◆ 物欲日記 - されど小遣は風前の塵の如し ◆  HOME

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虹色円盤の誘惑
06/11/04 ▽停滞するIT環境
04/05/01 ▽DVDをバックアップしよう
04/04/30 ▽情報倉庫(MO)
04/04/06 ▽情報倉庫(HD)
04/02/29 ▽ネットワークプレイヤー
03/06/08 ▽DVDバリアフリー
03/06/01 ▽家庭内LAN完成?
03/03/07 ▽DVD・ザ・リッパー?

2006/11/04  停滞するIT環境

ご大層なタイトルだが社会一般のことではなく、あくまで私のPC周りのことだ。ここを更新するのも実に2年半ぶりだが、さぼっていたわけではなく本当に何も書くことがなかったのだ。

なにしろ、前回更新以降のPC関係の買物と言えば、2005年はプリンタインク等の消耗品以外はUSBの延長ケーブル300円と512MBのUSBメモリー4,000円くらい。2006年に入ってからはイアホン2,000円の他には下記のストレージデバイスを2点買ったきりだ。

ST3320620A←ビデオデータやデータベースのワーク用にハードディスクを増設した。

前回の200GBに続いて同じSEAGATE製のST-3320620A。前回は200GBで11,400円、1ギガ当たり約57円だったが、今回は320GBで10,870円、1ギガ単価約34円だ。高密度化と低価格化はまだまだ進んでいるようだ。

ハードディスクは5台目なので3.5インチベイの空きがない。5インチベイは二つ空いているので、3.5"→5"マウント用の金具(1,470円)を買い足して5インチベイに新しいハードディスクを設置した。ついでに最近まともに動作しなくなったキャプチャーボードGV-MPEGを外して、少しでも省電力省温度をこころがける。

DVR-H12LE←いまさらながら、CDーRドライブをDVD±Rを書込めるマルチドライブに買い換えた。IO-DATA製のDVR-H12LE

二層のDVD±Rにも書込めて6,478円。これでDVDのバックアップができる。といっても二層のメディアはまだ少々高いから、当分はハードディスク内にバックアップした方が安上がりだろう。

*

と、こんな感じで増設・改造でやりくりしてきたが、肝心のCPUは6年前に買ったPentiumIII800のままだ。マザーボードは7年以上使っている。OSは5年前にWindows2000に入れ換えてから変えていない。(アップデートはこまめにしているが)

Photoshopはバージョン5、Painterはバージョン6(英語版)のまま7年間使い続けている。いまのところ不自由は全く感じない。腕が進歩しないので道具もそのままにしているということもあるが、アップデート費用各25,500円が惜しかったというのが本当のところだ。

会社だともちろんOfficeは2003、開発ツールもドットネットが入っているが、家ではOfficeも2000、VBもバージョン6を使っている。おかげさまでシステム用ハードディスクは10GBのまま7年目で、まだ30%近く空いている。WinXPやOffice2003やドットネットを入れたら100GBでも足りない。

そんなわけで、故障しない限りこのページの更新もしばらくなさそうだ。読んでくれた人には新しい情報もなんの刺激もない内容で申し訳ない。

2004/05/01  DVDをバックアップしよう

前々回に購入した200GBハードディスク。DVDバックアップ用だと書いた。今回はバックアップに使っているソフトを書きとめておく。いずれもフリーソフトである。

DVDバックアップのテクニカルな面については、詳細なサイトがたくさんあるので、そちらを参照されたい。例えば「DVD Backup Guide」などがある。

バックアップとは要するにDVDのコピーだ。ただMOやFD内のファイルをコピーするようにはいかない。市販のビデオディスクはほとんどCSSというプロテクト?がかかっているので、これをを解除しなくてはならない。

DvdDecrypter はCSSを解除してリッピングできるソフトだ。

  1. ISO:ディスクイメージ丸ごと
  2. IFO:チャプター単位のリッピング
  3. FILE:全ファイルをリッピング

という三つのモードでデータを吸い出すことができる。私はもっぱら1のISO形式を使っている。吸い出す際にリージョンコードも変更できるしマクロビジョンも外せる。私の場合、リージョンコードは DVD Region-Free があるのでオールOKだし、VHSにダビングもしないのでマクロビジョン外しも必要ない。一応外しとくけど。

ISOイメージはそのままでは、DVDビューワーで見ることはできない。仮想DVDドライブにマウントして見ることになる。

DAEMON TOOL を使えば通常のDVDディスクを見るのとなんら変わらない。最大4つまで仮想ドライブを持てる上、次回起動時に同じファイルをマウントさせることもできる。現実のDVD(CD)ドライブより便利なくらいだ。

手順といってもこれだけだ。HDにコピーしっぱなしで、今のところ、DVD-Rに書込めるドライブは持っていないので、DVD-Rディスクにバックアップすることはできない。HDが一杯になったらまた買い足せばいい、というつもりでいる。たぶんその方が安上がりだ。そのうちDVD-Rも二層対応になって更に安価になるだろう。そのときに考えればいい。ISOイメージにしておけば、DvdDecrypter でディスクに焼くことはいつでもできる。

ファイルごとやチャプターごとに処理したくなったら、DAEMON TOOL でマウントした仮想DVD-ROMからまた DvdDecrypter で変換すればいい。IFOモードで落としたVOBファイルをAVIやMPEGに変換するには FlaskMpeg というソフトが便利だ。

以上のソフトは DVD Region-Free 以外はすべて無料である。

リージョンを無視して安いDVDヴィデオを輸入し、HDDにコピーして視聴する。TVの大きい画面で見たくなったら、DVX-500で見ることもできる。業界から見たらイヤな消費者かもしれない。

でもね、悪いことはなにもしていないのだよ。CSSを解除しただけで法律違反なんてことを業界は主張しているらしいが、馬鹿言っちゃいけない。ただ、自分が便利に使いたいから工夫するだけで、著作権者にはちゃんと還元している。DVDそのものはちゃんと買っているし、コピーしたものを配布したりもしていないし、頼まれてもするつもりもない。業界は著作権保護のためなんてことを言っているが、単に競争しないでぬくぬくしたいからに違いない。だから日本版がある外国版CDの輸入を禁止なんて気違いじみた法律を作ろうとしているのだ。

どうもこの悪法は通ってしまいそうだが、通販の個人輸入まで邪魔できるはずがない。ついでなので、DVDやCDの海外の安いサイトも紹介しておこう。必要なのはクレジットカードのみ。私も何回か利用しているが今のところトラブルはない。英語力は中学生程度の私でも、十分に使える。

2004/04/30  情報倉庫(MO)

ハードディスクの次はMOドライブ。

前回書いたとおり、200GBHD増設用にULTRA-ATAカードを足したため、いささか、PC内部が混雑してきた。発熱や電源容量も心配だったので、元々調子の悪かったMOドライブ2台とMO用のSCSIカードを取り外した。かつてはSCSIカードにスキャナもつなげていたのだが、今はない。今度スキャナを買うとすればUSBかIEEE1394しかないだろうし、もうSCSIも過去の規格になってしまったなあ、とちと感慨がある。

取り外したMOドライブは非常用に会社で使うので、無駄にはならないが、MOは手軽で耐久性もあるので、CD-Rにはない良さがある。ディスクの手持ちもかなりあるし、安価なドライブを1台ほしいところである。

安くということになるとインターフェイスはIDEということになる。私のメイン機であるクライテンのオンボードIDEにはHDDが3台とCDーR/DVD-ROMが1台ぶらさがっていて、満杯だ。しかし前回別途ATAカードを増設したので、あと3台を接続する余裕がある。

MOP-U640Pということで、PC周りの買い物のいつもの手順通り、価格.COMで、めぼしい機種と安値の店をさがす。価格検索サイトは他にもあるのだが、ここは製品ごとの掲示板の口コミ情報が充実しているので重宝しているのだ。

するとIDEではないが、人気トップ商品としてIO-DATAのMOP-U640Pがあがっていた。USB規格が2.0ではなく1.1なので価格が安いらしい。外付けだがバスパワー駆動なので、うっとうしいAC電源がいらない。手軽に接続取り外しができるので、私のだけでなく妻や息子のPCでも共用できる。USB1.1だからスピードはたいしたことないが、ハードディスクと違ってバックアップやデータ受渡用なので少々遅くてもかまわないのだ。

最安値をつけていたPCクエストで税込\14,175。送料\500で合計\14,675。最近は本もDVDもPC部品もインターネット通販ばかり、たまには店頭にもいかねばと思いつつ、時間が節約できるのはありがたい。

これで、今春のPC関係の私的予算はおしまい。次はHDを買い増すか、DVD-Rにするか。どちらにしてもマザーボードやCPUのグレードアップは当分先だ。PentiumIIIとBX440チップセットというぎりぎりの旧型だが、DVDなどは普通に見られるし、さほど遅さは感じない。たぶん、PhotoshopやPainterをバージョンアップしていないのが大きい。ハードもソフトも道具。身にあったのを使い込むのが一番使いやすいのではないかいな。

2004/04/06  情報倉庫(HD)

ST3200822ADVDのバックアップに使うつもりでハードディスクを買った。

SEAGATE製のST-3200822A、容量:200GB 回転数:7200rpm I/F:U-ATA100 Cash:8MBというスペックだ。アバイドというネット通販会社で税込\14,200。送料\500で合計\14,700

うちのクライテンのマザーボードはBX2000という旧いタイプ。当然137GB以上のいわゆるビッグドライブには対応していない。玄人志向ATA133PCIというインターフェイスカードをビックカメラで\2,289で購入。これをPCIにセットアップ後、前記HDDをつないで認識させると200GBが使えるようになった。このマザーボード、まだまだ使いたおすつもりである。

もう20年近く前になるが、仕事で金融機関向けに、PCに光ディスク装置を付け、過去の帳票データを収めて検索印刷できるシステムを作ったことがある。索引データを収めるためにハードディスク装置も付けたのだが、当時40メガバイト(ギガではない)で40万円した。単純計算で1メガバイト当たり10,000円である。1ギガだと1,000万円だ。(メーカー方式の1GB=1000MBとして)

今回の私の買い物は税込みで15,000円弱だったから、1ギガ当たり約75円だ。18年前に200ギガ分のハードディスクをそろえたとしたら、必要な金額は実に20億円である。13万分の1に値下がりしたわけである。

電卓がはじめて登場したのが1965年、もう40年も昔だ。価格も10万円以上はしたはずだ。今は100円ショップでも売っている。それでも1000分の1、ハードディスクの値下がりぶりには遠く及ばない。

容れ物がいくら大きくても、情報は量より質が肝心。テキストデータなら国会図書館級の情報をすべて個人のPCに収めてしまうことも可能だ。しかし、大いに売れている大容量ハードディスクのほとんどは、映画データやTV番組の録画データを収めることに使われているのだろう。

だけど、それでもかまわない、と思う。やはり良いものほどたくさんコピーされる(はず)。複製が多いものほど未来に生き残っていく確率は大きくなる。

たとえばギリシャ悲劇。「王女メディア」や「オイディプス王」などの傑作が現代文学や映画や思想に大きな影響を与えていることに疑問の余地はないだろう。しかし現存する原典は、大量に創作されただろう作品のほんのほんの一部分だ。なにしろ媒体は粘土板なのだ。ほとんどが割れたり埋もれたりして永久に失われてしまったことだろう。それでも現代にまで残った数編は抜きんでた傑作だったろうと言われている。傑作なればこそたくさん粘土板が複製され、現代まで残ったであろうからだ。(ちょっと論理が怪しいような気もするが)

現代にもどって、あるコンテンツが天下の傑作として国家ライブラリに大事に保管されたとする。それでも、その時々の国家や企業の都合でどんな運命にみまわれるかはわからない。しかし、どんな時でも一般社会の個々人の下に存在する複製の方はしぶとく生き残るのではないだろうか。

だから、DVDにプロテクトをかけたり、そのプロテクトを外して複製するのは個人利用でも犯罪だなどとぬかす輩はくそくらえだと思ってしまうのだ。少なくとも小津安二郎のフィルムをあんなひどい保存状態でしゃあしゃあとしていられるような日本映画界などには言われたくない。複製を許さないのなら、未来永劫絶対に絶版や品切れになどするのでないぞ。

2004/02/29  ネットワークプレイヤー

私のPCにDVDドライブはついたのだが、わがやのリビングではDVDを試聴することができないままだった。息子は持っているのだが妻と娘はDVDに縁がない。ただのプレイヤーを買うのも芸がないし、ハードディスクレコーダーは高いしなあと例によって優柔不断なまま今までずるずると来てしまった。

で、色々迷った末に買ったのは、長瀬産業のTRANSGEAR DVX-500

TRANSGEAR DVX-500
  1. 普通にDVD-VIDEOやCDを試聴できる。
  2. MPEG、DviX、JPEG、MP3、WAVなどの動画、静止画、音声ファイルを再生。
  3. Ethernetポート搭載でLAN接続したPC内のファイルを再生できる。
  4. LAN経由でインターネットブラウジングできる。(実用的ではないけどね)
  5. 隠しコマンドでリージョンフリーにできる。
  6. 価格が\22,800と安い。

同じような製品はIO-DATAのAVeLLinkPlayerなどいくつか出ているが、中身の大元は同じらしいので、5、6のポイントを決め手にして本機に決定。

DVDプレイヤーとしては普通(だと思う)。リージョンフリー化は最初リモコンのタイミングがつかめず悩んだが、なんとか成功。これで何枚かある北米版のDVDも無駄にならない。

ネットワーク接続はルーターからTVは離れているので、TVに近い私のPCへのケーブルに新たにスイッチングハブをつなぎカスケード接続にして成功。これでTVからPCにキャプチャしたMPEGファイルを見られる。HDレコーダーはいらないではないか。

PC内の自分の絵なんぞをTV画面に映して悦にいっていたが、付属のメディアサーバーはなんとも使いにくい。インターフェイスだけでなく、ビデオファイルのフォルダーを既定の一ヶ所しか指定できないなど、機能が低すぎる。

こういうときに役に立つのが2ちゃんねる。DVX-500スレによればUZUというフリーのサーバーが優秀らしい。元々は別のネットワークプレイヤー用に作ったものらしいが、ちゃんとDVX-500でもAVeLLinkPlayerでも動くという。

導入は付属サーバーよりちょっとだけ手がかかるが別に難しいことはない。見かけも付属サーバーみたいにかっこつけてないが質実剛健である。(見かけはスキンで変えられるらしい)ビデオサーバーもいくつでも設定できる。PCのドライブ全てを指定すれば、全ファイルにアクセスできる。これでフリーなんだからありがたい。

付属サーバーはダメダメだが、このようにフリーソフトで良いものを使えるオープンなシステムは魅力である。キャプチャボードのGV-MPEG2/PCIも同じように色々なフリーソフトがあるので今でも使い続けている。

SONYやMicrosoftなどが家電(とPC)のネットワーク化に関して俺様規格を色々考えているようだが、こんなふうにオープンなネットにつながる機器が個々に出てくればそれでいいのではないかなあ。SONYが勝つかMicrosoftが勝つかなんてよりずっと面白そうだ。UZUはWindows用だが、Linux上で動くフリーサーバー(wizd)もちゃんとある。

2003/06/08  DVDバリアフリー

DVDコンボ導入によりDVDをPCで見られるようになった。

ソフトDVDプレーヤーは最初、GV-MPEG2/PCIに付属してきたDVD-Expressを使っていたのだが、これが箸にも棒にもかからないひどい操作性。使いにくいったらありゃしない。最新版へのバージョンアップも考えたが、ネットを検索しても評判はかんばしくない。

DVDコンボCyberlink PowerDVD XPが添付されていたことを思い出し、これをインストールしてみる。ネット上の評判では、画質はライバルのWinDVDの方が上だという定評だったが、最近のバージョンアップで追いついたらしい。さらにWinDVDより安定性と軽さが上らしいので、あまりこういうことで試行錯誤したくない私にはぴったりだ。

可変速早送り・巻き戻し、スロー再生、静止画キャプチャ、ズーム、コマ送り、画質調整、範囲指定リピート……機能は私のような単純ユーザーには十分すぎる位である。SKINを自分で作れるのも楽しそうだ。今度ぜひ挑戦してみたい。画質も十分満足できる。所詮、DVDソフトごとに画質は違うもの。DVD-Expressと違って色調整が細かくできるのだから文句はない。

わが家唯一の家電DVDプレイヤーは息子のものなので、比較したことはないが、意外なことに、家電DVDプレイヤーと比べてもPC再生の方がより優秀らしい。とてもホームシアターシステムまでは手がでないが。

*

PCで利用できるとなると、大事なDVDメディアをバックアップしたいと思うのが人情だ。ところがDVDはかのCCCDをもうわまわる悪魔のプロテクトが仕掛けてある。もちろん技術的には可能なのだが、基本的に個人所有のバックアップが目的でも違法なのだそうだ。ふざけた話しである。

理屈はどうあれ。人間の生活を便利にするのが目的の技術を、不便にするように使うという不合理はどこかでうまくいかなくなる。デジタルというパンドラの箱を開いてしまった以上あともどりはできないだろう。原子力とは違うのだ。

*

リージョンコードなんてものもある。世界を六区域に分けて番号を振り、プレイヤーとディスク双方にその番号情報をもたせたプロテクトだ。アメリカ・カナダはリージョン1で日本やヨーロッパは2だ。

アメリカで発売されたリージョン1のDVDを購入しても、日本製のDVDプレイヤーでは見ることができない。ハリウッド映画がDVD化されるのは当然アメリカが一番早いわけだが、まだ上映されてない国でそのDVDが自由に鑑賞できるとなると、興行成績に影響が出てしまう。それを防ぐのが目的なのだろう。ふざけた話しである

家電プレイヤーだけでなく、PC再生の場合もリージョンプロテクトがかかっている。それもハード・ソフト・OSとご丁寧に三重にかかっている。たいていは3〜5回ぐらいを限度にして変更することはできるが、その後は最後の指定のまま固定されてしまう。変更するときもいちいちダイアログが出て指定しなければならないので、うっとおしいったらありゃしない。

もちろん、リージョンフリーにする方法はある。ソフトはDVD Genieというフリーソフトでリージョンを変更することができる。ハードは機種によるが、ファームウエアをあてるなどの方法でリージョンフリーにすることができる場合もある。ただし、それによって起動しなくなったりしても、保証はされない。さらにDVDコンテンツによっては、リージョンフリーのドライブでは再生できないようなプロテクトしているのもあるという。ふざけた話しである

しかし、リージョンに関しては、ハードもソフトもひっくるめてバリアフリーにしてしまう凄いソフトがある。ずばりDVD Region-Freeという市販ソフトだ。インストールするだけで、なんの難しい操作も設定もいらずに全てのリージョンのDVDをPCで再生することができるようになる。実際に使用してみると、まるでこの世にリージョンコードなんてものがなかったかのように、あっさり再生する。混在したDVDを次々再生しても、全然無問題である。

問題は39.95$という価格だ。高いか安いかは使う人次第。私は、ちょっと迷ったけど、結局レジストしてしまった。リージョン、なにそれ?という環境は実に気分がいい。

2003/06/01  家庭内LANなんとか完成

FMV-BIBLO NB16C/A妻用ラップトップとしてFMV-BIBLO NB16C/Aを購入して、家庭内LANをなんとか完成。

私用以外は居間でLANにつなぐようにして、置く台まで設置したが、どうしても子供たちは自室にひっこみたがってしかたがない。いつのまにか、LANケープルの接続アダプタが廊下に貼ってあって、ケーブルがうねうねと部屋まで伸びるようになってしまった。うっとうしいったらありゃしない。

2003/03/07  DVD・ザ・リッパー?

息子がDVDを手に入れたことだし、わが愛機クライテンにもDVD読み書きとまでは言わず、せめてDVD読むぐらいの機能を与えてやりたくなった。言い方を変えるとPCでDVDを見たくなった。

DVD-ROMドライブもずいぶん安くなってはいるが、そのほとんどはインターフェイスがATAPIだ。残念ながらクライテンのATAPIはHDD3台CD-R/RWがぶらさがっているので、空きがない。

マザーボードが旧いタイプなので、IEEE1394もついていないし、USBも1.1なのでDVDには速度不足で使えない。そのためにPCIボードを足すのもヤだし。

MO用のSCSIなら余っている。しかしSCSI対応のDVD-ROMは種類が少ない上、一万円以上割高なのだ。

どうも八方ふさがりで、残る方法はCD-R/RWをDVDも読めるコンボドライブに取り替えることだが、買って1年くらいなのに、同じ値段を出して替えるというのも業腹だ。困った困った。

てなことをぶつぶついいながら秋葉原のツクモをぶらついていたら、おあつらえ向きのブツに中古品売り場で出くわした。PLEXCOMBO 20/10/40-12A\11,800。PLEXTERの現役製品で、新品より\4,000ぐらい安い。中古とはいえ美麗品で保証もしっかりしてるので、出会ったのが運命とばかり、衝動買い。

接続も認識ももちろん無問題。新しいモニターでくっきりDVD鑑賞が可能になった。

こうなると、当然DVDのバックアップをしたくなる。DVDのリッピングは私的バックアップでも違法だそうだが、それは無茶というものだ。それができなきゃデジタルの意味がないじゃないか。もちろん違法行為をするつもりはないが勉強のため、DVDリッピングについてネットで調べてみた。

・・・・なんだ簡単ではないか。知的財産所有権者がうるさいからか、一部見つかりにくいのもあったが、すべてのツールが無料で手に入った。リージョンコードも無視して読込み後で変更したりもできるらしい。しかし、手順は面倒だしエンコーディングに時間もかかる。いつでもできるという安心感で、ツール類は押し入れ行き。ちなみにすべてのツール類もそれを使うことも違法ではありません。自分でキャプチャした画像を加工したりCDに焼いたりするのはまったく自由。絵描く時間がなくなるからやらないけどね。

2003/02/26  画龍点睛を欠く

うちのPC機器では一番長老であらせられたCRTモニターMAGVIEW MXP17Sがついにみまかられた。

しばらくメインモニタだけで処理をしていたが、やはり絵を描く段になると狭い。CRTの方が安いのだが、これから夏に向かって暑くなることと、CRTだと廃棄のときに費用がかかること、重くてかさばることを考えると、いちがいに安いとはいえない。

FTD-X15Ah4ネット検索をした上で、15インチ液晶モニターを買うことにする。メインは17インチだが、解像度はXGA(1024×768)なので、ちょうどいいのだ。それに17インチ液晶だと1280×1024なので、1インチ当たりのドット密度が増えてしまう。つまり文字が小さくなって、近年とみに眼が弱ってきた身にはつらいのじゃよ。

MELCOFTD-X15Ah4に狙いをつけて、会社の帰りに秋葉原のイートレンドに直行して即購入。\27,980、たぶん最安値。

早速、つなげて今これを書いているわけだが、輝度コントラストともに高く、メインモニタが暗く見えてしまうほどだ。バックライト寿命5万時間というのも嬉しい。なにより、机の上がえらくひろくなって快適である。

惜しいことに、真中寄りの目立つところにドット抜けがある。ついてない。まあ、サブモニタだから、よしとするか。

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