第43回東北6SGミーティング・福島大会は、去る9月6〜7日の両日、福島県福島市の穴原温泉「いずみや」で開催されました。 福島県での開催は平成19年（2007年）9月に福島県相馬市で開催されて以来、7年ぶりでした。
2011年3月に発生した東日本大震災で東北地方を襲った大津波により、前回開催された観光ホテル『喜楽荘』も津波の被害を受けました。 今回の開催地は福島県内陸部の飯坂温泉にほど近い、穴原温泉での開催となりました。
サイクル24も下降期に入り、いま一つ6mのDX入感の話題には欠ける状況でしたが、JA1/2エリアを含む29人の参加者で、いつもながらのアイボールQSOで一年ぶりの再会を楽しみました。
6日(土)の懇親会は18:00時から、総合司会のJA7OWD・高平さんの軽快なトークにより開会。宴会の前に集合写真を済ませるなど、アルコールが入り乱れがちになる各局の自己紹介も、今回はコールエリア別、地元の東北は各県ごとにじっくり時間を掛けて行われました。席上で次回は”秋田県開催”の予約もされました。
懇親会では珍しくJA7QIK・阿部川さんの”玄人はだしのマジックショー”を楽しみながらの宴会となりました。 高平さんの軽快なトークは最後まで衰えず、懇親会は時間通りに無事終了、別室で行われた二次会へと向かいました。

　翌7日(日)の講演は9:00時から、JA1RJU(小笠原)局による「6m雑感」と題して、サイクル24でのコンデションの状況と、今後の見通しなどの報告がありました。
合わせて、今年の春のDXシーズンに、和歌山県まで移動して、ロングパスでEA8、CT、CUなどとQSOしたJO1PSX・柴さんから、現地の入感状況を録音したテープで、 当日のオープンの模様が報告されました。
サイクル24の春のヨーロッパからのロングパスの入感は、今年初めて西日本を中心に入感しただけで、JA1/JA7では残念ながら聞くことが出来なかっただけに、 強力に入感するDXの信号に”ため息”の出る貴重な報告となりました。
懇親会で、次回の開催地の”予約”を打診されていた「秋田県」のグループから快諾を得て、福島県から秋田県へ「大会旗」の引き継ぎが行われ、 ミーティングは昼前に無事に終了しました。

           　　　　 　　　　　　　　　　　 [第43回　東北6SG・福島大会参加局]

 　　JA1RJU/JA7JU(東京)　JN1JFC(茨城)　　JA7AHK(宮城)　　JA7QVI(宮城)　　JH7WER(宮城)　　JI7WTK(青森)
   　JA1VOK(千葉)　　　　JO1KBC(東京)　　JA7MIT(宮城)　　JA7WSZ(福島)　　JE7CAI(青森)　　JK7IKU(秋田)
   　JF1UMK(千葉)　　　　JO1PSX(千葉)　　JA7JWF(宮城)　　JH7DHS(福島)　　JF7ELG(千葉)　　JA8CRB/7(山形)
 　　JL1PND(東京)　　　　JR2HCB(愛知)　　JA7OWD(福島)　　JH7MQU(福島)　　JF7GDN ＆ XYL
   　7L4KVO(東京)　　　　JA7AQL(秋田)　　JA7QIK(宮城)　　JH7VTE(秋田）　 JG7BBO(青森)