香港食い倒れツアー　四日目

　10時過ぎに全員集合。しかし、もりもりはどうも体調が思わしくない、ということで、14時に香港島のそごうの前で待ち合わせにして、もりもりはそれまで寝ているって。ちゃんと「地球の歩き方」で場所を指し示したので、大丈夫だろう。残りの4人で香港島へ。スターフェリーに乗っていくことにする。

　当然ここでは「下々の者」たちとはちがい、2.2HK$出してアッパークラスへ（笑）。といっても、安い方との差は0.5HK$なんだけど。心地よい風を受けながら、5分ほどで到着。朝ご飯を軽く食べたい、というので、みんなで近くのプリンスビルディング、という出来たばかりのショッピングセンターに入ってカフェを探すことに。一軒だけ、チェーン店のサンドウィッチ屋を発見。結構混んでいたけど、他にお店がないので、しばらく席が空くまで待つ。で、ココで僕はポテトとコーヒーを頼む。なかなか美味。適度におなかをふくらませて、ここでばらけることに。この時点で11時半。そんなにたっぷり時間があるわけではないので、僕はトラムに載って、先に銅羅湾に行くことにする。

　トラムは結構のんびり走るので、景色が楽しめて良い。銅羅湾についてから、まずは本日行く予定の飲茶屋の場所を確認。ちゃんとお店もやっているようだ。で、西武が近くにあって、その中にHMVが入っていたので、そこでいろいろ試聴。あゆとか、ヒッキーとか。日本にいるのとやっていることがかわらんのがミソ（おぃ）。それからDVDを探してみる。が、欲しかったモノはほとんど見付からず。予想外に「アリーMY Love」があったりして、買おうかどうしようか迷ったあげく、我慢することに。ヒッキーのVCDもかなり迷ったけど我慢する。

　で、まだ約束の時間には間があるので、おしゃれなカフェを探してちょっと歩いてみる。無印良品の裏手当たりに小綺麗なカフェ発見。ここでカプチーノを飲みながら、絵はがきを書く。8枚くらい（笑）。書いていると、ウェイターが「Postcard?」と聞くので、そうだよー、と答えたら、「ちょっと待ってて。ポストカード上げるよ」と言う。待っていると、50枚くらい束になったポストカードを持ってくる(^^;。柄は数種類だったけど、とにかく大量に持ってきてくれる。丁寧にお礼を言って、少し多めのチップを置いて、カフェを出る。この時点で約束の時間まであと3分ほど。

　丁度時間通りに着く。で、少ししたら藤村さん、もりもりも到着。午前中寝ていたら具合が良くなったそうだ。良かったね。しっかし、今日は暑い。Tシャツ一枚でも歩いていけそうなくらい。実際半袖の人も多い。ううーん。日本に帰ったら寒いんだろうな〜、なんて思いながら、女の子達を待つ。が、全然来ない…。迷ったか、それとも時間のかかるトラムに載ったか。どちらにしろ、この後の約束をしていないので、待つしかない。これからは待ち合わせに集まらなかったら、最終集合地をホテルに設定しよう、と三人で決定（笑）。30分ほどしてようやく現れる。僕が「中華料理のお店はBodyShopの裏手」と言ったのを、待ち合わせの場所と勘違いしていたらしい。紛らわしい言い方をしてごめんよぉ。

　とにかく全員そろったので、お店に向かう。確か以前来たときはカードが使えなかったので、とりあえず僕が現金をおろす。で、お店の前に行く途中、はなちゃんから「14時以降が安いのは平日だけじゃないの？」とつっこみを受ける。うーん、そうかもしれない。ということで、お店の前でメニューを確認したら、14時以降が安いのは確かに平日「星期一〜五」となっていたが、「星期六、日」は14時半より格安メニューになるらしい(^^;。丁度良い時間帯だわ。

　さて、席について早速回りを見回して、ワゴンを押しているおばちゃんを呼び止める。適当に何皿か料理をおいていってもらう。うーん、美味しい。食べてみないとどんな料理なのかよくわからないところがまた楽しい（笑）。一通り食べた後、紙で個別に注文も出来るらしいので、そちらでもう三皿ほど注文。しかし、なかなかでてこない。その間にこれからの予定を立てることにする。すぐ近くにスーパーがあったので、そこでおみやげ用のお茶を買いたい、と言ったら、みんなも行くということになる。その後、再度解散して、18時に朝ご飯を食べたプリンスビルディングの、カルティエの前で待ち合わせ、ということにする。15分待っても来なかった場合は、21時にホテルロビー、も決めておく。今までの反省を生かして（笑）。集合した後はビクトリアピークに登ることにした。

　結局二皿しかでてこないまま、精算。それでも一人800円くらい。安いなぁ。で、スーパーに行ってお茶を購入。女の子達が買うものを迷っている間に、先に藤村さんは出かけていった。僕ともりもりは待ち。で、買い物を済ませた後、もりもりがホテルまでいったん戻るというので、荷物を預かってもらって、ホテルにおいてきてもらう。サンクス。ここでみんなばらける。

　僕はもう一度HMVに行く。ヒッキーのVCDが欲しかったのだ。で、何度も躊躇ったあげく、買わないことに。内容は既に持っているビデオと同じだからねぇ。ふぅ。で、この西武の上の10〜13Fも、電脳街になっていることがわかったので、早速視察（笑）。だが、油麻地あたりのよりもやはり落ち着いた感じで、怪しげな出物は無かった。残念。

　またトラムに乗って、中環駅へ向かう。で、またカフェに入って、オレンジジュースを飲みながら、さっきもらったポストカードに書き書き。結局トータル18枚くらい書いたのかな。今回は大量に書いているわ〜。時計を見たら時間ぎりぎりだったので、あわてて仕舞ってカルティエの前へ。まだ誰も来ていなくて、ほっとする。少ししたらもりもり、藤村さんの順に現る。もりもりはホテルに戻った後、DFSに行って、ハンティングワールドのリュックを購入したらしい（爆）。本当はそのためにいったんホテルに戻ったのね。

　しばらく待つが、相変わらず女の子達は来ない(^^;。20分待っても来ないので、置いていくことにした(^^;。ま、彼女たちなら自分たちでピークまで来られるでしょう。中環駅に行って、そこから無料バスに乗ってピークトラム駅まで行くことにする。

　しかし、無料バス乗り場が見付からない。3HK$でピークトラム駅に行く便が新設されていたので、もしかしたらそのために無くなってしまったのかも。とにかく、3HK$程度ならいいか、ということで、それに乗ることにする。丁度前に並んでいた集団も関西から来た人たちで、困っていた様子。もりもりに話しかけて、いろいろ聞いていた。でも、彼らは既に香港数回目とか(^^;。慣れていらっしゃるのね。

バスが到着して、早速乗り込む。2Fがオープンになっているので、当然2Fに乗る。で、よく会話を聞いていると、このバスに乗っている人たちはほとんど日本人（笑）。そんなもんなのかなー。前に乗ったときも日本人多かったし。バスから夜景を見ながら、ピークトラム駅へ。

バスから見た夜景

デジカメで撮った夜景

ピークトラム駅では数分待って、トラムに乗り込む。後ろの車両の右側。ここが一番眺めがいいから。何度乗っても、無事故というのはすごいと感心するね。ピークまでは5分ほど。ついて、まずはトイレ(^^;。ということで、ピークの駅前にあるショッピングモールに入って用をたす。それから展望台へ。今日は風も強くなく、人もそんなにいなくて、観光にはもってこいという感じ。きれいだわ〜、相変わらず。霧ってもいないので、非常にきれい。デジカメ組はしっかり写真を撮りまくっていました（笑）。

しばらく眺めてから、K'に用事があって電話。帰国後すぐに別件のオフ会があるので、その時に先日購入した香水のおまけをもらいたいのだ。それをもらうのを忘れて彼が帰国してしまったから(^^;。しかし、MCIのコーリングカードを使ってみるが、うまくつながらず。諦めてまた展望台に戻る。ちょっと冷えてきたので、ピークカフェ、という「地球の歩き方」にも載っているカフェレストランでお茶してからおりることに。時間もまだあるしね。

またもやポーズをつける藤村氏

　男三人でコーヒーを飲みながらおしゃべり。ん？なんかこういうシチュエーション多いぞ、女の子もいるというのに（爆）。話の内容は例によって内緒。30分ほどおしゃべりしていたのかな。良い案配になってきたので、下山することに。おりる前に、電話をラムにかけるもりもり。21時にホテルで待ち合わせにした。

ライトアップしたビルの谷間

ピークで下り、その後中環駅まで歩く。歩いてもそんな大した距離ではないんだけど、坂だから行きは大変なんだよね。ライトアップしているビルの谷間を歩きながら、中環駅を目指す。10分ほど歩いて到着。帰りもフェリーで夜景を眺めながら。実際フェリーの方が地下鉄よりも安いんだよね。時間は多少かかるけど。夜風を浴びながらフェリーで行くのもオツですな。

　ホテルに戻ると、ラムはまだ来ていない。ということで、もりもりは留守電を聞きに部屋に行った。その直後にラムが現れる。ということで、ロビーで待っていた僕と藤村さんと共に上に上がることに。とりあえず藤村さんは自室へ、僕はラムを連れてもりもりの部屋へ。しかしいない。女の子部屋から声がするので、ノックしたら、2人とも帰っていた。もりもりはさっきまでいたらしい。たぶんすれ違いで下におりてしまったのだろう。ラムを残して呼びに戻る。

　もりもりを拾って、それから僕は自室へ。藤村さんは夜ご飯はあまりはいらなそうで、むしろDFSに行きたい（笑）というので、また自由行動。僕らはラムと一緒にご飯を食べに行くことに。で、再度「地球の歩き方」より、ベトナム料理店を発見。尖沙咀にあるので、歩いていくことにした。ラムにその地図を見せて、案内してもらう。彼自身はそれほどベトナム料理が好きなわけではないらしい。もりもりのリクエストだったのかな？

　ベトナム料理、とは言っても、ふつーのお店。メニューも、広東語と英語で書いてある。とりあえずベトナムに行ったことのあるもりもりにオーダーは任せてみた。でてきた料理はどれも美味しい。もちろん春雨もでてきた。それからチャーハンや、麺、それにサラダ。おなか一杯になるまでしっかり食べました。食べながらラムとお話。彼は今年あと9ヶ月ほどシドニーで勉強して、香港に帰ってきて母親の病院で薬剤師（？）の仕事をするらしい。日本に仕事でおいでよ、と僕やもりもりは誘ってみた（笑）。本人はちょっと興味があったらしい。今回のお食事はラムのおごり。ごちそうさまでした。今度会ったときにはお礼をしなきゃね。