(1)東京都
都道府県の中で3番目に面積の小さい東京都ですが、「中央ライナー」「青梅ライナー」の特急格上げにより、都内で完結する列車が誕生しました。
列車名・区間 | 運転距離 | 本数 | |||
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2019/3〜 | はちおうじ(東京〜八王子) おうめ(東京〜青梅) | 47.4km 56.0km | 下り6本上り2本(土休日運休) 1往復(土休日運休) | 2020/3〜 下り5本上り2本(土休日運休) 1.5往復(土休日運休) | 2022/3〜 下り4本上り2本(土休日運休 下り1本は金曜のみ) 1.5往復(土休日運休) |
中央線の特急車両が353系に統一されたことを機に、ホームライナーとして運転していて「中央ライナー」「青梅ライナー」特急に格上げし2019年3月に誕生しました。
当初の「はちおうじ」は下り6本からスタートしましたが、運行開始1年で1本を「おうめ」に変更して1本減少、さらに2022年にはコロナ禍もあり、1本廃止、1本金曜日のみ運転と本数を減少させています。
(2)新潟県
面積は第5位ですが細長い形をした新潟県では、新潟駅から東西両方向に県内完結列車が運転されていました。
列車名・区間 | 運転距離 | 本数 | ||
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1993/3〜 | いなほ(新潟〜村上) | 60.7km | 2往復 | |
1995/12〜 | なし | |||
1997/3〜 | みのり(高田〜新潟) | 143.0km | 1往復 | |
2001/12〜 | みのり(高田〜新潟) みのり(高田〜長岡) | 143.0km 79.7km | 1往復 1往復 | |
2002/12〜 | なし | |||
2015/3〜 | しらゆき(新井〜新潟) しらゆき(上越妙高〜新潟) | 153.0km 146.7km | 2往復 3往復 | 2022/3〜 2往復 2往復 |
東方向へは、1993年に快速を格上げする形で新潟〜村上間に2往復運転開始しました。しかしこの列車はわずか2年半で運転を終了しました。
西方向へは、長野新幹線開業直前の1997年3月に「みのり」を運転開始しました。長野新幹線開通後は、長野〜新潟を結ぶ列車も運転開始されましたが、2001年12月に廃止され、この際に県内列車が2往復となりました。しかし、2002年12月には快速列車に格下げとなり、いったん運行がなくなります。
運行を再開したのは2015年3月。北陸新幹線開業後の「北越」の代替と車両の更新を機に「しらゆき」として運転を開始しました。2022年に1削減されたものの、現在も4往復が運転を続けています。
(3)長野県
第3位の面積である長野県ですが、東京(上野・新宿)や名古屋とを結ぶ特急が頻繁に走っていることもあり、県内完結の特急列車運転の歴史は浅いものになっています。
列車名・区間 | 運転距離 | 本数 | |
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2023/3〜 | 信州(塩尻→長野) 信州(松本←長野) | 76.0km 62.7km | 下り1本(土休日運休) 上り1本(土休日運休) |
2024/3〜 | 信州(塩尻〜長野) | 76.0km | 1往復(土休日運休) |
もともとこの区間には2019年3月までライナー列車が運転されていましたが、189系の引退にともない普通列車化されていました。コロナ禍の乗客減少で車両に余裕ができたのか、この区間に2023年3月になって特急を運転開始しました。当初は上り下りで運転区間が異なっていましたが、10月からは上りも区間延長し、2024年3月からは正式に運転区間が上下統一となっています。
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