鉄橋を渡らなくては | 6時に出発。車は荷物と人でいっぱい。がたごとと山道を登って行く。途中でやはり通行止の看板が出ていたけど、おっちゃん無視して通過（笑）。約1時間ほどで荒川登山口到着。昔トロッコ列車が走っていた線路が登山道として使われているみたい。トンネルあり、鉄橋ありと、なかなかスリリング。写真を数枚撮って、出発！ |
| 40分位歩くと、旧小学校前に到着。ここで一休み。まだまだ元気。少し燃料補給、チョコを食べたり水を飲んだり。10分位の休憩の後、出発。 |
小学校跡 |
線路は続く | やはり1時間ほど歩いて、再度休憩。ここではトイレがあったので、用を足しておく。トイレにいける時は行っておいた方がいいからね。しかし、雨の島だけあって、苔がとても綺麗に岩に生えていたりする。なんか良いなぁ、こういうの。 |
ここらへんから杉が目立ってくる。どれも立派に見えるけど、樹齢300年ほどの、比較的若い杉らしい…。300年で若いとは。
| ようやく最初の名所についた。『三代杉』に出会う。初代が枯れ、そのあとに二代目が生え、それが枯れたあと三代目が生えて、今に至る。それぞれ1000年以上生きていたらしい。うーむ。その次に『ウィルソン株』。巨木の切り株。なんでも戦前の乱伐の際に切られたらしい。ウィルソンさんが発見したから、この名前。まっ、有りがちだな。でも、これはまだまだ序の口。 |
こんな感じで隊列をなしていたのだ |
杉林 | まだまだ登山は続く。次は『大王杉』。その名に違わず、立派な杉。ここでも休憩&撮影タイム。雨も強くなってきて、結構疲れてきた。特にひめは最近体を動かしてなかったらしく、かなり体力が落ちぎみ。大変そう。 |
| 大体こんな感じで、1時間進んでは休憩を取るペース。ここらへんからはカメラが使いものにならなくなる。レンズの内側から曇っていたのだ。これはどうしようもない…。とりあえずレンズの外側を拭いておく…がタオルも雨でぐっしょり。レンズを拭いても脂分で余計ひどくなっちゃった。こんな状態だったので、『夫婦杉』では写真が撮れず…。残念無念。 |
苔の〜むぅす〜まぁぁで〜 |
縄文杉 | レインウェアを着てたけど、外側は雨で濡れ、内側は汗でびっしょり…。パンツまで明らかに濡れてるけど、パンツの替えは持ってきてないんだよね…。でも、少しずつ雨が弱くなってきた。空にも青い部分が増えてきたし。そうこうしているうちに、とうとう『縄文杉』に到着！。13時半頃。いやぁ、よく歩いた。達成感があるね。ひとしきり写真を撮ったり、縄文杉に眺めいったりしてから、昼食タイム。結構いっぱい入っていて嬉しい。しかも美味しいし。気分いいね〜。 |
縄文杉の周りはボードウォークになっていて、直接杉に触ったり出来無い。周りを靴で踏み荒されないためみたい。踏み荒されると杉が枯れちゃうから。30分ほどして、出発のお時間。そろそろ出ないと、山小屋到着が遅れちゃうので、しょうがない。名残り惜しいけど、前に進み始める。
また険しい道を行く。雨がまた降ってきて、ちょっとしんどい。途中高杉小屋を過ぎ、何度か休憩を入れて、新高杉小屋到着が結局16時半近くだった。いやぁ、着いた着いた。今日の登山はこれにて終了。
山小屋はそこそこ広い。先客が3,4人ほどなので、広々と使えそう。まずはマットをひいて、座る場所を作る。それから着替え。下着以外は総取り替え。面倒くさがらず着替え持ってきて良かった。着ていたものは全部干す。明日までに乾くかなぁ。明日着替え直すわけではないけど、濡れたままだと重いから、乾いて欲しいところだ。
寺島さんは女の子がいても相変わらずお構い無しで、パンツまで着替え始める（笑）。さすが。女の子はというと、小屋は二段ベッドのような構造になっていたので、上の段で着替え。
| 着替えも終わったので、早速食事の準備。このためにレトルトカレーや御飯を持ってきたのだ。ランタンを用意し、バーナーに火をつける。小型だけど火力は結構あるのね。そして鍋を使ってなにを作るの寺島さん、と思ったら、しめじをバターで炒めると言う。それをカレーに入れると美味しいんだって。ホントかいな。なんかバターが多すぎてフタフタになってるんですけど…。 |
しめじの調理中 |
しめじが終わると、次は御飯。ビールを飲みながら、おつまみに手をだす。もう少し時間がかかりそうだし。 その間にどのカレーを取るかで勝負。白熱した勝負だった。やっぱりみるからに高そうなカレーから売れていくのだった。でき上がった人から食べ始める。そうしないと冷めちゃうからね。しめじを混ぜて食べてみたけど、…。あまりバターの味はしなかったけど、入れなくてもよかったような…。
高い空 | ビールが空いたあとはワイン。こういう時はいつもかねきっちが買ってきてくれるのだ。美味しい美味しい。更に寺島さんがウイスキーを取り出す。皆で回し飲み。そしていい感じで酔っ払ってきた。少し酔い冷ましに外に出る。まだ空は明るくて気持ちいい。明日もこんな天気だといいなぁ。 |
ふと林の方を見ると、なんと屋久鹿がいる！。こっちから近付いても逃げない。人慣れしてるみたい。餌が欲しくてきてるんだろう。フラッシュをたいても平気。でも石井さんがただの葉っぱを持って近付くと、『そんなものいらん』とばかりに角で攻撃されてた（笑）。流石に威嚇程度だけど。
| 鹿と戯れているうちに辺りが暗くなってきた。一旦小屋の中に入って少し飲み直す。でも飲み物もあまり残ってなかったのよね…。そこで大体飲みほしたあと、夜空を見に外に出る。もう外は真っ暗。そして空には数えきれない程の星が！。星座が分からないくらいいっぱい。久し振りにこんな星空を見たよ。すごいすごい！。 |
鹿の餌付け中 |
どれがどの星座だろう？って話していたら、小屋にいた別のパーティーのお兄ちゃんが『あれが◯◯座ですよ』と教えてくれる。とても詳しくてびっくり。大賀さん顔負けって感じだった（笑）。
星座探しの次は流れ星。皆で空を見上て流れてくるのを待つ。見つめ続けると見れないもんなんだよね。そして一瞬気を抜くと落ちてくる…。結局僕と寺島さんは2つ見れた。八木さんやかねきっちは3つだって。ひめが1つだったっけ？。
とにかく一人1つ以上見れたので満足。寒くなってきたので小屋に入る。そして就床準備。明日も早いからね。荷物を片付て場所を作り、寝袋をしく。僕は寺島さんのを借りた。感謝。21時すぎ、準備も終わったので就床。