四国漫遊記三日目


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Agenda
 朝起きると、すでに八木さんも金木っちもお目覚め。ということで、昨晩聞いた、「割り箸、割り箸…」という声のことを聞いてみた。夢絵と思っていたのだけど、昨晩女の子たちが寝ようとしたら大きなムカデ君が出没したらしく、ヘルプを求めて男子部屋まで来たらしい。その時に金木っちに割り箸でつまんでもらおうと考えて、「割り箸、割り箸…」につながったらしい…。

 さて、顔でも洗ってくるか、と思って部屋を出て、女子部屋の前に行くと金木っちがうずくまっている。なんと、女の子たちを起こした後、女子部屋の階段を下りるときに足をくじいたとのこと。めちゃくちゃ腫れていた。歩くのもかなりしんどそうだ…。まだ二日目なのに、大変なハプニング。これで運転手候補が一人消えた…。

 とにかく片づけをして下山。途中のコンビニで湿布を買おうということに決定。次は大歩危・小歩危を越えて、東祖谷に向かうことに。今日の宿はなかなか良いらしい。ナビに従って進むが、徳島に入ってから急に混み出す。うーん、渋滞はいやだなぁ。

 途中コンビニにより、それからガソリンスタンドへ。ここで親切に大歩危・小歩危への行き方を教わる。スタンドのおじちゃんありがとう。それからスタンドの隣にあったジャスコで、“おしゃれな”サンダル購入。これは金木っち。靴を履いているとつらいらしい。それから夕ご飯の準備もここで済ませてしまう。
鯉のぼり

鯉のぼりをバックに
 さて、ここからは結構順調に進む。そして、14時頃とうとう大歩危・小歩危に着く。ここでお昼&川下りを楽しむのだ。なんと川の両岸にひもを通して鯉のぼりが元気よく泳いでいる。風がとっても強かったから、さぞかし泳ぎがいがあるんだろうね(笑)。川下りの受付に行くと、ちょうど今なら待ち時間はありません、という。そこで早速乗ることに。これがかなりの階段を降りていくので金木っちはかなりつらそう。すーちゃんの肩をかりてゆっくり降りていました。
 少しだけ待っていると、すぐに船が戻ってくる。2艘くらいしかないのかと思ったら、5艘もあった。で、ほとんど待ちなしで乗れました。地殻変動で盛り上がっている石の壁はすごかった。やはり自然の力は偉大だなぁと感じました。約30分ほどの船の旅。

はいチーズ。
 さて、そろそろみなさんおなかが空いたということで、この船乗り場がある「まんなか」という休憩所のレストランでお食事。そばを食べてみたけど、別に祖谷そばではなかった。あまりおいしくない。ここでは食事よりも、おいてあった少女漫画が気になった(爆)。金木っちはわずかな食事の合間の時間だけですべて読み終えていた…。僕は1/3を残して読み終わらず。本の題名も忘れてしまった…。すーちゃん、麻貴ちゃんは「クラッシィ」かな、OL向けのファッション雑誌で、渋谷服と銀座服を研究していた。しっかり研究してね>2人
かづら橋

かづら橋は混んでいました。
 再度ドライブへ。宿近くにある、「かずら橋」というのを渡りに行くのだ。宿に行くついでらしい。が、途中からかなりの渋滞。そこで金木っちが「あっちに迂回路があるから、行ってみる?かなり道が細そうだけど」との提案。行くっきゃないでしょ(笑)。ということでかなり狭い山道をぐんぐん登っていくことに。確かにかなり狭くて、運転が難しい。何度もすれ違いがあって、ぎりぎり谷に落ちそうなくらい車を寄せなければいけなかったり。大変でした。
 なんとか迂回路を抜けたらすぐに駐車場に停めて、かづら橋へ。しかーし、ここで、かずら橋方面は夕方まで一方通行になっていて、僕らが来た方向からでは車を入れられないことが判明。となると、宿に行くにはまた同じ山道を戻ることに(T_T)。これはあんまりだというので、交通規制をしていた警備員さんに聞いてみると「何時に一通が終わるかわからない」とのこと。しかし、この渋滞を考えると、一通が解除されるまでここで待っていた方がいい、という結論に。

食い道楽の3人衆。
 ということで急に時間が出来た模様。みんなでおみやげ物を見たり、お魚を食べたり(笑)。でも、かずら橋は渡らず。というのも、かなりの人数が並んでいたから。これで無料なら良いのだけど、300円も取るとか。道から橋を見るだけで十分。時間もあるというので、せっかくだから祖谷そばを食べようと、近くのお店に入る。ここで僕はさっきも食べたのにまたそばを(^^;。八木さんと麻貴ちゃんも。さっきのとは違ってなかなかのものでした。ここのお店のおばちゃんに一通の終わる時間を聞いてみたら「8時くらいだな、稼ぎ時だしね」と言われて、一同意気消沈…。

 お店を出てまたしばらくぶらぶら。6時くらいになったので警備員さんに聞いてみたら、たった今一通が解除になったという!。おばちゃんのうそつき〜、とみんなで叫びながら(うそ)、車に向かう。宿に向かって出発!。

 宿のそばまで来た。ここには歩行者専用(とでもいうべきか?)の吊り橋が。かなり大きく、高さもあってかなり怖い。金木っちと八木さんが橋をわたって宿の事務所へ。しばらくして戻ってくると、車で先の方に進むと橋があるとのこと。行ってみるが、最初は見過ごす。それくらい細い道から橋に入っていくことに。かなり怖い…。こんなんばっかしや。

 橋をわたった後は、舗装されていない細い道を走ることに…。自分の車じゃなくて良かった〜。ようやく宿の事務所に着いたと思ったら、そのまま車でもう少し上に上がれるとのこと。確かにあがれたけど、これまた舗装されていなくて、さらにかなり急斜面で、さらには柵もガードレールもない(T_T)。あまりに怖すぎるのと、翌日雨だと聞いていたので、みんなと荷物を下ろした後に、車も事務所の前までおろすことに。これまた怖かった…。

 宿はかなり綺麗!。5人用のロッジということで、食卓のいすも、食器も、布団さえも5人分。布団だけは追加してもらったけど、寝るところは狭くなった(^^;。とりあえず僕が最初にお風呂にはいることに。八木さんが湯を張ってくれたらしいけど、手を入れてみたら水だった…。湯沸かし器の電気を入れ忘れていたらしい。しょうがないので僕はシャワーのみ。
お料理

やっぱりキッチンに女性がたつのは良いね。
 こうして順々にシャワーを浴びつつ、女性陣がお料理。といっても生モノは買えなかったので(腐ると怖いから)、それほど手間がかからないモノを用意。なんだか夕食をまともに食べるのはひさしぶりな気が(笑)。あらかた食べ終わったら、今度は畳の上に移動してテレビを見ながら飲みに。なんか、二日目の晩ほど酔っぱらう人がいなかったので少々残念(^^;。こうして今夜も終わり。


翌日へ…