04/12/30(木) ゴジラ FINAL WARS 04/12/18(土) スカイ・キャプテン 04/12/08(水) 熱狂婦人の群れ 04/12/07(火) 雨上がる 04/12/05(日) HANGA 東西交流の波展 04/12/04(土) フィギュア仏大会の表彰台は美男子揃い踏み |
04/11/26(金) マチス展/オランダ・マニエリスム版画展 04/11/23(火) 玉堂/紅葉/マイヨール 04/11/22(月) 記憶で描くその1 04/11/21(日) マラソン日和 04/11/16(火) ゴジラ! 04/11/13(土) 石森章太郎の思い出 |
2004/12/30(木)[映]ゴジラ FINAL WARS
午前中で仕事納め。つれあいには忙しいと断られ、一人いそいそ淋しく有楽町日劇Plex2に『ゴジラ FINAL WARS』を見にいく。
『映画』としてはどうだかわからないが『ゴジラ映画』としては満点でしょう。いやなことを忘れて能天気な元気を出すには最高です。
ゴジラには思い入れはあるものの、それほどのゴジラファンというわけではない。最近の数本はまったく見てなかったし。ひさしぶりに感じたのは、日本の特撮もレベルがあがったなあ、ということ。怪獣バトルが童心とかマニア心とかにたよらなくても普通に楽しめるレベルに達していた。昭和ゴジラがプロレスなら、平成ゴジラがUWF、『FINAL WARS』はK−1というところか(わかりにくい比喩ですみません)。ハリウッドの特撮はすごいけど、重量感のあるモンスターバトルというのは見たことないから実質世界一といっていい(のかあ?)。
ラドンやモスラの形態や飛翔シーンもかっこよくなっているし、元々もっさりした印象のあったアンギラスのスピード感あるアルマジロアタックなんて、曙がバク転したぐらいのインパクトがあった。サイボーグ怪獣=ガイガンの戦い方はSWのボバ・フェットを意識してるみたいだし。怪獣好きは見て損はしないことを保証します。
人間ドラマ(笑)は軽くはしょって、アクションに徹していたのはこの映画に限っては正解。脚本は過去の東宝特撮映画とスター・ウォーズやドラゴンボールの色々つぎはぎてんこもり。主役の松岡はゴクウで(最高の怪演がはじけまくっていた)北村一輝はベジータだ。そういうこと。
映画のコンセプトが怪獣バトルロイヤルだからか、やたら格闘家が出ていた。準主役というか一番かっこいいとこを持っていったドン・フライはもちろん、南極でまったりしていたグッドリッジやレイ・セフォーもいい味を出していた。ミュータント部隊の鬼隊長船木誠勝は強すぎ。X星人にヒクソン・グレイシーがいなくてよかったね。
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ひとつ文句をつけるなら、折角海外ロケも敢行したのだから、「国連から派遣された美貌の女性科学者」は菊川怜ではなくて、だれか金髪の……
2004/12/18(土)[映]スカイ・キャプテン
日比谷スカラ座2『スカイ・キャプテン ワールド・オブ・トゥモロー』。
いやあ、面白かった。私のようなオールドSFおたくにはたまりません。アンジェリーナ・ジョリー最高。ジュード・ロウ美男。グイネス・バルトロー優美。スクリーンの大きな映画館でやってるうちに見に行けなかったのは痛恨の極み。よーし、とーさんDVD出たら買っちゃうぞ。
エンパイアステートビルに「接岸」するヒンデンブルグ号。ニューヨークを襲うレトロなスタイルの巨大ロボット。羽ばたくUFOのような飛行機械。対するヒーロー、スカイ・キャプテンが駆るのはなんとプロペラ戦闘機。なのに水陸両用。ヒロインはロイス・レーンのような向う意気の強い金髪美人。銀塩カメラとタイプライターをバリバリ使いこなす。
スーパーサイエンスとアナログ計器が共存している世界は鉄人28号かペンギン村か。フラッシュ・ゴードンかキャプテン・フューチャーか。全編に散りばめられた細かな引用を上げていったらきりがない。パンフなどに載っていなくて私が気がついたネタも結構ある。50〜60年代のSFパルプ雑誌のヴィジュアルイメージが多い。たとえばクライマックスの「方舟」ロケットは、フランク・R・ポールという人の描いたそっくり(というよりそのものずばり)の絵がある。ロケットの形だけでなく、つがいの動物が詰まれていくとこまで同じだ。
巨大ロボットもラピュタのロボットに似ているが、これもむしろSFパルプ雑誌のロボットのイメージだろう。光る眼の部分のデザインはSFクラシック映画『地球の静止する日』のロボット、ゴートに似ている。金属の触手と細い脚は『宇宙戦争』(映画でなく小説の方)のウォー・マシンかもしれない。
しかしオタクっぽいトリビアルなネタだけでなく、意外と繊細な小技が効いている。スカイ・キャプテンはヒロインをはじめ、みんなからジョーと呼ばれている。なのにアンジェリーナ・ジョリー扮する女軍人だけがジョセフと呼ぶ。なにか他とちがう二人の関係を暗示してうまい脚本だと思いました。007シリーズを連想させるラストシーンも予想を軽く裏切ってくれてなかなかおしゃれ。
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オタクな世界をプロフェッショナルなキャストとスタッフで造り上げた監督の次回作はE・R・バローズの『火星のプリンセス』だそうな。そりゃー嬉しいですが、あまりにツボにはまりすぎると逆に不安であります。
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大塚英志『オタクの精神史』(講談社現代文庫)、保阪正康『吉田茂という逆説』(中公文庫)、クレイグ・ホールデン『夜の終わる場所』(扶桑社ミステリー文庫)、山田風太郎『武蔵忍法旅』(ちくま文庫)購入。
2004/12/08(水)[時]熱狂婦人の群れ
BBSに「外人は大人の顔になるのが早い」という話題がでたが、西洋人にとって「大人の顔になる」のは価値があることなんだろうね。
日本人はなにがなんでも「若い」ことに価値がある。年齢を重ねることを忌み嫌う、かのように思える。うちの娘や友達をみていても、彼女らが重要視する価値は「かわいい」ことだ。(まあ、ボキャブラリーがないだけかもしれないが)
つい最近話題になった韓国人俳優に熱狂するおばさんたちも、大人の女として一歩離れて自分を見たら、みっともなくてあんな真似はとうていできないだろう。きっと、自分が大人であることを忘れて、自分の中の(あると思いこんでいる)「かわいさ」にしがみついているのに違いない。
だって、冬ソナのペ・ヨンジュンって、熱狂婦人たちが少女だったころに夢中で読んでいただろう(そのころの)少女漫画に出てくる美青年そのまんまではないか。
2004/12/07(火)[映]雨上がる
BS映画劇場『雨上がる』。
どうしても黒澤明の遺作を弟子が撮った映画という目で観てしまうが、そんな先入感をはぶけば端正な良い時代劇でした。いまやちゃんとした所作と立ち回りを見ただけでも秀作と呼びたくなるのが情けないが、寺尾聡もなかなかの殺陣を見せて達人ぶりを見事に演じている。
しかし娯楽映画としては、ちょっとバランスが悪い。(以下ネタバレにつき注意)城での御前試合のすぐあと、宿への帰り路で主人公は侍の一団にに襲われる。中盤の見せ場である御前試合で盛り上げたあと、またすぐ立ち回りである。このテンションで盛り上がっていくのならいいのだが、そのあとは淡々とした夫婦情愛物語がラストまで続くのだ。主人公が剣の稽古をしに妻と離れる場面があるのだが、私はてっきりここに悪侍たちが現われて妻がさらわれるのだと期待してしまった。そしたら夫は淡々と帰ってきて「ではいきましょうか」「はい」だもの、こけてしまいました。
もちろんアクションだけが映画ではない。情愛物語ならではの見せ場も盛り上がりもあるから、決して面白くなくはないのだが、やはり悪侍たちとの対決はラストに持ってきてほしかった。
寺尾もよいが妻を演じた宮崎美子ははまり役。それよりさらにはまり役は主人公の浪人を剣術指南に採用しようとする殿様を演じた三船史郎だ。親父ゆずりの口跡の悪さと大根ぶりはかなりのものだが、豪放磊落でちょっとわがまま、でも考え方は真っ当というキャラに実にはまっている。うまい演技でなくとも光ることがあるのが映画の不思議さだけど、それを引き出した小泉尭史監督、黒澤組二代目だけのことはあると思いました。
他に松村達雄、井川比佐志、原田美枝子という黒澤映画にはおなじみの達者な面々。
2004/12/05(日)[美]HANGA 東西交流の波展
今日は予報では雨。一日絵でも描いていようかと思っていたが、明けてみれば師走というのに真夏日。異常気象の中、インドアにこもっている気にはとうていなれず、芸大美術館に『HANGA 東西交流の波展』を見にいった。
古今東西の版画(木版、エッチングetc.)が240点。まあ、有名どころが多く新鮮さはないが、デューラーの「犀」が見られたのは嬉しい。
近世近代のに比べて現代版画はどうも素人には難解で良さがわかりません。ウォーホールやリキテンシュタインがいくらもてはやされても、はあ?と馬鹿丸出しで口をあけているしかない。横尾忠則とヴンダーリッヒは良かったけど。
240点中一番インパクトがあったのは結局(これまで何度も観ているのだけど)北斎の「神奈川沖波裏」でした。北斎のは「萬福和合神」の交合図も出ていた。春画がそのまま展示されているのを見たのははじめてだ。
技術的に舌を巻いたのは、江戸時代の小紋の型紙。精緻な紙の切り抜きを眼前数センチで見たけれど、コンマ何ミリが制御された仕事は神業としか思えません。
2004/12/04(土)[ス]フィギュア仏大会の表彰台は美男子揃い踏み
今日のフィニッシュはすごかった。といってもガオグライのハイキックではなく、フィギュアスケートフランス大会・男子シングルの表彰台の話。
百景掲示板でもちょっと話題のアメリカの「王子様」ジョン・ウィアーが優勝したが、2位3位も王子様の影が薄くなるような超美形ぞろい。男の私が見ても口がポカンとあいてしまうような光景でした。
ウィアーは少女と見紛うような美少年だが、準優勝のフランスのユベールはさわやか系の男らしい美男。きわめつけは、3位に入ったカナダのエマニュエル・サンデュ。濡れたような黒髪、彫刻のような美貌、フェロモンむんむんの風貌は、やっぱり東洋人ではとてもかなわない。彼に比べたらペ・ヨン・ジュンなんてただののっぺりしたにーちゃんだ。
たまたま娘と二人で観ていたのだが、例によって選手たちの美貌をネタに、心温まる会話がくりひろげられたのだった。
私「俺が金髪の美女に生まれ変わったら、さっきの王子様みたいのより、こういうフェロモンむんむんのと○りたいと思うぞ、きっと」
娘「○りたいとかいうな。それに生まれ変わりのたとえが逝っちゃってるし」
私「生まれ変わるには一度逝っちゃわないと……んなことより、王子様とフェロモン男は女から見たらどうよ」
娘「たしかにあたしも王子様よりこっちの方が好みかな。でも王子様につきあってくれと言われたらつきあっちゃうけど。」
私「言われねー言われねー」
娘「そりゃ言われないかもしんないけど!」
私「いや、外人は日本人の顔なんてわかんないから、もしかしたらうわ何をす☆△○!×_◇?〜※◆;・・」
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K1は冒頭にも書いたガオグライの試合だけ見ればいいという感じかな。
2004/11/26(金)[美]マチス展/オランダ・マニエリスム版画展
仕事を早めに上がって、国立西洋美術館で『マティス展』を見る。
もちろん、有名な切り絵作品「ジャズ」をはじめ、マチスの「色」を堪能したのだけれど、意外とよかったのが彫刻作品。あのデフォルメされた人物画そのままのブロンズ像が、実際に立体感と量感を持っているのを見ると、その存在感にちょっと感動しました。直後に常設展で見たロダンの端正な彫刻がつまらなく思えてしまった。
なかでも「背中」という4点のブロンズの連作が面白い。題名通りたくましい女性の背面がモチーフなのだけど、最初の作品は骨格や筋肉表現がリアル。それが2点目3点目と段々表現が単純化されていく。4点目=最後の作品はほとんど抽象彫刻で両脚などまっすぐなただの円筒になってしまっている。が、これが実に力強い形なんですね。
今回も展示されている「ヴァイオリニスト」という絵に描かれている人物がまさしく円筒のような脚なのだが、彫刻『背中』を見たあとだとその形に説得力があるのだから不思議だ。
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常設展では『オランダ・マニエリスム版画展』。
お札の肖像画のような超絶技巧のエングレーヴィングやエッチング。
モチーフには結構猥雑なのもあって私好みでありました。
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西洋美術館は地下展示場ができてからははじめて。金曜日は20時まで開館。夜はさすがにゆったりと見ることができる。
2004/11/23(火)[美]玉堂/紅葉/マイヨール
絶好の紅葉見物日和ということで、以前から行きたかった御嶽山の玉堂美術館へ。川合玉堂は大好きな日本画の巨匠です。この美術館、展示品は多いとは言えないが、多摩川の渓流に面した石庭が美しい(左写真)。玉堂の画室も再現されていたが、こんな空気のいいところで渓流と山並をのぞみながら毎日絵を描いていられたのなら長生きもしようというものだ。うらやましや。
御嶽駅をはさんで渓流をさかのぼったところにあるのが御岳美術館。コーヒーを飲みながら、展示品を鑑賞できるスペースがあるのが面白い。
彫刻にいいものがある。有名な荻原守衛「女」やマイヨールの「トルソー」など。とくにマイヨールのはあまりにも完璧なフォルム。完璧な肉体は芸術的感銘とはちょっと距離があるように思うけど、この「トルソー」は完璧すぎるゆえに肉体というより神性のようなものを感じさせられてしまった。帰りがたく、なんども見に戻ってしまいました。すいているのをいいことにずうっとまわりをぐるぐるまわっていたのだから、かなり気味の悪い人だったかも。
2004/11/22(月)[絵]記憶で描くその1
掲示板で話題のでた「記憶だけで描く」その1。
『ナンシー関の「記憶スケッチアカデミー」』のお題で最初に眼についた(過去に描いたことが一回もない)「ラクダ」を記憶だけで描いてみたのだけど……顔がヤギだか犬だかアホ面の人間だか……ラクダの正確な姿を知るのがこわくて図鑑を見られません(泣き)。
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ジリアン・ホフマン『報復』(ヴィレッジブックス/吉田利子訳)購入
2004/11/21(日)[ス]マラソン日和
今日はよい天気でしたなあ。息子は例年の区民マラソン大会に参加して去年よりちょっとタイムが落ちたとか言ってくやしがってました。元気なことで。
イタリアのジェノベーゼが優勝、2位は嶋原清子、昨年の優勝のアレムは3位、千葉真子は4位だった。
解説の増田明美によれば千葉は小出監督が「太ったんじゃないか」というのを気にして、前日はウドンを数本という食べ方だったそうだ。でも、優勝したジェノベーゼは筋肉の発達したがっちりした体つきだったよ。千葉の細さとは対照的だ。
たしか高橋はこの前も肋骨を骨折していなかったけ?千葉もそうだけど、減量が悪影響を及ぼしてるような気がするのは素人考えだろうか。マラソンは細いほどいい、軽いほどいいというという常識?で骨や筋肉が貧しくなっているのでなければいいけど。小出監督、精神的指導力には長けているのだろうけど、あまり科学的には見えないからなあ。印象だけで言ってるので間違ってたら申し訳ないが。
2004/11/16(火)[映]ゴジラ!
仕事が忙しいとかいいながら、BS2のゴジラ特集をずうっと見ているのだから我ながらしょうがないね。
昨日は『キングコング対ゴジラ』を夜中の2時まで見てしまったから眠くてしかたがない。小学校あがりたてくらいのときにリアルで(映画館で)見たときはワクワクしたのだが、今見ると駄作ですなあ。話の運びがまるで社長シリーズだ。
最初の『ゴジラ』は思っていた以上の傑作。キンゴジ以降にくらべて脚本にも編集にもゴジラの姿態にさえ品がある。白黒だからアラが目立たないということもあるだろうが、夜空にそびえる闇色のゴジラの巨体は恐怖感がある。東京攻撃場面の最後のカット、焼け野原と仁王立ちのゴジラの絵は実に名シーンであると思いました。
その後の被災者の描写など、中越地震のあとだけに生々しいったらありゃしない。平成版『ガメラ』シリーズが怪獣に蹂躙される建物の中にいる「人間」を描いた、と評価されたけど、それは新しさというより、初代ゴジラへの回帰であったんだね。
今日は『三大怪獣地球最大の決戦』。これもリアルタイムで見たのだが、今回見ても『キンゴジ』よりはだいぶまし。コントのような怪獣バトルも「味」だと思えば許容範囲。プロレスを見ているようなものである。現在の眼で見てもキングギドラの造型と動きはかっこいい。ウネウネと動く三つ首と二本の尾の生物的リアルさはCGにも負けていない。操演の勝利ですな。
なにより「電波金星人」若林映子がとんでもなく美しい。この魅力は小学生だった私にはわからなかったなあ。未熟でありました。
2004/11/13(土)[絵]石森章太郎の思い出
掲示板にちょっと書いたが、家族とイタズラ描きで遊んでいたら、昔よく模写した石森章太郎キャラは、結構そらで描けることが判明した。調子にのって、Painterで描き直したのが、左の絵。
描いてから、旧いマンガ本をひっぱりだして検証してみた。「さるとびエッちゃん」は似ても似つかないので削除。市さんの顔(眼の下のシワとあご)と島村ジョーの顔(眼と眉)と光線銃をちょっと描き直した。あとは記憶で描いたままなので、まあ微妙です。
でも、009の下半身のデッサンはひどいな。ミュータントモグラの眼の下は土に隠れているのが正しい。昔の漫画家はベレー帽がトレードマークでした。
『サイボーグ009』はおそらく日本で一番最初期の新書判コミックだろう。(本当の一番は同じ著者の『ミュータントサブ』だと思うが、当時の版元のコダマプレスはたしか倒産してもうないはず)
『サイボーグ009』は少年キングの連載当初からリアルタイムで読んだが、もうはまったものです。なんといっても「サイボーグ=改造人間」というガジェットが魅力的だった。ごぞんじのように登場人物たちは改造によってそれぞれ個性的な超能力を持っているのだが、主人公の能力は「加速装置」。なんとも独創的な能力だと思っていたのだが、ちゃんと元ネタがあることを後年知ることになった。
元ネタはアルフレッド・ベスターの名作『虎よ、虎よ!』だ。一般人の何百倍のスピードで動けて姿も見えなくなるという能力の内容はもちろん、奥歯が加速スィッチになっているというとこまで一緒である。本歌取りするのはかまわないけど少しはアレンジを加えたらいいだろうに、と思ったものだ。どうも石森章太郎にはこの手のことが多くて、大好きだったのにだんだん熱が冷めてしまったのでした(だんだん面白くなくなったということの方が大きいけど)。
『仮面ライダー』以降はほとんど読んでいない。