フランスでヴァカンス 一日目


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 待ちに待った「フランスでヴァカンス」。4年ぶりのフランス、前回は最後の最後で結構しんどい目にあったのだけど、今回はどうなるか。いつも以上に、今回は仕事がギリギリまで終わらず。お客様都合の事もあったのだけど、それにしてもしんどかった。家に着いたのが23時半過ぎ。それからすぐに横になって仮眠。4時に目覚ましをセットしておいた。

 起きてすぐに最後の荷造り。ま、スーツくらいだったけど、入れるのは。あとはノートPCに必要なデータを移し替え、6時半頃出発。流石にこの時間だとすでに朝のラッシュ。荷物は全て網棚に上げて周りの迷惑にならないようにする。こういうときはやはり持ち込みサイズのスーツケースが便利。

 日暮里からは京成線で。成田到着が9時過ぎ。まぁ丁度良い頃合いかな。ココで今回の旅程をご紹介。

フランスでヴァカンス 日程表
13日NH 205にて成田11:25発−パリ着16:40
13〜15日パリ宿泊 TIMHOTEL QUARTIER LATIN
15〜17日シャルトル宿泊 Hotel Chatelet
17日ニースへ移動 PARIS GARE DE LYON11:50発 NICE STATION 17:26着
17〜20日ニース宿泊 Hotel Mercure Nice Centre Notre-Dame
20日パリへ移動 NICE STATION 09:22発 PARIS GARE DE LYON 15:55着
20日ゼミの先輩、柳沢邸宿泊
21日NH 206にてパリ20:00発 成田14:25(9/22)着

 現地では、12〜25日の旅程の八木さんと合流予定。八木さんは20日に僕と別れてEasy Jetを使ってロンドンに行くそうな。いつもの通り、バラバラ行動(笑)。

 ANAのカウンターはわりかし混んでいた。20分ほど並んでいると、前の方でチェックインを終えた人が…、よく見ると下駄を履いてる!身なりは普通のストリート系なんだけど、なぜか下駄…。カランコロンいわせながら空港のロビーを下駄で歩くのはかなり渋い。次回真似してみたいところだけど、普段から履いてないと鼻緒が痛いんだよね(^^;。

 チェックイン後、一応日本円のキャッシュをATMから引き出しておく。念のためね。そしてパスポートコントロールの列に並んでいると…、会社の同僚、SさんよりTel。業務上のトラブルが…。僕の引き継ぎ準備不足だったので、悪いことをしてしまった。しかしパスポートコントロールを抜けた後はケイタイの電源切っちゃうから、あとはしーらないっと(笑)。

 ゲートの前にて搭乗時間まで読書。30分ほどで搭乗時刻。今回の席は非常用出口の前の席。ということは、僕の前の座席がないので足が伸ばし放題。これはかなり楽。いつもの通り、座ってすぐに眠りにつく…。この後いつものように食事の度に目が覚める。しかし今回は眠いんだけど寝付けない、という状態で3時間くらい、つらい思いをした。眠くなければ本でも読むのだけど、眠いからナニもする気にならない。かといって眠れないし…。つらかった。

CDG空港

CDG空港
 なんとか11時間ほどのフライトを乗り切って(白ワインにて少し酔っぱらったまま)シャルル・ド・ゴール空港到着!前回はユーロスターでパリ入りだったので、Arrivalは初めて利用。さてどうするか。今回八木さんとパリのガイドブックが同じということが分かり、持ってきてなかったのだけど、よく考えたら合流するまでは最低限地図と鉄道路線図は必要ジャン!しょうがないのでまずは八木さんへ電話して、TIMHOTELまでの道程を案内してもらうことにした(笑)。

 しかし、初めてGSMを使うから、かけ方がわからず四苦八苦。八木さんのレンタルケイタイも僕のケイタイもイギリスのキャリア。ということでお互い電話するときには国際電話扱いになるはずなんだけど、これがうまくいかない。途中で諦めて、ゼミの先輩柳沢さんに電話して、教えてもらうことにした(^^;。柳沢さんのケイタイはフランスのキャリアだから、国内電話と同じ要領でかけたら、うまく繋がった。良かった〜。

 道程を教えてもらうと共に、今晩のディナーの約束。この時点で17時だったので、ホテルに着いたら早くても18時。なので八木さんと合流してから再度連絡することにした。

 それから改めて八木さんに電話。なんとかようやく繋がった。なんでもシャンゼリゼ大通り近くでばったりガタさん夫婦と会ったらしい(笑)。いくら観光スポットとはいえ、ばったり会うかな、普通…。ともかく、今一緒に行動しているとのことだったので、とりあえずホテルまでの道を八木さんにも確認して、ホテルへ向かうことに。

 電話を切ってしばらくして、ようやく荷物をピックアップ。ターミナル1にいたのだけど、市内行きのRERという列車に乗るにはバスで駅に移動しなければならないみたい。外に出て無料の巡回バスに乗る。駅について路線図を見ながら、再度八木さんに電話。なんせフランス語読めないので、いまいち降りるべき駅が分からず…。
RERの改札

RERの改札

RERの車窓から

RERの車窓から
 電話してようやく理解した。Luxembourg駅にて降りて、そこからタクシーとのこと。RERに乗ってそこまで向かうこと約35分。座れたので良かった良かった。途中から結構混んできたけど。

 なんとかLuxembourg駅到着。出口から出ようとすると、切符がエラーかなにかで出口が開かず…。何度か試したけどダメ。しかもこの改札口に限って無人…。どうすればいいんだー!!と思っていたら、地元の老夫婦がフランス語で話しかけてきた。が、当然分からないのでこちらは英語で返したが、分かってくれず…。でも、出口から出れないということは理解してもらった。そしたら、おばあさんが今から出るから、そのすぐ後ろについて、扉が開いたら一緒に出なさい、と言ってくれた(ようだった)。そこでその通りにしたら、なんとか出ることが出来た。メルシーボークー!

 駅の外はさほど大きくない通りに面していた。車の通りは少なくはないのだけど、とにかくタクシーが少ない上に、たいてい乗車済み…。15分ほどがんばったが捕まらず、場所を移動しながら大通りに出て、ようやく捕まえることが出来た。ホテルの住所を書いた紙を見せて、そこまで乗せてもらう。ほんの5分ほど。
Luxembourg駅の外

Luxembourg駅の外

 やっとホテルに着いた!と思ったら、八木さんと電話で約束した19時丁度。間に合ったと思ったんだけど、八木さん達が来てなかった…。ケイタイで電話したら留守電に…。しょうがないのでしばらく待っていたら10分ほどで八木さん・ガタさん夫妻到着。ココで初めてガタさんの奥様、理香さんとご対面。

 とりあえず柳沢さんに連絡。無事に皆と合流したので、夕飯の時間を決める。20時にSt. Michel駅近くの噴水前にて。丁度この時期、柳沢さんの同期の奥田さんも来ていたので、彼女も一緒にご飯を食べることに。

正面に見えるのがノートルダム寺院

正面に見えるのがノートルダム寺院
 部屋はツインで頼んでいたが、なぜか2つのベッドが完全にくっついていた…。確かに狭い部屋なのだけど。八木さんひょっとして…(^^;。とりあえずすぐに着替えて、出発することに。ホテルから地下鉄よりも散歩がてら歩いていくことになった。歩けば丁度時間的に良い頃合い、とか。僕はパリの土地勘は消えていたので、お任せすることにした。のんびり歩きながらおしゃべり。なんだかパリにいる気がしないのはなぜだろう(笑)。

 ホテルはカルチェ・ラタン地区だったので、まずはセーヌ川へ向かって北方へ進む。セーヌ川に着いたところが丁度ノートルダム寺院。いやー、懐かしいな。卒業旅行の時は、いそと登ったなぁ。少しずつ思い出してきた。それから西へ歩いていくと、すぐにSt. Michel。噴水の前についてすぐに、奥田さんが現れた。半年ぶりにお会いしたのだけど、相変わらず綺麗。そしてガタさん夫妻や八木さんを紹介。奥田さんは柳沢さんのところに泊まっているのだけど、昼間はずーっと一人でパリ観光をしているのだとか。ということで、あとは柳沢さんが来るのを待つのみ。
夕暮れのノートルダム

夕暮れのノートルダム

 15分ほど待って、ようやく到着。柳沢さんとは2年ぶりくらいだけど、この人も変わらない人だ…。独特の間を持っているというか。St. Michelは彼が通っている学校のすぐ近くとかで、いくつか知っているお店を紹介してもらう。奥田さんがお気に入りという、パリのクレープを出すお店に入ることにした。外まで並んでいるくらいだから、きっと美味しいのだろう。

原宿タイプのクレープ

原宿タイプのクレープ
 混んでるワリには回転が速いのか、すぐに入れた。店内はいかにもパリ、といった感じのアヴァンギャルドな感じ。そして席は狭かった(^^;。メニューを見ても材料がさっぱりわからない。柳沢さんとガタさん、奥田さんに教えて貰いながら、結局具だくさんのクレープを選択。クレープ、といっても原宿あたりで食べられるクレープではなく、そば粉を使ったモノ。

 出てきたのは、ホントお腹いっぱいになりそうな、具だくさんクレープ。おいしいおいしい。食べ終わった後は当然デザート。ということで原宿で食べられるタイプのクレープもオーダー(笑)。理香さんは最初のクレープ一部残したのに、「ベツバラだから」といってデザートも召し上がっていた(笑)。

 21時頃お店を出て、ガタさん夫妻とお別れ。残りはさらに飲み足りないということで、別のお店へ。St. Michel近辺で暫く歩いたが、これだ、というのが見つからず。そしたら柳沢さん「一人ではなかなか入れない店が、バスチーユ広場の方にある」というので、行くことに。こういう機会が無ければ入れないお店、というほうが柳沢さんも嬉しいだろうから。バスチーユ広場まではメトロで移動。

 バスチーユ広場のラップ通りという、ちょいとおしゃれなクラブやバーが立ち並ぶ一角へ。確かに一人では入りづらい雰囲気かも。そういったお店の中で特に怪しさ満点のお店、「Coffee India」なるお店に入った。名前の通り、インド系の店員さんばかりのお店。もちろん照明は暗い。しかし危ない雰囲気ではなかった。ここでカクテルを飲みながら、1時間半ほどおしゃべり。そこで翌日の予定を話していて、僕らは特に決めてなかったので、お昼を奥田さんと食べることに決めた。

 0時過ぎにお店を出て、バスチーユ広場へ。そこからメトロに乗ろうとするが、歩いてセーヌ川までいき、Sully Morlandから乗った方が楽だという話になり、歩いていく。そこからメトロに乗って、柳沢さん・奥田さんとお別れ。

 ホテルについて、結構眠かったのでそのままシャワーも浴びずに寝ることにした。翌日は8時起き。


翌日へ…