1M | 2M | |
---|---|---|
2020/3〜 | いなほ1号(新潟〜秋田) | いなほ2号(酒田〜新潟) |
(2)房総
房総では1972年7月より特急が走り始めましたが、当初は5000台の列車番号でした。しかし、1975年3月から「さざなみ」の列車番号が「1M」〜となります。
この状態が18年続きますが、1993年7月に「ビューさざなみ」がデビューすると、こちらが号数=列車番号となり、183系の「さざなみ」や「おはようさざなみ」などは3000台の列車番号となり、「1M」は消滅します。
2004年10月に列車名称が整理され、「おはようさざなみ」などが「さざなみ」「ビューさざなみ」に統合された時に、「2M」が復活します。
しかし、2005年12月には「ビューさざなみ」も「さざなみ」に統合され、この時には255系での列車が3000台の列車番号になります。
2010年3月には「さざなみ」の本数が削減され、1号が255系での運転となったため、再度「1M」が消滅しますが、2015年3月に再削減された際に上り下りとも257系での運転となり、「1M」が復活します。
ただ、これも長く続かず、2017年3月には上野東京ラインを経由する「ひたち」に「1M」を奪われる形で「さざなみ」の列車番号が1000台となり、房総から「1M」が消滅しました。
1M | 2M | |
---|---|---|
1975/3〜 | さざなみ1号(東京〜館山) | さざなみ1号(館山〜東京) |
1978/10〜 | さざなみ1号(東京〜館山) | さざなみ2号(館山〜東京) |
1993/7〜 | なし | なし |
2004/10〜 | なし(さざなみ1号は3001M) | ビューさざなみ2号(君津〜東京) |
2005/12〜 | さざなみ1号(東京〜館山) | なし(さざなみ2号は3002M) |
2010/3〜 | なし | なし |
2015/3〜 | さざなみ1号(東京〜君津) | さざなみ2号(君津〜東京) |
2017/3〜 | なし | なし |
(3)中央東線
中央東線では、1966年12月に「あずさ」の運転が開始され、この時から「1M」が使われるようになります。その後、列車増発に伴い対象列車は変化していきますが、1973年10月から1982年の間はあずさ1号が季節列車であったため、「1M」が存在しない状態でした。
1986年11月に一部列車が東京駅に乗り入れるようになると、この場合の列車番号を5000台として区別するようになり、「2M」が消滅しました。
1994年12月に「スーパーあずさ」が運転開始すると、「1M」はこちらにつけられるようになります。
2004年3月には「スーパーあずさ」と「あずさ」の号数が通し番号になり、2号が「あずさ」となり、「2M」がなくなります。
これは2019年3月に「スーパーあずさ」が「あずさ」に統合された際も同じでした。翌2020年3月には「あずさ」と「かいじ」の号数が統合され、2号は「かいじ」の号数となりました。
1M | 2M | |
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1994/12〜 | スーパーあずさ1号(新宿〜南小谷) | スーパーあずさ2号(松本〜新宿) |
1996/3〜 | スーパーあずさ1号(新宿〜松本) | スーパーあずさ2号(松本〜新宿) |
2004/3〜 | スーパーあずさ1号(新宿〜松本) | なし(あずさ2号は5052M) |
2019/3〜 | あずさ1号(新宿〜松本) | なし(あずさ2号は5002M) |
2020/3〜 | あずさ1号(新宿〜松本) | なし(かいじ2号は3102M) |
(4)御殿場線
御殿場線には、戦前の丹那トンネル開通前に「1」列車が走っていましたが、1991年3月に小田急直通列車が特急化された際に、「1M」が付けられるようになりました。新宿駅には「あずさ」も乗り入れていますが、小田急線内は400台の列車番号であり、番号重複にはなっていませんでした。
その後、乗り入れ区間や列車名が変わりましたが、大きな変化なく現在に至っています。
1M | 2M | |
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1991/3〜 | あさぎり1号(新宿〜沼津) | あさぎり2号(沼津〜新宿) |
2012/3〜 | あさぎり1号(新宿〜御殿場) | あさぎり2号(御殿場〜新宿) |
2018/3〜 | ふじさん1号(新宿〜御殿場) | ふじさん2号(御殿場〜新宿) |
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