◎ Ham Fair 2004 開催 「ハムフェア2004」が8月21日(土)、22日(日)の両日、東京有明の東京ビッグサイト・西2ホールで開催された。 開催日程が週末の土、日曜日の2日間に短縮されて3年目となる今年の来場者は、JARLの発表によるとのべ27,000人だった。 日程の短縮で、各種ミーティングは土曜日に集中するため、主催者側や参加者は"人集め"や"参加ミーティングのやりくり"に苦労していたが、 今年はJARL主催の「アイボールQSOパーティー」と"集客力"の多い「JAPAN DX Meeting」が合同開催する事になり、懇親会の会場は久しぶりに大賑わいとなった。 |
◎ ハムフェア2004イベントコーナー・プログラム 21(土) 11:00 D-STARの使い方と楽しみ方(7L1FFN/JO2MLC) 12:00 南極ドームふじ 8J1RF局運用報告(第44次日本南極地域観測越冬隊員・JA0WJN) 13:00 Amateur Radio in Scandinavian Countries(LA2RR) 14:00 JAIAタイム・アマチュア無線局のインターネット・コントロール 15:00 表彰式・自作品コンテスト、絵画コンテスト(総務省/JARL) 22(日) 11:00 アマチュア無線のデジタルネットワークから見たD-STAR(7M3TJZ) 12:00 3B9C ロドリゲス島DXペディション報告(FSDXA・JA1RJU) 13:00 ARRLアワードガイダンス(ARRL・NC1L) 14:00 JAIAタイム・アンテナアナライザー大研究2004(クラニシ) 15:00 表彰式・関東UHFコンテスト(JARL関東地方本部) |
FSDXAの3B9C・ロドリゲス島DXペディションの報告はJA1RJUから
バーテックスタンダードのブースでは今年も"インターネットを利用した新しいアマチュア無線、WIRES (ワイアーズ)のデモンストレーションと、 冒険家・Captain TAKANO氏による「Mission the Nile」と題した"ナイルに生きる人々との心に触れる出会いの旅"の報告会が行われていた。 |
バーテック・スタンダード(YAESU)は、12月に発売を予定している注目のFTdx 9000を展示
KENWOODは遠隔操作のTS-480、I-COMはIC-7800とIC-756MKVが目玉!
恒例となっているDXCCのフィールドチェックはARRLからDXCC Branch ManagerのNC1L・Bill Moore氏が来日、 JARLのフィールドチェッカーを補佐した。 |
[ハムフェアの歴史] ハム・フェアの前身「第1回全日本ハムベンション」が1975年(昭和50年)、静岡県富士宮市で開催された。 会場は富士の裾野に広がる朝霧高原のグリンパーク。 1976年の第2回では特別記念局の8J2HAMも開局、交通の便は良くないものの自然を満喫出来る会場は多くの来場者で賑わった。 この実績を基礎に、1977年(昭和52年)「全日本ハムベンション」を引き継ぐ形で「第1回アマチュア無線フェスティバル」(ハムフェア)が、 JARLの主催で東京都中央区晴海の東京貿易センターで開催される事になった。 第1回は9月23日から25日までの開催期間にも関わらず、初日から多くの入場者がつめかけた。 フェスティバルの特別記念局・8J1HAMも開設、多くの来場者が運用した。 |
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