フランスでヴァカンス 三日目


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Agenda
 今日もしっかり8時に起床。シャワーを浴びて朝食。今日は空いていたなぁ。日曜だからかな。

 食事の後、部屋に戻って改めて電話機をチェックしてみたら、どうもネットにつなげることが出来そう。そこでモデムチェッカーを使ったら見事OK。ということで僕のマシンでまずはメールチェック。mtomo関連のメールが飛び交っていたのに、レスが出来てなかった…。やばい。その後八木さんが試みるも、うまく繋がらず。僕はWindows XPはわからないので、少し触らしてもらったけど原因不明。それでも諦めず30分ほどやっていたが、だめだったらしい。

 10時半頃チェックアウト。しかしチェックアウト後に、部屋のゴミ箱に明日のニース行きのTGVのチケットを間違って捨ててきたことを思い出す。用無しになったパリ情報のWebをプリントした紙に挟んでいたのだった。すぐにフロントでカギを借りて、部屋に行ったらやっぱりあった。良かった〜。不用意に物を捨てるのは良くないね(^^;。

 さて、荷物を持ってメトロにてMontparnasse Bienvenue駅へ。パリの駅は階段がやたら多くて大変。しかも狭いので周りの人にご迷惑をおかけしまくり。うーむ。で、11時半頃到着したのだけど、どうもタイムテーブルを見ると直近のChartre行きは13時…。ちょっと時間がありすぎるので、駅員にもっと早くつける電車はないのか?と聞いたが、無かった。しょうがないので、切符だけ買っておいて、時間までカフェに入って待つことにした。

CITIBANKに電話中

CITIBANKに電話中
 カフェでは絵はがき職人。そして八木さんは、昨日使えなくなったCITIBANKのカードを使えるようにすべく、CITIBANKに電話。やっぱり暗証番号間違いによって口座がロックされていたらしいので、まずはそれを外してもらう。流石に銀行は電話で暗証番号の確認は出来ないので、とりあえず後ほど試してみることに。そしてChartreでの行動を大まかに話し合い。

 良い頃合いになったので、カフェを出てホームへ向かう。カフェが2Fだったのだけど、改札がBase Flourにあったので、そちらに向かうが、結局改札後2Fまで上がることに…。TGVは2Fなのね。2Fからも入れたのね!ちょっとしんどかった。そのため、時間は余り余裕が無く、お昼にパンでも買っていこう、と話していたが買う余裕なし。自販機で飲み物だけ買って乗車。乗車後すぐに発車だったので、判断は良かったみたい。

 この列車はローカル線なので自由席。空いているコンパートメントが無かったので、お互いバラバラに座る。八木さんの荷物が大きくて通路を塞いでいたけど、僕のは網棚に載せることが出来た。やっぱり小さい鞄の方が何かと楽だね。
Chartres行き列車の車窓から

Chartres行き列車の車窓から

 1時間ほどの車窓を楽しみ、Chartre駅到着。駅ですぐに帰りの便の切符も買っておこうかと思ったけど、意外に混んでいたのであきらめて、時刻表だけもらっておいた。そしてホテルへ。今回泊まるホテルはメールで予約をしていたのだけど、駅から徒歩1分ほどのめっちゃ良いロケーション。行ってみたらすぐに見つかった。

 中に入って、メールで予約したと告げるとすぐにわかってくれた。さらに、カフェにいるときにチェックした「地球の歩き方」に、このホテルが8%のディスカウント対象ということがわかっていたので、それも告げると、OKになる。やった、ラッキー。キーをもらって2Fへ。部屋はパリの部屋よりは広い。ベッドが離れていたので良かった(笑)。

二つの塔を持つ大聖堂

二つの塔を持つ大聖堂
 荷物を詰め替え、スーツをハンガーに掛けておき、いざシャルトル見学出発。しかしこのときは三脚は持っていくのはやめておいた。とりあえず軽く見て回るつもりだったから。ホテルを出てまっすぐ大聖堂を目指す。二つの尖閣の塔がとても目立つので、わかりやすい。大聖堂の前は、ノートルダム寺院と同様ちょっとした広場になっていた。これは大聖堂をより大きく、荘厳に見せるためのテクニックの一つ。まずは軽く中に入ってみる。どうやら見物料みたいなものは要らないらしい。

 中のステンドグラスには圧倒された。世界遺産とされるだけはある。プラハの寺院でのステンドグラスにも感動したけど、こちらはそれ以上。特に青色のステンドグラスがとっても綺麗。とにかく内部はステンドグラスから放たれる光ばかり。
ステンドグラス

ステンドグラス

 しばらくうっとりと眺めてから、一度外に出て、大聖堂の真横にあったカフェにて遅いお昼を取る。サンドイッチと地元のビール。大聖堂を見上げながらまったりお昼。いいねぇ、こういうの。

 食べ終わってから、近くのステンドグラス屋(?)へ。ここではステンドグラスを売っていたり、それをモチーフにしたオブジェを売っていた。ここでオーダーすると結構良い値段。シャルトルでは一種の伝統工芸のようになっているのだろうか?

ローラーブレード大会の受付

ローラーブレード大会の受付
 その後、大聖堂をぐるり一周。ここはちょっと高台になっているらしく、裏手からは下の方を眺めるような感じになる。遠くにはお城のような建物も。フランスの田舎町、という趣。カフェと反対側では、街を使ったローラーブレード大会の受付をしていた。ローラーブレード・ゼッケンの貸し出しなどをやっているみたい。

 ちょっと肌寒くなってきたので、僕はジャケットを取りにホテルに戻ることにした。八木さんはすでに持ってきていたので、ここでいったん別れて、18時に大聖堂前にて集合することにした。

 ホテルに戻って、ちょっと休憩。デジカメの電池が大聖堂の中で切れちゃったからそれの充電もしたい。ついでにメールも読んでおこう(笑)。ということで、30分ほど休んでから再出発。今度はジャケットと、三脚も持っていくことにした。

 まずは三脚持って大聖堂。ステンドグラスを写そう。これがなかなか難しい。現像するまでフィルムの場合わからないし。ということで、内部で写真撮りまくり。しかしどれだけ眺めていても飽きないな、これは。一通り撮り終えてから、お土産コーナーへ。ここでステンドグラスを模した、栞のようなモノを見つけた。お土産に喜ばれそうなので購入。それから絵はがきも。どうも入場料を取らないけど、やっぱり財政的に苦しいようで、寄付を募集していたので、寄付金代わりに、大聖堂でお土産を買った。外でも、お土産屋さんはいくらでもあるんだけどね。

 さて、外に出てから、街中をぶらぶら。とりとめもなく歩いてみる。しかし日曜なので、開いているお店が圧倒的に少ない。駐車場のようなところで、小さな展覧会発見。展覧会、というか、半分素人のような画家達が自分たちの絵などの作品を持ち寄って、展示しているだけなんだけど。とっても惹かれるタッチの絵があったので、じっくり見入ってしまった。思わず買いたくなったけど、我慢我慢。有名無名は関係ないよね、やっぱり。
展覧会

展覧会

大聖堂を見上げると…

大聖堂を見上げると…
 少し小腹が空いてきたところで、ケーキ&パン屋発見。そこでドーナツのようなモノを購入。ほどよい甘さで美味しい。いつの間にか18時近くになっていていたので、大聖堂へ引き返すと、すでに八木さん到着していた。八木さんは夕方の大聖堂内部も見たい、というので、中に入っていく。僕はその間に、明日ガタさん夫妻の結婚式の舞台である、デスクリモンへ連れて行ってくれる、りえさん夫妻へ電話。りえさんは理香さんのお友達で、イタリア人のだんな様マルコさんと一緒に、イタリアからドライブ。今夜は同じホテルに泊まるというので、とりあえず連絡を取ってみたのだった。

 電話をしたら、向こうからお食事のお誘い。こちらから誘おうかと思っていたのでその場でOK。八木さんには聞いてなかったんだけどね、まだ(笑)。19時20分にホテルのロビーで待ち合わせにして、電話を切る。しばらくしたら八木さん出てきた。夕食の話をすると、OKとのこと。とりあえずホテルに戻って少し休憩することにした。
大聖堂の夕暮れ

大聖堂の夕暮れ

 あれこれやっていたらあっという間に約束の時間。初めてお会いするし、どこのレストランに行くかわからないので、一応ボタンシャツに着替える。そしてロビーで待っていると…、少し居眠りしてしまった(笑)。ぱっと目が覚めたら丁度りえさん夫妻が来たところ。初めましての挨拶を交わし、早速外へ。お二人がホテルの人にレストランを2軒聞いているというので、そのどちらかへ行くことに。

 1軒目は大聖堂の手前にあるお店だったが、お休み。しょうがないので2軒目へ。こちらは商店街の近く。なんとエスカルゴの店だった。ラッキー。パリでは食べなかったからね。そこでコースを頼んだ。もちろんエスカルゴがあるコース。ワインを飲みながら歓談。久し振りのエスカルゴ、美味しい!ワインも美味しいし、なかなか良いね、ココ。

 しかし、気が付けば八木さんはりえさんとずーっと日本語で会話。僕はマルコさんとずーっと英語で会話…。八木さんももっとこっちの会話に絡んで良いのに(笑)。なぜか車とバイクの話で盛り上がっていたマルコさんと僕…。男性がメカが好きなのは万国共通か。

 気が付けば22時過ぎ。結構長いこといたんだぁ。そんな感じは全然しなかったけど。お店を出てホテルへ。明日は9時半までにお城に行かなければならないので、余裕を見て8時45分にロビー集合にした。そしてホテルにておやすみなさい。

 部屋に戻って、しばらくメール書いたりしていたら八木さんはそのままお休み。僕も0時頃就寝。


翌日へ…