卒業旅行　3日目

ロンドン大学。歴史のありそうな建物だ

そこからさらに歩いてロンドン大学へ。ここもとりあえず見たということで満足（笑）。中に入ってみたかったけど、授業が始まっている様子だったので、遠慮した。それでもまだ9時…。時間つぶしに、さらに歩いてEuston駅に向かう。

　ここでバーガーキングでコーヒーを飲みながらのんびり過ごす。この駅のトイレは、なんと自動改札がついていて、チップを入れないとトイレに入れない。そこまでしなくても良いと思うのだけど…。

　10時近くになって、バッキンガム宮殿に移動。今日こそは近衛兵のパレードを見るのだ。Victoria駅が最寄り駅なんだけど、ここについたころには雨は完全に上がっていた。良かった良かった。

　さすがに今日は人が一杯。ロープが張ってあったので、その外側をパレードするんだろうと予想し、そこに陣取る。このとき10時半過ぎ。パレードまであと1時間ほどある…。

　Euston駅で買った「TIME OUT」を読みながら時間を過ごす。横には関西の女の子3人が来ていて、場所を陣取っていた。日本人が多い上に、わかりやすい…。あれはなぜなんだろう。とにかく、パレードが始まるまでのんびりしていた。が、とっても寒かった(^^;。

ようやく始まるパレード。なかなか面白い。演奏もなかなか良い。寒い中待ったかいがあった、と言いたいが、実際にはそれほどゴージャスなモノではなかった。というのも、寒い上に、いつ終わりになるかわからなかったから、12時過ぎに宮殿を離れてしまったのだ。ま、しょうがないね。

パレードの始まり

　で、PIZZA HATに入って、ビッフェでピザを食べまくる。これで一人２０００円ほど。なぜ旅先で食べ放題にはいるのかなぁ(^^;。面倒が無くて良いんだけどね。

テムズからの美しい眺め

食べ終わってから今度はWestminster駅に向かい、ここの桟橋から船に乗ってGreenwichに。船は、以前に乗ったのと同様、非常に早口で独特の語り口のおっちゃんがいろいろ観光案内してくれていたが（笑）、僕は写真に集中していた。船頭に座っていたから、ちょっと寒かったけど非常に楽しい船旅だったのだ。約40分ほど。

　Greenwichについて、まずは旧Greenwich天文台に。その途中に王立公園があったのだけど、これが非常にきれいで広くて気持ちが良かった。その上、地元の人がボールを投げると、飼い犬がそれを走って取ってくる。非常に絵になるなぁ。

旧天文台のチケットは、王立海軍博物館と美術館の共通チケットで、かつ発行日の年内なら再度入場可。これはおいしい。で、購入して中に入る。まずは子午線0度に立つ（笑）。なかなかいい気分。ここにあった望遠鏡は無料だった。すばらしい！。Greenwichの眺めを楽しむ。さらに、望遠鏡を利用して、暗室に外の風景を映す、Camera Room（だったかな）をのぞく。これまた素晴らしい！。暗室の中に、望遠鏡を通じて外の世界が、円形のツルツルのテーブルに映し出されていた。とってもきれい。映画を見ているみたいだった。

望遠鏡を覗くいそ

　それからこの天文台や緯度経度を測るための時計などの歴史的資料がたくさん陳列されているので、それを見ていく。非常に面白くて、勉強になる。これは絶対に一度は行ってみるべき。楽しい楽しい。

　ここを一回りしたら、他の美術館などに行く時間が無くなった。しかし、最終の船まではまだ時間がある。ということで、そこらへんにあるカフェでAfternoon Teaを楽しむ。で、紅茶を飲んだら、船に乗る。帰りは観光用ではないみたいで、案内はいっさいなし。Westminster Pier近くでＵターンして、桟橋につけようとしたのだけど、その時のビッグベンが非常にきれいだった。旅行客らしい女の子（英語圏の人）は「Gorgerous!!」を連発していたけど、確かにそうだった。

　Westminsterについてから、今度はNight's BRidgeに行って、Harrodsに入る。言わずと知れたロンドンのデパートの老舗。ここでお土産用の紅茶などを買い込み。今回はすでに空が暗くなりつつあったので、Harrodsのライトアップされた姿が見れた。うれしい。

　さて、今日のメインイベント、イッセー尾形の一人芝居を見に行くことに（笑）。EASTENDのど真ん中にある劇場で開演していたので、まずはチケットを購入。ちょっと高めの15ポンドだったので、磯村の提案によりチープな食事、バーガーキングに向かう（笑）。Macよりでかいぞ、とCMしているだけあって、確かにでかい（笑）。しかし、その分だけ食べにくかったけどね。ファーストフードだけあって、食べ終わるのも早すぎた（笑）。開演まであと1時間ある。ということで、TOWER RECORDSに入って時間つぶし。

　時間になったので、劇場に入る。結構広く、きれい。日本人が多いが、客席は全部で半分ほどしか埋まっていない。今日が特別なのか、いつもそうなのかはわからないけど。最初は日本のラッシュアワーの満員電車を扱った芝居。これから始まって前半、後半の2本立て、約2時間、一人で演じ続けていた。しかも、英語の同時通訳付き。しかし、劇の内容は日本のことを知らないと、理解できないと思う。日本人が多く見に来る、というのも当然といえば当然かも知れない。

　一通り楽しんで、Hotelに戻る。ここで、おそらく藤村さんからであろう伝言が入っていた。「メールを送ってくれ。HUGI」。HUGIって誰だ？と考えてしまった。たぶん明日の夜のことで連絡が取りたいのだろう。しかし、彼のHotelに電話しても、別のお部屋に繋がれてしまう…。僕の発音が悪いのか、藤村さんの友人が代表で部屋を取っているためか…。とにかく今晩中に連絡を取るのは無理だった。メールくれ、ではなくて、自分の部屋番号を教えてくれれば良かったのに…。

　と思って、ベッドに入ったら、電話が鳴る。なんと持田さんだった。彼の「修二」という名前を「HUGI」と書き取ったらしい(^^;。まぁ、電話の主がわかって良かった。明日7時にSelfridgeで待ち合わせる。これで安心して寝れる。