(笑))
そうそう、このドッキングは、もともと下り線に作られたのホームで行われます。 つばさにとってはこれが楽な方法なんですが、上りのやまびこは、 到着する前と出発した後の2回もポイントを渡って下り線を横切らなければならないので、ちょっと、 大変でしょうね。


で、 ドッキングが終わって乗客が乗り降りしている間に、上り線を、新型やまびこ+ こまちが、カッ飛んで行きました! 速えぇ!!
さすがE2系とE3系の最速270km/hコンビ! 編成が視界に入ってから消えるまで3秒もなかったんじゃないか?!

そういえば、このつばさの前にくっついたやまびこはどんな車両なんだろう。 次の郡山で向うに行ってみるかな。


見てきました(笑)
結局、普通の200系、しかも塗装にひびが入りまくって一部はげているほどの、 相当「疲れた」車両だったので、席を移るのはやめました(笑)
でも、元の車両があまりにもうるさかったので、別の車両に戻りました。 今度の車両はさっきまでのみたいなうるささはありません。が、 今度は台車からの細かい振動が伝わってきています。
PowerBookに向かって打ち込んでいても、手がしびれてきそうです。 なかなかいい車両って乗れないものですね(苦笑)


このまま乗って行けばそのまま大宮に連れて行ってくれるのですが、 まだ終わるわけには行きません(笑)
小山から両毛線に乗ります。この線もまだ踏破していないのです。 このつばさは小山に止まらないので、宇都宮で乗り換えます。


小山に着きました。宇都宮からは待ち時間10分、つぎのやまびこであっさり到着。
残念なことに、両毛線の高崎行きがちょーど出て行ったところ...。
写真撮影のための待ち時間がたっぷりあります(笑) でも、小山には何度か来たことがありますし、もうすっかり関東なので、 目あたらしい電車もありません(苦笑)
PowerBookに向ってもの書きなどして時間を潰します。
バッテリーが切れるのと電車が出発するのと、どっちが早いでしょう?


そうそう、宇都宮から小山まで乗ったやまびこは200系1000番台でした。
同じ200系でも新しい車両で、先頭が東海道新幹線100系(一部2階建て) と同じようなノーズになっています。 一部では100系の東北新幹線バージョンだと思っている人もいるようですが、 そうではなくて、200系の100系顔バージョンです。
窓は100系とは異なって、普通の200系と同じ小さいものなのが残念(涙)
でも内装はマイナーチェンジされていて、普通のより濃い暖色系です。 登場してからの期間が短いのもあって、そこそこ綺麗でした(嬉)


結局、バッテリーが切れるよりも、電車が出発するよりも先に、 車内のお客さんが増えてきたのでPowerBookはしまってしまいました(笑)


両毛線は北関東を横断して、宇都宮線の小山と上越線の新前橋を結んでいます。
車窓は、北側は山、南側は水田地帯がどこまでもといった風景です。 山といっても今まで見てきた山とは全然違って、もう、 切れっ端みたいな感じです。なんとなく親しみがわきます

...親しみが湧くのも当然です。晴れた日に家から見える山々そのものなんですから!


沿線は田圃のなかにぽつぽつと町があるような感じですね〜。
前橋までの間、栃木、佐野、足利、桐生、伊勢崎といった所です。 いずれの町も、東武線が接続または接近していますねえ(笑)

東武線による「早く南下しておいで」攻撃をかわしつつ、西へ 向かいます。もう、佐野あたりでISO400のフィルムでは写せなくなってて、 あとはこのクラス最高感度のISO1600相当を誇るデジタルカメラ、DC25が頼りです!

某駅のホーム樹
これまた変わった形に作られてますねぇ
駅員さんが考えるのかなあ

モーターカー
保線作業用のモーターカー
もうすっかり暗くなってるのにこの感度!


桐生駅ではわたらせ渓谷鉄道の茶色い車両がいたのですが、 見えたのが発車直後だったので、写せませんでした(涙)
この路線は紅葉の季節が最高だそうですが、今頃は山萌えるって いう感じではないでしょうか、行ってみないなあ。

これは5月のゴールデンウィークの旅行記なことを思い出してください(苦笑)
ちなみにWeb登場は10月下旬。まさに紅葉シーズンを迎えていますね!

関係無いですが「萌える」って使うと、 最近は別な系統の人間に思われやしないかと、ちと心配です(苦笑)


あ、この両毛線の車両はただの115系です(笑)
内装はちょこっときれいに張り替えたくらいです。 車体色は白地に緑とピンクのラインを巻いていて、 高崎色と言えばいいのかな? これは。
数年前までは165系 (第1日目に塩尻で見た電車
も活躍していたのですが、今回は、すれ違った列車にも、 まったく姿をみませんでした。
もう、引退しちゃったのかな...。


列車が新前橋に着いてドアを開けると、 ホームの反対側に特急が走り込んできました。
止まる様子を見せながらも、先のほうへ行ってしまったので、 これは後続の特急との併合があるんですね。

高崎まで、各駅停車で2駅、特急で1駅ですが、 ここは特急に乗り換えることにします(笑)

あ、特急じゃなくて「新特急」です(笑)


列車は先に到着したのが水上発の谷川、後続が万座鹿沢口発の草津でした。
両方とも185系7両編成で、グリーン車の位置も全く同じ。違うのは行き先 表示とヘッドマークだけという、近年のJRにしては手抜きっぽい扱い(笑)
でも、特急じゃなくて「新」特急だし、いいか(笑)

草津を待つ間に両毛線の列車は出発してしまいましたが、まあ、 ここまでくれば1本2本の後先は大した差ではありません。 よゆーで行きましょー!


この旅の間4回目、今日3回目の連結シーンです。
連結の瞬間はホームで見ていたので、 座ったときにどれだけのショックがあるのか分かりませんでした。
でも、発車のときには、ガクガクという大きな衝撃があった ので、連結のときもかなりあったんじゃないでしょうか(苦笑)

後ろのほうの、草津の禁煙車自由席に座って高崎まで行きます。

新特急・谷川
ヘッドマークも幾何学模様がメイン
ビジネス特急という性格の強調かな

1997年10月のダイヤ改正で、新特急谷川は「水上」へと名前を変えました。


谷川、草津の車両は先にも書いたように185系です。
ほかに前橋までの新特急あかぎも同じ185系7両で、これらはたいていの列車が 新前橋でくっついたり離れたりします。
たまに14両全部が1つの列車のときもあるようです。 国鉄時代の長編成急行を思い出させます(笑)

あ、185系でも200番台というバリエーションです。
無印は特急踊り子号(ビューではないやつ)として登場して、 白地に斜めの緑帯3本という、国鉄にしては大胆なデザインを見せてくれました。
この斜め帯は、その後の国鉄やJRの列車にはあまり見られませんが、 各地の私鉄電車に取り入れられたりしています。 国鉄の影響って意外に大きいんですね。


200番台はその後に東北新幹線が大宮開業したときに、新幹線リレー号として 本デビューしたのですが、白地に普通の緑帯というデザインでした。
新幹線車両にあわせたのだと思いますが、とっても地味ですね(苦笑) 今の仙台色の原形かも(苦笑)

今、200番台の中にはこっそり斜め緑帯にして、 踊り子号として活躍しているのもいますが、 新特急として使われている車両は登場時からデザインが変わって、 白地の側面の車端部に黄、灰、赤の大きなブロック (と表現すればいいのか?)と

<<< EXPRESS 185 >>>
というロゴまで入れて、踊り子仕様より目立っています(笑)
ちなみに灰色というのはあんまりイメージよくなさそうですが、 別の話で聞いたところでは「都会的センス、知性を感じさせる色」 だそうで、それを狙っているのかもしれません。

でも灰色だらけの室内は嫌いだぞ>E219系


室内は外観以上に大幅に変更しています!
最も大きい変更はシートの交換で、とっても大不評だった「回転しない、 リクライニングもしない」シートから、回転もリクライニングもするシートになりました!
でもこれって特急を名乗る(新がつきますが)からには最低装備ですよねえ(苦笑)

そして、デッキとの仕切り壁も新しくなって、ドア部分には、 こまちの壁紙と同じ素材(たぶん)の壁紙が使われています。
模様が若干違うようですが、色合いも似てい「いい具合に枯れた木の幹の色」です。 そのまわりの壁紙はまたちょっと違って、もっと生きてる感じの木に近いで壁紙、 ドア部分との組み合わせはこまちよりこちらのほうがいいように思います。


でもねぇ、やっぱり、 窓は開くんですよ(爆笑)
これが開かなくなったら185系じゃないって言う話もあるかもしれませんが、 走行中にガタガタいうのだけはなんとかして欲しいっす。本気で(笑)

別に、デッキへの自動扉が相変わらずフットスイッチなもんで、 床のそこだけがふにゃふにゃしてるのは許すからさあ(笑)

それさえなければ、このまま大宮まで乗って行っても良かったんですけどね...(苦笑)


で、結局高崎で降りて三たび上越新幹線に乗ります。
なあんとやってきたのは最初に乗ったMAXではありませんか!
どうやらこの旅は、MAXに始まりMAXに終わることになったようですね。

でもせっかく?ですから、今度は1階席に座ります(笑) 外はもう真っ暗なので、1階だろうと2階だろうと一緒ですから(苦笑)


うーん、1階はやはり音がうるさいですね(苦笑)
足回りからの音がかなり入ってきます。逆に天井あたりからの音は ほとんどないのですが、それにも増してうるさいですねえ。 ヘッドホンステレオを聞くのには影響無いかもしれませんが...(苦笑)


夜でも大宮周辺の町の明かりはあるから、 2階席だとそれで駅が近付いたことがわかるでしょうが、 1階ではそれすらもわかりません。
アナウンスで大宮到着を知ります。


この先、上野−東京間という、まだ乗ったことの無い区間はあるのですが、 今回はそこまで行かず、またのお楽しみとしたいと思います。


大宮駅でMAXあさひを下車し、ホームから長いエスカレーターを降り、 新幹線改札とJR改札を出て、GoGoきっぷの役目も終わりました。


家に連絡を入れて、近くの駅まで向かえに来てもらいます。

...お疲れ様でした!


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