香港食い倒れツアー　三日目

　が、結局みんな遅れてきたので、10時半くらい。マカオはなにやらお祭りか何かで、もしかしたらマカオ行きの高速フェリーのチケットが取れないかも、という情報を昨日ラムから聞いているので、フェリー乗り場まで行ってみないと今日の予定が立たない。カントンロードを北上して、高速フェリー乗り場へ急ぐ。

高速フェリー

乗り場に行ってみると、チケットは買えるみたい。ということで、早速購入、しようとしたが、なんとカードがだめ…。珍しいなぁ、こういうところで使えないのは。しょうがないので、ATMを探してお金を引き出す。両替商がATM近くにあって、CITIBANKの口座を持っていない人はそちらで換金(^^;。往復で約300HK$。ま、こんなもんでしょ。再度窓口に行って、購入。一応6人分まとまった席を確保してくれたらしい。窓口のおばちゃん、気が利くね（笑）。船は12:45発。帰りは20:00発のモノを購入。

　さて、乗船までまだ時間があるかなぁ、なんて思って出国手続きの列に並んでいたけど、どうも余裕はないらしい。もりもりが列の整理をしている警備員と交渉して、先に通してもらうことに。出国審査もすんなり通る。もりもりは出国審査を待っている間、台湾人のおじさんに日本語で話しかけられたとか。ビジネスで移動しているらしく、台湾のパスポートだけじゃなく、香港のビザなども持っていたらしい。すごいね。

　出国手続きが済んで、時間を見ると乗船まであと5分！。時間がなーい。ということで早足で乗り場へ急ぐ。なんとか間に合う。座席は2Fの最後列。なかなか良い感じです。ここで入国用のイミグレフォームと共に絵はがきを書こうと思っていたんだけど、気持ち悪くなりそうだったので諦めて、寝ることに(^^;。寝ていたらアッという間にマカオに到着。

入国審査も無事に済み、とりあえず腹ごしらえでもしようかと相談。なんでも藤村さんはまた船の中で、効率的に観光するため（笑）、「地球の歩き方」で研究していたらしい。フェリー乗り場から歩いていけるところに、カードが使えるポルトガル料理屋があるとのこと。ちなみにマカオは元ポルトガル領です(^^;。そんな相談をしているときにタクシーの客引きに藤村さん捕まる（笑）。なかなかしつこく話しかけてくる。なんでも歩くと市内まで45分かかるからタクシー使え、だって。そこでもりもり、「そのくらいの運動は丁度良い」とやり返す。確かにその程度は全然問題ないでしょう。ということで、客引きを無視して、いざレストランへ。

なぜかVの字

車で走ってみたい…。

海辺の道を歩き始めたが、フェリー乗り場のすぐ近くに「ニューヤオハン」発見（笑）。これは今どこが経営しているんだっけ？結構立派そう。で、海からはとっても長い橋が見える。ベイブリッジも目じゃないくらい。むちゃな作り方をするなぁ、なんてあきれながらも、写真を撮りまくる（笑）。車で一度走ってみたいけどね。そういえば、マカオではやたらと排気ガス臭いんだけど、それは古い車と改造車が多いからだと思う。やたら気合いの入ったランエボなどがブンブン走っているし（笑）。原チャリもやたらと走っていたなぁ。

さて、途中妙なモニュメントがあるショッピングセンターの横を通り過ぎ、無事にレストランにたどり着く。メニューは一応英語も書いてあったので一安心。ここで僕と藤村さんはポークカツレツのメニューを。もりもりはカレー。他の3人はリゾットを注文。ついでに、もりもり＆藤村さんはミルク、僕とK'はビールを、はなちゃんとかみちゃんはフルーツジュースをオーダー。

ショッピングセンターの前で戦略会議

このカツレツははずれ(T_T)

料理が運ばれてきて、早速食べ始める。何てったって、もう14:30。朝ご飯も食べていないし。しかーし、カツレツは失敗だった…。カツの下にはスパゲティがあるんだけど、これがゆですぎててまずい…。なんてこったい。カレーは美味しいらしい。リゾットも美味しそうだけど、量がハンパじゃない（笑）。女の子達は食べきれないくらいにあった。はなちゃんが、具を食べきったらあげるね、と言ってくれたが（具を食べきったら、というのがミソだね(^^;）、結局K'が先にギブアップして、それを頂くことに。これは美味しい。最初からこっちを頼めば良かった…。ま、こういうこともあるさ。ビールを飲んでほろ酔い気分で、お店を出ることに。

さて、次はマカオのDFS（爆）。K'と藤村さんはやはりブランド品に目がないらしい。レストランからはそれほど遠くない。結構立派なビルに入っている。で、中で警備員のお姉さんに聞いてみると、このビルじゃなくて隣じゃないの？みたいな感じで隣のビルに誘導された。が、ビルの外にでてみると、ちゃんとDFSの看板がそのビルの2Fあたりにかかっている！。やはりこのビルか、ということで再度入って、上の階に上がってみる。が、それらしき店は無し。受付嬢らしき人に聞いてみたら、クローズしたよ、だって…。HRCといい、DFSといい…。こんなんばっかりか。しょうがないので、DFSは諦めて、市の中心部へ行くことにする。

胡弓のコンサート

ヨーロッパ風な広場

ひたすら歩いて、中心部の広場へ到着。ここでは丁度お祭りだったのか、バンド（といっても胡弓などがメイン楽器だけど）のコンサートなどをやっていたりして、非常ににぎやかだった。ここで男性陣はまったり。女性陣はお買い物。ESPRIT大好きのはなちゃんが、お店を発見して、そっちに行っていたため。で、16:30くらいに全員集合。藤村さんが、「地球の歩き方」に載っている噴水広場を探したい、というので、それを探すためにふらふらしてみる。どうもここは原宿に雰囲気が似ている。お店といい、若い人が多いことといい。そうそう、マカオではなにげに厚底ブーツが流行っていてびっくり。こんなところで流行っているとは…。

いろいろ見てみたけど、見つからず。もう一度広場に戻ってみる。で、よく見ると、広場の中心部に竜のでっかい張りぼてがあるんだけど、どうもそれの下が噴水らしい(^^;。お祭りのために噴水を止めて、その上にモニュメントをおいているようだ。すごいことしますな（笑）。ま、謎は解けたと言うことで、今度はかみちゃんのリクエストで、マカオ銘菓のエッグロールを探しに行く。広場のすぐ近くのお店らしい。ということで、広場からでてちょっと歩いたら発見。いわゆるお菓子専門の土産物屋みたい。日本でもよくあるタイプ（笑）。香港ドルはしっかり使えて、お釣りも香港ドルみたい。カードは不可。僕もいくつかおみやげ購入。K'は酒を購入（笑）。

実は噴水広場？

すっかり現地にとけ込んでいる藤村氏

荷物を抱えて、とりあえず海方面へ向かう。海の方に近づくにつれて、非常に派手な電飾のホテルが目立つようになる。そう、これらがカジノなのだ。今回はカジノで遊ばずに帰ることに。しっかし、本当に派手だわ。で、荷物もあるので、ここらへんからタクシーに乗ってフェリー乗り場に行くことに。カジノのあるホテルの入り口に、宿泊客のようなフリをして何気なくタクシー待ちの列に並ぶ我々（笑）。16HK$で乗り場まで。安いっす。

　この時点で19時ちょい前くらい。まだ時間があるので、おみやげ物屋をちらっと覗く。ここでもエッグロール他を売っていたので、値段を確認（笑）。エッグロールは同じ値段だったけど、K'の買った酒は少しこっちの方が安かったらしい。結構悔しがっていた（笑）。そうそう、香港でも、マカオでもなぜかお店の前に小さな柑橘系の実が付いた木が置いてあるんだけど、かみちゃんはこの実が美味しいのかどうか興味があったらしい。そこで、もりもりに聞いたら、「わし食ったけど、まずかった（笑）」だって。食べられなくはないけどまずいモノだということがわかったので、かみちゃんは「じゃ、もういいや」だって（笑）。もりもりは前回香港に来たときに、現地の友達に一つパチってもらって食べたらしい(^^;。

　少し座ってゆっくりしたいということで、カフェを探すが、フェリー乗り場には見あたらず。K'が社員食堂を見つけてきたけど、さすがにちょっとやだ、ということで（笑）、ニューヤオハン内にあるマクドへ。ニューヤオハンまでは、フェリー乗り場の2Fからそのまま歩道橋でつながっていて、非常に便利。ニューヤオハンの中は、ジャスコかサティみたい。一昔前の郊外型の店舗。イトーヨーカドーほど洗練はされていない、というのがミソ（笑）。

　マクドで一休み。K'が買ってきたのは、MacFlurry！。懐かしい。何味かはよくわからず注文したらしい。食べにくく、K'には不評だったけど、僕は好きだなぁ。今回は食べなかったけど。で、まったりお話ししているウチに出発時刻が近づく。また歩道橋を渡って乗り場に戻る。途中ヘリコプターが飛んでいて、これで帰ると1000HK$だったかな。K'的にはお安いらしい。でも、今回はフェリーでね（笑）。

　出国手続きを済ませ、フェリーに乗り込む。なぜか全席自由になっていたので、適当に6席空いているところに座る。僕と藤村さんが隣どおしで、通路を挟んで残り4人。ということで、結構疲れていて寝ちゃうかなー、と思っていたけど結局最後まで藤村さんとおしゃべりしていた。よく考えるとこんなに長い時間いろいろ藤村さんとお話ししたのは初めてかも。ふれあい祭の最中もほとんど話す機会はなかったし。話していた内容は内緒（笑）。

　さて、マカオにDFSが無かったので、買い足りない藤村さんとK'は、早速DFSに行きたいという（笑）。どうせ帰り道だし、まだ時間もあるしということで、寄っていくことに。カントンロードを下っているときに、白人の集団とすれ違うが、その時に「unbelievable」とかなんとか言っている。なにが信じられないのだろう？、とK'に聞いてみると、どうやらHRCがクローズしている話だったらしい。やはりあれはアンビリーバボーな事なのね(^^;。

　しかーし、なんと元あったところから5分ほど南に歩いたところに、「HRCまもなくオープン」という看板が！（もちろん英語ね）。単に場所が移転するだけみたい。なーんだ。前よりももっとアクセスしやすい場所に移るのね。今度来たときにはたぶん開いているんだろうな〜。チェックチェック。で、そのすぐ近くにDFSのカントンロード側の入り口があるので、そこから中に入る。

　僕もTシャツ一枚くらい買おうかと思って、探してみるが、サイズがない(T_T)。こればっかりはしょうがないので諦める。女の子達は特に買うものもないので、椅子に座って待ち始める。他の男性陣はまだまだアイテムを探しているらしい。ふつう女の子が男の子を待たせるモノなんだけどねー、なんて話しながら待っていたら、もりもりもどうやら3000HK$級の、ハンティングワールドのリュックが気になっているらしい（笑）。K'は欲しかったという小銭入れをゲット。藤村さんはGAP香港のTシャツのみ。ビジネスで使える鞄、というのを探していたらしいけど、今回は買わず。それから、もりもりのリクエストで「麺」が食べたい、というので夜ご飯は麺に決まり。一度ホテルに荷物を置きに戻り、それから油麻地あたりかも、というのでとりあえず地下鉄に行く。

　が、はなちゃんが切符を買ったところで、「ちがった、尖沙咀付近だ」ともりもり場所を思い出す(^^;。切符を返金して、地下鉄の駅をでる。歩いてすぐの所に、もりもりおすすめの麺のお店発見。ホント、麺専門、という感じで、地元の人間以外入りにくい雰囲気。だけどメニューにはしっかり日本語も（笑）。で、僕らは普通の麺を頼んだけど、藤村さんは相変わらずひねくれていて(^^;、また焼きそばを頼んだ。昨日の朝とは違うモノがでてくる、と信じていたらしい。

　しかし、予想に反して昨日の朝と同じ焼きそば（笑）。昨日との違いは、多少具があることくらい…。味もかわんないらしい。僕の麺は結構あっさり味だったので、しょうゆを入れてみた。美味しい。かみちゃんは、辛いタレを少しいれたつもりらしいが、とっても多かったらしく、途中で食べられなくなった(^^;。で、一口もらうと確かにこれは食べられない辛さ(^^;。ほんのちょっとのタレでも、強烈に辛いみたい。もったいない。

　食後に、また一度ホテルに戻ることにする。ホテルに戻る前に、コンビニに寄ることにした。で、そこで軽く飲みに行こうか、ということになって、結局僕とK'、もりもりの三人だけで、シェラトンのバーで飲むことに。1時間ほど、と藤村さんには伝えて、コンビニの前で別れる。この三人で飲みに行くのは実に2年ぶりで、シンガポールで飲んで以来（笑）。よく考えたらすごいことだ。バーはとても雰囲気が良くて、香港島の夜景もきれい。結構まじめなお話をしながらも、2杯カクテルを飲んで、1時間半ほどでホテルに戻ることにする。